山下智久“声だけ”出演が最高視聴率!新垣結衣と待望作復活は

こじらぶ ライター
更新日:2021-07-03 07:38
投稿日:2021-07-03 06:00

「ドラゴン桜」にまさかの“声だけ”出演!

 4月期ドラマでトップを走り続けた日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)が、先月27日放送の最終回で平均世帯視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と今年の全ドラマ1位を記録し有終の美を飾った。

 瞬間最高視聴率22.7%は放送時間内に3回記録。そのうちのひとつは前作「ドラゴン桜」(05年放送)の生徒役だった山下智久(36)が“声だけ”ではあるが、凱旋出演を果たしたシーンだった。これにはネット上の山下ファンも「さすが山Pもってる男!」「声だけで瞬間最高視聴率かっさらうとか凄すぎる!」と歓喜した。

山下の出演は“不可能”の見立ても

 山下は前作「ドラゴン桜」で東大クラス生徒役6人のうちのメインを務めていた。今作、生徒役から成長し東大卒の弁護士役で続投した長澤まさみ(34)や、初回でゲスト出演した紗栄子(34)のように、“生徒組”の山下や新垣結衣(33)らの登場が期待され続けたが、最終回当日に2人のサプライズ出演確定がネット記事でスッパ抜かれるまで、山下の出演は不可能なのではないかとの見方が多かった。

 前作放送時にはジャニーズ事務所のNEWS所属だったが、現在は脱退・退所しており、また今作にはジャニーズ期待の星、King & Princeの高橋海人(22、※高ははしごだか)が主要生徒役で奮闘していたことから、共演NGで出演出来ないのではないかと推測されていたのだ。

 山下は20年10月に同事務所を退所後、ハリウッド映画「The Man From Toronto」の撮影に参加したり、495万人のフォロワーを抱える自身の公式Instagramの投稿がたびたび大反響を呼んできたが、日本のドラマへの出演は途絶えていた。

「ドラゴン桜」声だけ出演が意味するもの

 今作「ドラゴン桜」の最終回では、長澤、紗栄子、小池徹平(35)、中尾明慶(33)、そして大トリに新垣も出演し、前作生徒役では山下だけが“声だけ”で姿を現さない形となった。それでもファンからは、「退所からこんなすぐに声だけでもドラマに出られて良かった」「ガッキーとのツーショット見たかった。まずは声で地上波復帰したから、次はコード・ブルーだ!」と期待が寄せられている。

 山下と新垣は前作「ドラゴン桜」の他に、山下主演の人気医療ドラマシリーズ「コード・ブルー」(フジテレビ系)でも長年に渡り共演してきた。同作劇場版は興行収入93億円を超えており、こちらでも山下がとんでもない数字に貢献していることが分かる。

 だが、山下がジャニーズを退所し日本のテレビ界から干された状態なら続編は不可能と諦めるファンも多かった。今回の「ドラゴン桜」への“声だけ”出演は、大きな一歩として意味があると受け止められているようだ。

後輩・キンプリ高橋への配慮?

 一部報道では山下の“声だけ”出演はジャニーズ事務所の圧力があったためではなく、後輩の高橋を想って山下側から提案されたものとも言われている。真意のほどは不明だが、ともかく瞬間最高視聴率というこの上ない結果を出したことに変わりはない。

 紗栄子が自身の公式Instagramに前作と今作生徒らの集合写真を投稿した際、その場にはいない山下の公式Instagramアカウントもタグ付けしたり、山下からも長澤の公式Instagramに投稿された紗栄子ら“同級生”との記念写真に「いいね!」を押すなど、所属事務所や出演の仕方に関係なく同じ時代を築いてきた仲間との絆は固いようだ。

「コード・ブルー」共演者らと絡む姿に…

 山下は、前述のハリウッド作品出演やインフルエンサーとしての活動の他に、高級ブランド「ブルガリ」や「ディオール ビューティー」のアンバサダーに就任するなど世界的水準で見ても華々しい活躍をしている。

