「新井モーニング」からのストリップ劇場へ 2023.2.28(火)

コクハク編集部
更新日:2023-04-23 23:03
投稿日:2023-02-28 06:00
 書店員でエッセイストで踊り子。コクハクで連載中の新井見枝香さんが出演するストリップを観に行ってきました。ストリップ初心者の筆者。ドキドキしながら足を踏み入れたカーテンの向こう側に広がっていた世界は……。

ストリップ初心者が集まって朝ごはん

 先日、noteを読んでいたらなんとも魅力的なお誘いを発見しました。新井さんがストリップ初心者を集めて「新井モーニング」と題し、喫茶店で朝ごはんを食べながら、ストリップに関する疑問や質問に答えてくれるというんです。

 これは参加しない理由はない! 子どもを夫に預ける算段を付け、さっそく参加の申し込みしました。

 当日、上野駅からすぐの喫茶店を訪れると、すでに朝ごはんを済ませていた新井さん。書店員時代から新井さんのファンという女性や物書きのお仲間もいらしていました。

 ところで私、実はストリップショーは初めてではありません。ロンドンのソーホーにあるレズビアンバーで1回、新宿歌舞伎町の「新宿ニューアート」で1回、いままでの人生で2回、友人と訪れたことがあります。

 とはいえ、それも15年近く前の話。セカンドバージン(?)ということで、改めてストリップの楽しみ方や会場内のマナーについて、気になる疑問をぶつけてみました。

女性が観てもいいですか?

ーどんな格好で行けばいい?

 普通にいつも通りで。女性客は気合い入れた服装で来てくれる人もいるけど、カジュアルな恰好でも大丈夫。会場が寒かったり暑かったりするので、脱ぎ着しやすい服装の方がいいかも。

ー気を付けるべきマナーやルールは?

 会場に入ったらスマホは出さない。いじるのもダメなので、必要な際はスマホを持って会場の外に出ること。また踊り子さんに触れない、舞台に上がらない(触らない)は基本中のキホン。

ー女性が観に行ってもいいのかな?

 女性客が嫌がられる時代もあったが、今では、同性のお客さんを「うれしい」と感じる踊り子さんも多い。

ー持っていくと役立つもの。

 会場によっては椅子が硬い、冷たいこともあるため、小さめの座布団を持っていくと便利。席とりにも使えるとか(←何度も通っている女性が教えてくれました)。

 あと、ショーとショーの合間に踊り子さんとポラ撮影をしたりするちょっとした待ち時間があるんですが、人気の踊り子さんだとお客さんの列ができて、15分以上かかることも。

 前述の通りスマホをいじるのはご法度なので、文庫本などを持っていくと手持無沙汰にならずに済みそう。この日は、発売されたばかりの新井さんの新刊「きれいな言葉より素直な叫び」を読んでいる人も数人見かけました。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


「この初老の女が私?」映像に映った“残酷な姿”に凍り付く。もう若くない…悟った女が辿りついた答え
 中堅出版社に勤める綾女は、管理職につくことを打診されて落ち込む。失意のうち向かった先は渋谷にある元恋人・崇が経営するバ...
「私、まだ終わってない」出世は現場からのリストラだ…50前、あがく女が縋った“男との復縁”という選択
 中堅出版社に勤める綾女。昇進の辞令があったものの、現場から離れる立場になったことに落ち込む。向かった先は渋谷にある元恋...
「年齢なんてただの数字!」45歳、気持ちはアラサー。変わり続ける渋谷で“迷走する女”が見た現実
 ひさしぶりに 来た渋谷は 少しだけ昔と 違ってみえる…。  なんて、思わず替え歌を口ずさんでしまうくらい、この街...
65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜職の女が店外で“カスハラ”する謎。「お客様は神様」に物申したい!
 接客業をやっていると、嫌でも態度の悪いお客に当たるもの。  これ自体は仕方がないので、諦めているのですが、中には...
今すぐ帰りたい~!義実家へ帰省時の“珍”失敗談4つ。夫との“ラブ時間”を見られて赤面…
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
社内忘年会って実は悪くない!?  狙いはイケメン、夕飯タダ…女たちの“ナナメ上”な楽しみ方4つ
 年末の恒例行事「忘年会」。仕事納め前のリフレッシュや、同僚との親睦を深める場…という建前はあるものの、実際のところはみ...
“にゃんたま”ホストクラブへようこそ!魅惑のハチワレグレイに堕ちちゃいそう♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男の子って可愛いの!」義母vs実母の“孫マウント合戦”の果て…35歳女性が見た滑稽な対抗心
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おばさんは美容医療より「医療」に夢中。肩こり、首こり、腰痛…不具合だらけの私が辿り着いた救済策
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
え、余ったお菓子を持ち帰り? 非常識すぎる「手土産」エピ6選。アレルギー食材は絶対アカンでしょ!
 友達とのパーティ、取引先への訪問時など意外と多い「手土産」が必要なシチュエーション。  そんなときあなたは、どん...
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、6人の攻防エピソード。反撃のチャンス到来!?
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、私のとった行動6つ。反撃のチャンス到来!?
30秒でピカピカ!? 噂の「洗面ボウルクリーナー」を試したら、あまりの結果に無言になった【ガチレビュー】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
“にゃんたま”王者決定戦! プロレスの決め手はポロリ? 会場のボルテージも最高潮♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
御社は大丈夫? “忘年会”でやめてほしい5つの行動。上司の「話しかけろ」圧がめんどくさ!
 楽しく飲んで、笑って締めたい忘年会。でも、ちょっとした一言や行動で場が白けたり、翌日までモヤモヤが残ったりすることも…...
【漢字探し】「租(ソ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...