3. どんなとき受診すればいいの?
受診の目安ですが、できものが痛む場合や、大きくなっている場合は、婦人科の受診をおすすめします。
抵抗がないようならば、皮膚科でも問題ありません。一般的に、実際の診察では、医師の問診や視診の後、触診が行われます。
また、できものがイボ状の場合も受診しましょう。イボ状のできももの場合、尖圭(せんけい)コンジローマの可能性があり、この原因ウイルスは子宮頸癌の要因になる場合もあるため注意が必要です。
デリケートゾーンの診察に抵抗があるかもしれませんが、医者やスタッフなどがすべて女性のクリニックもたくさんあります。
できものはデリケートゾーンに限らず、からだ中どこにでもできる可能性があるものです。美紅さんのように恥ずかしいと感じる方も多いと思いますが、異変を察したら、悪化する前に、一度婦人科を受診してみてください。
4. デリケートゾーンを正しく清潔に! おすすめセルフケア3選
デリケートゾーンは非常に繊細な場所であるため、気づかないうちに刺激を与えてしまっているかもしれません。
デリケートゾーンを清潔に保つための、おすすめのセルフケアを3つ、ご紹介します。
4-1. デリケートゾーン専用ソープの使用
デリケートゾーンを洗う際は、専用のソープを使いましょう。
デリケートゾーンは繊細な部位であるため、からだ用のソープだと洗浄力が強すぎてトラブルの原因になる可能性があります。
洗い流す際は、ぬるま湯のシャワーがおすすめです。熱いお湯だとデリケートゾーンの乾燥の原因になります。
また、泡が残らないようにしっかり洗い流しましょう。
4-2. デリケートゾーン専用のクリームやオイルでの保湿
デリケートゾーンの皮膚は非常に薄いため、クリームやオイルでの保湿が重要です。
顔やからだと同様に、デリケートゾーンはお風呂上がりに放置しているとどんどん乾燥してしまいます。お風呂上がりには、デリケートゾーンにも忘れずに保湿ジェルやオイルを塗るようにしましょう。
保湿の際は、デリケートゾーン専用のクリームやオイルの使用もおすすめです。
4-3. 通気性のいい下着の着用
デリケートゾーンのケアには、コットンやシルクなど天然素材の下着の着用がおすすめです。
天然素材の下着は、ナイロンやポリウレタンなどの化学繊維の下着より通気性がいいため、ムレを防ぐことができます。
また、天然素材は化学繊維よりも柔らかく摩擦が少ないため、黒ずみ対策にもおすすめです。
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