察知できないから危険でヤバい!「ステルス地雷系の競わせ屋」の罠こわっ

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-09-15 06:00
投稿日:2023-09-15 06:00
 みなさんの周りには、どんなヤバい人がいますか? あ、いると決めつけてすみません……。でも正直、「この人、ヤバいな」とすぐにわかる人はむしろありがたいです。
 今回はあまり察知されにくい、でも超危険な人について紹介させてください。私は気付くまで数年かかってしまいました……。

バトル勃発を仕掛ける“競わせ屋”の存在

 

 

 

 

その揉め事、裏に誰かいませんか?

 ヤバい人にもいろんな種類がいますよね。とにかく自慢したくてたまらないマウント好き、毒舌を免罪符にして人を傷つけまくる暴言吐き、自分の話を延々として相手をサンドバッグ扱いする人などなど……。

 でもこういった人たちはある意味、わかりやすいステレオタイプ。なのでむしろありがたいかもしれません。

 本当にヤバいのは、表には出にくいステルス地雷タイプ。それにもいろいろいると思いますが、私が一番危険だと思うのは、故意に他人同士を競わせようとする人です。

 もちろん仕事上で必要な競争はありますよね。

 夜の世界はその典型で、売上がそのままホステスやホストの価値になり、かつエンタメ性も持たせられるので競争は必須。だけど、それ以外の場面で“必要な競争”って、ほとんどゼロじゃないでしょうか?

黒幕がいないか、視野を広げて

 それなのにいるんですよね、AさんとBさんの間でバトルが勃発するように仕向けてくる人。これって、誰がどんな得をするんでしょう。

 思いつくのは、その“競わせ屋”の人が見て楽しむとか、二人の間を「まあまあ(笑)」ってやる寸劇をやりたいとか、「俺はどっちも好きだよ」みたいに自分を取り合ってほしいとか?

 なんにせよ迷惑な話だし、競わせ屋のコマなんて損しかない役回りです。

 いつのまにかコマになっていた! なんて失態がないよう、周りの人間関係を注意深く観察してみてください。

 私も見落とさないよう気を付けます……。

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。明るくて信頼度も高い。サボり魔&酒乱なのが玉にきず。

ママ:どろんぱのママ。若い時から自分の身ひとつで夜の世界を渡り歩いてきた猛者。競争には全然興味がない。ママいわく、疲れるし、どうせ勝っちゃうから。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


30代はご褒美ボディケア、中年女は塗り薬まみれ。色気から進化した風呂上りの「おばケア」事情
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
定時で帰っていいよ→役立たずってことですか!? 職場で出会った「めんどくさい女」図鑑。扱いに困るよ~
 あなたの周りに“めんどくさい女”はいませんか? 今回は体験談を交えながら、接し方に困る女性の7つのケースをご紹介します...
女性の“性”は「下ネタ」なのか? タブー視する社会に言いたい、語り合うことで生まれる安心感
 性の話題は「恥ずかしい」「隠すもの」とされがちですが、思い切って触れてみると、不思議と距離が縮まります。普段は口にしづ...
45歳、いつになれば楽になる? 自由に生きてるはずの私が、定食屋の秋刀魚で涙を滲ませた理由
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
月経不調はストレスで悪化する? “脳疲労”と生理痛を軽くするセルフケア【専門医監修】
「生理痛はいつものこと、仕方ない」「PMSは気のせい」--などとガマンしてそのままにしていたり、鎮痛薬でやり過ごしたりし...
“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
「お尻トントン、もっと~!」可愛すぎる“にゃんたま”の甘えに抗えない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「寝てるカナ!」「ぁりがとぅ」それ、なんとかならん? Z世代が震えた“大人のクセ強”LINE6選
 流行り言葉は目まぐるしく移り変わりますが、やっぱり受け入れられない言葉はあるもの。今回は、どうしてもモヤモヤしてしまう...
「生理痛で婦人科に行くなんて大げさ」は間違い。月経不調の陰に潜む病気のリスク【専門医監修】
「月経前や月経中の腹痛がひどい」「頭痛や気持ちがわるくなったりする」「イライラが止まらない」…そんな月経にまつわる不調を...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第103回「みんなで百物語ニャーン!」
【連載第103回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「鎌(カマ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
40代、気づいたらぼっち…まぁ、仕方がない3つの理由と“新しいつながり”の見つけ方
 40代を過ぎてから「友達が減った」と感じていませんか? 学生時代に親友と呼べるほど仲の良かった友達でも、気がつけば年賀...
メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談
 いろんな意味で話題の「メン地下(=メンズ地下アイドル)」は、激しいハマり方をする女性ファンが多いことでも有名です。 ...
義母からの過干渉が「上司より怖い…」30歳新妻を追い詰めた“凶器”のようなLINE
 私の友人ユリ(30歳・事務職)が結婚して半年。幸せいっぱいの新婚生活を想像していた彼女を待っていたのは、思わぬ“監視網...
やってもた! 買って後悔した“便利グッズと家電”無駄遣いエピソード。バナナケースってマジで何で買った?
 今日も日本中で便利グッズや便利家電が生み出されています。でも、中には便利なはずなのに使ってみると「絶対いらないわ…」と...
マイメロがちょこん♡ 100均の“ワッペン”で服がめちゃ可愛くなった! 芸能人もハマる、手芸が密かなブーム?
 もともと裁縫が好きで洋服や小物を作るのを趣味としていたのですが、引越しのタイミングでミシンを仕舞い込んでから、すっかり...