若い女性に好かれたいオジサンほど使う絵文字
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきです。読者のみなさま、こんにちは。
今回は、不倫願望があるオジサンや、若い女性に好かれたいオジサンほど好んで使っている絵文字について、考察をしていきたいと思います。
LINEの何げない絵文字には、実はオジサンたちの強烈な心理が潜んでいることもあるのです。
ケース1:ハートが連なっている絵文字
「今日は楽しみにしてます(ハートが連なっている絵文字)」「昨日はありがとう(同)」など、ハートが連なってるピンク色の絵文字を使っているオジサンのLINE、正直言ってキモいですよね。
この絵文字に託された心理としては「若い子から、若いオヤジだと思われたい」という憎めない願望に加えて「できることなら、君とシたい」「実はキミがタイプです」などの想像以上にキモい心理が隠されているパターンも多いです。
通常の赤いハートを使わずに、わざわざ「ピンク色」を選んでいるあたりにも、ハレンチな心理が見え隠れします。
ケース2:赤色で主張しまくりなビックリマーク
「今日はヨロシクね(赤いビックリマーク)」「楽しみにしてますネ(同)」など、テキストの「!」で済む内容なのに、わざわざ赤いビックリマークに変換して送られてくるオジサンからのLINE、こちらも正直ちょっとウザいですよね。
この絵文字を使ってくるオジサンは、色のイメージのとおり、絵文字に並々ならぬ気合いを託しているケースも多く、黒色のテキストである「!」ではなく、あえての“赤”を選んでいるあたりに、勝負をかけている心理が見え隠れします。
赤色は、勝負パンツや勝負ネクタイなどで好むオジサンも少なくなく、そんな心理がうっかり、絵文字にも反映されてしまうのでしょう。
何を勝負するのかはオジサンによって個人差がありますが、エロい願望を秘めているオジサンも多用する絵文字だけに、警戒しておくに越したことはないかもしれません。
ケース3:両手を頭の上で組む「OK」の絵文字
「了解です(頭の上に手を回し○を描く絵文字)」「大丈夫ですヨ(同)」など、オジサンが“OK”の絵文字を入れてくるLINE、これも相当キモい場合が多いですよね。
この絵文字には、男性バージョンと女性バージョンがあり、オジサンなのになぜか女性バージョンの絵文字をくっつけてくるパターンでは、キモさが増長されがちです。
絵文字を入れずとも意味が通じる会話にもかかわらず、わざわざこの絵を選んで差し込んでくる背景には「優しい男だと思われたい……」という小心者なオジサンも目立ちます。
今回ご紹介する中では、最も女性にとって害のないタイプとも言えますが、日ごろから女性バージョンのこの絵文字を多用するオジサンには、やや執念深い人も散見されます。
男なのにわざわざ女性バージョンを選ぶあたりに、無類の女好きな本性が、チラ見えしてしまっているのかもしれません。
まとめ
オジサンからのLINEに意外な絵文字が入っていると、ちょっと困惑してしまうこともあります。
そういえば先日、40代半ばの自称オジサンとお寿司を食べたときに「俺は、若い子とのLINEでは、オジサンだと思われないように、その子のテンションに合わせた文体を心がけている」という話を聞きました。
相手によって文体を七変化できるスキルがある“真にモテるオジサン”と比べると、相手が誰であれ、定番絵文字を多用しているオジサンは、そういう意味では、ただキモいだけで、憎めない存在でもあるのかもしれません。
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