「生理中のお風呂問題」膣内まで洗う派? 4つの疑問を解説

コクハク編集部
更新日:2023-02-20 06:00
投稿日:2023-02-20 06:00

生理中のお風呂問題…みんなが心地よく入れる5つのポイント

 続いては、生理中にお風呂に入る時、自分も周りもみんなが心地よく入るための5つのポイントをチェックしていきましょう!

1. 清潔なお湯で「雑菌対策」をする

 生理中にお風呂に入る場合、自宅のお風呂でも清潔で新しいお湯に浸かりましょう。何度も使いまわした汚れたお湯は、雑菌が繁殖している可能性があります。

2. ぬるめのお湯&水分補給で「貧血対策」をする

 生理中は血液が体内から排出されているため、貧血になりやすい人が多いですよね。貧血を防ぐには、ぬるめのお湯にゆったり浸かるようにするといいでしょう。また、脱水症状になってしまわないように、水を飲んでから入浴したり、浴室に水分を持っていくようにしてくださいね。

3. タンポンや月経カップを使う

 浴室や浴槽のお湯を汚したくない人は、タンポンや月経カップを活用するのがおすすめです。どちらも、入浴前に手を洗い、清潔なものを膣内に入れてから入浴すると安心ですね。自宅の浴槽や脱衣所を汚す心配も回避できます。

4. 温泉旅行などはピルで生理をずらす

 生理中は、雑菌や周囲への配慮から、できるだけ温泉には浸からないほうがいいでしょう。ただし、部屋風呂がない、宿泊日数が長い温泉旅行などの場合には、事前にピルなどを飲んで生理をずらす方法もあるので、検討してみてくださいね。

5. 脱衣所の汚れ対策には「生理用パンツ」を活用

 生理中の入浴で、着替える時にマットなどに血液が漏れてしまうと後処理が大変ですよね。こういった場合には、生理用パンツを活用するのも一つの方法です。

 浴室内でさっと水気を拭いてから生理用パンツを履いてしまえば、血液が落ちてしまう心配もありません。

生理中のお風呂問題は「生理アイテム」を使って賢く解決!

 重たい気分になりがちな生理中は、ゆっくり温かいお湯に浸かりたい時だってあります。そんな時はぜひこの記事を参考にして、生理アイテムを使ったり、周囲に配慮したりしながら、賢くお風呂問題を解決してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


不安体質は性格のせいじゃない、変えられない自分を責めないで。穏やかな生活を送るコツ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
なぜ『鬼滅の刃』は心に響く?ボロボロだった女が“ある台詞”で救われた話「雷に打たれたような衝撃でした」
 最終決戦が描かれる映画三部作の第一章が公開され、アニメの歴史を塗り替える伝説を打ち出し続けている『鬼滅の刃』(フジテレ...
SNSだらだら、安物を爆買い…全部やってる! やめらない“ムダ習慣”7つがじわじわ刺さる
「やめたいのに、なぜか続けてしまう」そんな“惰性の習慣”に心当たりはありませんか? 毎日の行動の中には、「なんとなく」「...
生きる伝説、“スター★にゃんたま”の貫禄あふれるポージングを見よ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「自慰行為」の語源になった人物の悲劇。“悪いこと”と罰された本当の理由
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
「イラつく顔ね」にグサッ…義母が放った“ひどい言葉” 5選。離婚すればってそりゃないよ~
 嫁姑の関係が悪化する原因の1つに、姑の悪意ある発言があるのかもしれません。こんなことを言われたら、姑への憎悪が膨らむの...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「ハルちゃん 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
「うちはもっとヤバいよ!」え、不幸話で勝負してる? 聞いてて疲れる“愚痴LINE”3選
 人に不幸話をするときは、いくつか気をつけるべきポイントがありそう。なぜなら「それって不幸自慢?」とウザく感じる人が少な...
「着飾るのは何もないから」偽セレブがマウントを取る理由。“本物の令嬢”の前で見つけた本当の自分
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉に2年前に引っ越して来た。セレブ気取りの綾乃は同じマンション住人でさえない ...
「あの人が…なんで?」地味ママの“富豪人脈”に呆然。勝ち組を演じていた女の勘違い
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉へ2年前に引っ越して来た。以前の土地では、富裕層中心のママ関係に居づらさをお...
「世帯年収1500万じゃ恥ずかしい」御茶ノ水からの“都落ち”…武蔵小杉のタワマンを選んだ女のプライド
 リビングの大きなガラス窓の向こうには、大樹のようなマンションがいくつもそびえている。  その景色はまるで都会の森...
ママ友の悪口を誤爆!「このLINE、共有しますね☆」やっちまった…恐怖の誤爆エピソード3選
 子どもを介した友達“ママ友”。それぞれ性格が違うので、合う合わないがあるのは当然です。でも裏で悪口や愚痴を言っていると...
昭和や平成にいた“カタカナ職業”とは何だった?バブルを生きた男が思う「総クリエイター時代」の清々しさ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
長渕剛に20代女性との熱愛報道。60代や70代を好む「桶専女子」の生態とは?“枯れ専”との微妙な違いも
 芸能界ではシニアの恋愛・結婚が話題になっている。8月27日配信の文春オンラインはシンガーソングライターの長渕剛(68)...
100均の“お掃除グッズ”でチャレンジ!夏の水回りは「凄腕くん」でピカピカになるか?
 夏は“大掃除向き”の季節だと思っています。冬のように水が冷たすぎないので、特に水回りの掃除は今がチャンス。  気...
大阪万博だけじゃない!行列で起きた“地獄と奇跡”8連発。推しの神対応、彼氏との悲劇…
 2025年4月にスタートした大阪万博も、残すところあと僅か。今回の万博は、何かと大行列ができることで話題になっていまし...