 また先月30日には山下公式Instagramストーリーズに「コード・ブルー」で共演して以来、親交のある浅利陽介(33)と筋力トレーニングを行う動画が投稿された。「ドラゴン桜」での間接的な新垣との共演、そして浅利とのプライベートでの交流から、ファンの期待は山下の日本のドラマ復帰、そして「コード・ブルー」続編へとますます加速する一方だ。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む
【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】 「やはり持つべきものは良き友だ」  テレビ界から“追放”された国分太一(51)...
2025-12-14 17:03 エンタメ
芦田愛菜"好感度トップレベル”でも女優で空振り続きのナゾ…映画「果てしなきスカーレット」が危険水域
 芦田愛菜(21)が主人公・スカーレットの声を務めた11月21日公開の映画「果てしなきスカーレット」が、事前予想を大きく...
2025-12-14 17:03 エンタメ
草彅剛がもったいない!「終幕のロンド」鬱展開に感動の押し売り…それでも1つだけ“再確認できた”こと
 多くの作品が最終回に向けクライマックスを迎える2025年の秋ドラマ。その中でも、屈指の演技派・草彅剛さん(51)主演作...
こじらぶ 2025-12-14 11:45 エンタメ
【芸能クイズ】2025年「今年の漢字」は熊! クマは訓読み、では“音読み”では何と読む?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
手越祐也は小6で12時間の猛勉強の末に明大中野中学に合格 =大学は早大人間科学部eスクール
【続続・あの有名人の意外な学歴】#3  手越祐也   ◇  ◇  ◇ 「ヤンチャなイメージが先行している手越祐也(...
2025-12-13 17:03 エンタメ
国分太一の活動再開とTOKIO復活のための起死回生の一発
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】  元TOKIOの国分太一(51)のコンプライアンス違反による日本テレビの番組降板...
2025-12-13 17:03 エンタメ
羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評
 オリコンニュースによる「好きな男性アナウンサーランキング2025」が12月12日発表され、1位になったTBSの南波雅俊...
2025-12-13 17:03 エンタメ
横浜流星は自作の小説でプロデューサー業を宣言…佐藤健や岡田准一は? 俳優が続々と進出する“裏方業”の成否
 俳優の横浜流星(29)が12月11日に都内で行われた「2025 小学館DIMEトレンド大賞」に出席し、「20代も今年最...
2025-12-13 17:03 エンタメ
渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る
 2025年も残すところあとわずか。そんな中、騒動から5年以上たっても“許してもらえない芸人”がいる。アンジャッシュの渡...
2025-12-13 17:03 エンタメ
「ばけばけ」吉沢亮、“国宝”俳優の本領発揮。錦織の“一瞬で見せる表情”が素晴らしかった
 リヨ(北香那)の恋が終わった。翌朝、出勤するトキ(髙石あかり)の前にリヨが今までの応援のお礼に現れる。お礼のついでに発...
桧山珠美 2025-12-13 11:09 エンタメ
永野芽郁と広瀬すずが広域通信制の知名度を押し上げた
【続続・あの有名人の意外な学歴】#2  永野芽郁&広瀬すず   ◇  ◇  ◇  文部科学省の調査によると現在、通...
2025-12-12 17:03 エンタメ
趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環
 その言動を《大丈夫かな?》と不安視する人が多いようだ。元BE:FIRSTの三山凌輝(26)の話。妻は女優の趣里(35=...
2025-12-12 17:03 エンタメ
2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも
 2025年、日本中を沸かせたNHK朝ドラ「あんぱん」。ドラマを牽引した2人の若き女優に、相次いで暗雲が立ち込めている。...
2025-12-12 17:03 エンタメ
「ばけばけ」“ただの通りすがり”に落胆したのは錦織(吉沢亮)の方? 複雑な胸の内は
 ヘブン(トミー・バストウ)が自分の過去をリヨ(北香那)や錦織(吉沢亮)に語っていた頃、トキ(髙石あかり)は胸のモヤモヤ...
桧山珠美 2025-12-11 17:12 エンタメ
国分太一“コンプライアンス違反疑惑”で日テレが情報開示を拒むワケ…背景にある「ジャニオタ暴走」の恐怖
 日本テレビの対応に疑問を持つ人は、“ジャニオタの暴走”を忘れているのではないか。11月26日の記者会見で、元TOKIO...
2025-12-11 17:03 エンタメ
女優業邁進の田中みな実がバラエティー全降板のワケ…今も独身の理由とウワサの亀梨和也との関連
 元TBSアナウンサーのタレント田中みな実(39)が自らのキャリアについて語り、耳目を集めている。  田中は2014年...
2025-12-11 17:03 エンタメ