布マスクと紙マスクはどっちがいい?特徴と効果を徹底分析♡

コクハク編集部
更新日:2021-02-06 06:00
投稿日:2021-02-06 06:00
 新型コロナウィルスの影響により、マスクの着用が新たな生活様式になりました。一時は品薄状態になったものの、現在ではデザインや機能性もさまざま。「何を選んでよいのかわからない……」と思っている人も多いでしょう。今回の記事では、布マスクと紙マスクのそれぞれの特徴と効果を徹底分析! マスク選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

布マスクの特徴と効果

 少し前までは、「布マスク=白いガーゼマスク」というイメージが強かったですよね。しかし、最近ではスポーツブランドやアパレルメーカー、手作りマスクなど、布マスクの種類はとても豊富になりました。まずはじめに、布マスクの特徴と効果を見ていきましょう。

1. 何度も繰り返し使える

 布マスクの最大の魅力は、しっかり洗浄すれば何度も繰り返し使えるところ。数日分のマスクの替えがあれば、新たに購入する必要がないのでコスパも最高ですね。

 ただし、こまめな消毒や洗浄を怠ってしまうと、ウィルス感染のリスクが高くなってしまう可能性もあるので、衛生面の管理をしっかりすることが大切です。

2. デザインを選ぶことができる

 布マスクはガーゼマスク以外に、デニム素材や綿素材、スポーツマスクやウレタンマスクなど、多くの種類があります。最近では、布マスクの販売に力を入れているメーカーも増えたので、マスクを選ぶ幅がぐんと広がりましたよね。

 布マスクはさまざまな素材やデザインを選べるので、自分のファッションに合わせたマスクでオシャレを楽しむことも可能です。

3. 紙マスクに比べてフィルター効果が低い

 布マスクは、マスクに使用している素材よりも小さい微粒子などを通してしまうため、紙マスクに比べるとフィルター効果が低いと言われています。

 とはいえ、鼻や頬、あごに隙間ができないように正しく着用すれば、飛沫や飛散を予防する効果に期待できます。もちろん、感染予防にも役立つでしょう。

4. 通気性が良く汗を吸収してくれる

 紙マスクよりも通気性に優れているタイプが多いので、「息苦しさ」を感じにくいのも布マスクの魅力のひとつ。中でも、ウレタンマスクは通気性が良く、スポーツ時や暑い夏などにおすすめです。

 また、布マスクは吸収性も優秀。すばやく、汗を吸収してくれます。夏のマスクは付けているだけでも辛いので、ベタベタ感がないのは嬉しいですね。

紙マスクの特徴と効果

 紙マスクは、以前から風邪をひいた時や花粉症予防、すっぴんを隠したい時などに多く利用されていました。コロナ禍の現在、入手しやすい紙マスクは多くの人の生活必需品になっていますよね。続いては、紙マスクの特徴と効果をご紹介します。

1. 使い捨てなので衛生面も安心

 子供の頃は、マスクと言えば「ガーゼマスク」が主流だった人が多いでしょう。ガーゼマスクは、通気性が良く繰り返し使えるものの、衛生面に不安を感じている人も多かったはず。

 その点、紙マスクは使い捨てなので衛生面も安心です。近年では、花粉症予防やインフルエンザ予防など、家庭用でも紙マスクが主流になりました。コロナ禍で、一時は価格もかなり高騰していましたが、現在は価格も安定しているので購入しやすくなっています。

2. デザインは布マスクに比べて少なめ

 紙マスクは医療用マスクとして使われていたので、基本的に色は白や水色が多め。最近は、黒やピンクなどデザイン性の高いものもありますが、1枚あたりの価格はやや高めです。

 繰り返し使える布マスクと違い、使い捨ての紙マスクはできるだけ価格を抑えたいもの。デザイン性を取るか、衛生面を取るかで悩む人も多いようです。

3. 通気性が悪く汗を吸収できない

 紙マスクの多くは、フィルターがあり、3層構造が基本である「不織布」という織らない布からできています。花粉症やインフルエンザの予防に効果的ですが、通気性が悪く息苦しさを感じるのが難点。

