猫のお腹は時間泥棒
猫のお腹が好きです。なんなんですかね、あの“ふよふよ感”。触っていると10分くらいはあっという間に経ってます。とんだ時間泥棒やで!
手触りだけでなく見た目も素晴らしい! 歩くとお腹が左右に振れる姿がたまりません。高いところから飛び降りた時に、ぶるんと震えるところも◎。かわいいが大渋滞だよ。
「おデブちゃんでちゅねえ。かわいいお腹ちゃんでちゅねえ」
猫なで声とはまさにこのこと! 裏声&赤ちゃん言葉で毎日愛でていますよ。はいはい、変態変態。
猫はいいなあ、おデブでお腹が揺れてもかわいいって言ってもらえるんだもんなあ。人間だったらこうはいかないよなと、ぽっこり下腹を恨めしく思う日々です。
衝撃の事実! 「ルーズスキン」という存在
猫のゆる~っとしたお腹、実は「ルーズスキン」という名前がついているんです。その名の通り、皮なんですって。脂肪じゃないんです。もんさま&こっちゃんに加え、先代も含めると30年以上猫と暮らしているのですが、初めて知りました。
この「ルーズスキン」、トラやライオンなどにも見られるのだとか。猛獣のくせになんだかかわいいぞ。
なんでも、外敵から急所であるお腹を守るためにあるんですって。なるほど。たるんだ皮がバリアになって内臓を守っているんですね。そのほかにも、足の可動域を広げたり、食いだめしやすくするなどの働きもあるそうです。
大人になった証?
子猫のうちはほとんど見られず、1歳以上になると現れるケースが多いのだそう。
確かにうちの猫ズもおチビさんの時のお腹は、比較的すっきりしていたかな?
我が家の猫たちの対応は…
ちなみにもんさまは、お腹を触られるのが苦手。
しばらくはされるがままに、おとなしくしているのですが、限界に達すると無言でその場を去ります。そして、物陰でこっそり八つ当たりをしています。
餌食になるのは、たいてい筆者のランニングリュックです。やーめーてー。
一方、こっちゃんはすぐにお腹を見せてくれます。野性どこ行った。
お腹をなでると、盛大に喉を鳴らして喜んでくれるんですよ。かわいいやつめ。こっちゃんのお腹を揉みしだきながら、寝落ちしてしまう時もあります。気持ちいいんだもん。安眠効果ばっちり!
おわりに
筆者にとっては、癒しそのもののルーズスキンも、彼らにとっては命を守る大事な存在なんですね。おデブなんて言ってごめんね。誤解してたよ。
はっ! もしかしたら、筆者のこのお腹も脂肪ではないのかも? 生命維持に必要な物なのかも? って、すみません。現実逃避しました。どう見ても脂肪ですわ。ざんねーん。
ああ、やっぱり猫はいいなあ。羨ましいなあ。
(編集K)
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