 また、紙マスクは吸収性がないので、夏場やスポーツ時などたくさん汗をかく時は、息苦しさに加えて汗のベタベタ感が気になる人も多いでしょう。

4. 布マスクに比べてフィルター効果が高い

 多くの人がマスク選びで一番気になる部分は、ウィルスからの予防効果ではないでしょうか? その点でいうと、上記でご紹介した通り、不織布でできている紙マスクはフィルターがあるので布マスクに比べて予防効果が高いと言われています。

 ただし、紙マスクを着用しているからといって油断は禁物です。ウィルスの感染を予防するためには、マスクの着用だけでなく、手洗いやうがい、手指消毒を徹底しましょう。

自分に合ったマスクを選んでしっかり感染予防しよう!

 マスク選びで重要なことは、自分の生活様式に合ったマスクを選んで、マスクでストレスを感じないこと。マスクは生活の必需品として、自分の体の一部のような存在になっていくことでしょう。

 人が密集する通勤時や会社では「紙マスク」、スポーツ時や休日は「布マスク」など、TPOに合わせてマスクを使い分けてみるのもおすすめですよ♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


グループLINEで悪口が始まったときどうしてる? 対処におすすめな万能ワード3選
 グループLINEで悪口が始まったとき、あなたはどう対処していますか? 悪口は、人を傷つけるだけでなく、自分にとっても非...
突然の御開帳! ありがたーい縞三毛猫君の激レア“たまたま”に歓喜
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
呼び声が届く距離感
 どこを見ているの?  私は、こっちだよ。
「病院まで車で送ろうか?」ご近所さんの親切が沁みる…。疲れた心に響く助け合いLINE3選
 人と人が助け合う場面を見ると、心がじんわりと温かくなりますよね。情報に溢れ、毎日バタバタと過ぎていく現代では、人間関係...
「妍を競う」は女同士のマウントとは限らない
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「既読スルーは悲しい」と送ったら、LINEの返信を溜めてしまう人の意外な返事が…
 LINEを送っても未読のまま返信がないと「嫌われたのではないか?」と不安になりますが、LINEの返信を溜めてしまう人は...
マッサージありがとにゃん♡ 愛嬌たっぷりハチワレ君が“たまたま”をチラ見せ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
オラ東京さ行くだ! 住んでいる人しかわからない…田舎の嫌なところあるある6選
「都会暮らしはせわしなくて疲れた! 田舎に住みたい!」このように感じている都会住みの方々、多いのではないでしょうか。でも...
「SDGsな散歩」の楽しみ方。クリスマスリースや季節のスワッグ作りに役立つ“お宝”街路樹3種
 日中は暑くてエアコン、夜は軽く暖房をつける不思議な秋ですが、お散歩がグッと楽な気候になりました。今回は「お宝の横を素通...
「私は一応慶応卒」学歴マウント炸裂!ママ友から届いた地獄LINE6選
 子育て中の女性が避けて通れないのが「ママ友との付き合い」ですよね。中にはドン引きするようなマウント女や、辛辣な物言いを...
10年分のカネの流れが怪しい。会員数が集まり⼤喜びしたのもつかの間…
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
円満退職に必要な最低限のマナー6選、「立つ鳥跡を濁さず」は社会人として当たり前!
 終身雇用の時代は終わり、今では6割の社会人が転職経験ありだというデータも出ています。読者の皆さまのなかにも、「転職しよ...
更年期、それはある日突然に…45歳女の体が『倦怠感で満タン』になった
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まった老...
生理前を穏やかに過ごすご機嫌アロマ術【調香師が解説】タイプ別おすすめの香り・精油・香水は?
 女性の体は生理が近づくとホルモンのバランスが崩れ、精神的なイライラや落ち込みに加え、むくみや便秘、疲れやすさなど、PM...
兄弟姉妹なのになぜ不仲? 怒る前に知っておきたい原因5つと対応策3つ
 子育てをしていると、兄弟姉妹の不仲に悩む人が多いですよね。一体何が原因なのでしょうか? また、自身が親になっても兄弟姉...
思わず二度見!『バブ』新商品・MEGA級のボコボコ泡の実力は? 自宅の風呂がジャグジーになるのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの? 」「買ってみたいけれど、...