そこで、付き合って長いにもかかわらず、上手に交際を続けているカップルに話を聞いてみました。彼女たちが、彼との程よい距離感をどう維持してきたのかに注目です。
倦怠期を女性が実感する時はこんな時
彼との関係がうまくいっていない時、倦怠期と自覚する女性が多いはずです。そんな女性たちが思う、彼との倦怠期の兆候を教えてもらいました。
彼氏との会話が弾まなくなった
「付き合って半年くらいで、多くのカップルが倦怠期を迎えるのだと思います。ちょうど交際したあとの新鮮さもなくなるし、彼のことをだいぶ理解できたころだからです。彼と何を話しても“つまらないなぁ”という時に、倦怠期だと自覚しますよ」(Kさん・28歳女性/看護師)
彼と会話をしている時に、ほかのことを考えがちだったり退屈してしまう時は、倦怠期のせいかもしれません。倦怠期を自覚すれば、必要以上に彼のことを問いただすことをしなくて良さそうです。
会ってもときめかない
「彼と会う時に、必要以上に着飾らなくなった時ですかね。初デートの時みたいに、ワクワクしたりドキドキすることがなくなる。彼と会う予定すら、鬱陶しく感じる時に“倦怠期だなぁ”って。彼より優先したいものとか、自分の中で譲れないものが出てくるのも、倦怠期ならではですね」(Hさん・29歳女性/事務)
彼氏ができると多くの女性はデートを楽しみにすると思います。しかし、倦怠期を迎えてしまうと、そのようなトキメキがなくなってしまう女性が多いようです。
喧嘩ばかりしている
「倦怠期といえば、お互いの嫌な空気ですよ。喧嘩ばかりし始めたら、それは倦怠期ですよね。ちょっとの小競り合いがいつの間にか大きな喧嘩になっていた時なんかも。付き合い初めのころは、お互いに“ごめんね”って言っていたのに、怒りがおさまらない時に“これは距離を置くしかないのでは?”って思えてきちゃいます」(Sさん・30歳女性/介護士)
ちょっとしたことで喧嘩するようになった時、気づけば、いつも二人の間に険悪なムードが漂う時、などは倦怠期と思ってよさそうです。
倦怠期はどう乗り切る? 女性たちが試した3つのこと
長く付き合いを続けていくには、倦怠期を乗り切る方法が必要になります。うまく関係性を悪化させずに、彼との倦怠期を乗り越えるコツをベテランカップルに聞いてみました。
思い切って距離を置く
「交際期間を入れたら、今年で旦那と10年の仲になります。これまで毎年のように、倦怠期を乗り越えてきました。少しでも“倦怠期かな”と自覚すると、女性はそれを覆すのに時間がかかりがちですよね。そういう時は、相手にも嫌悪感が伝わってしまうと思うので、思い切って距離を置きますよ。かかわってイライラするくらいなら、わざと疎遠にするのも思いやりかなって」(Wさん・35歳女性/主婦)
倦怠期でできた溝を埋めようと、距離を詰めてしまう女性がいます。「私のこと、どう思ってるの?」と詰め寄る姿勢が、彼をイライラさせるようです。倦怠期を自覚している女性こそ、態度に嫌悪感が出ている場合も少なくないからです。
彼との倦怠期を割り切ってしまうことで、自分の気持ちも楽になるそうですよ。
彼と話し合う
「素直に“最近は疲れているから、デートもしたくない”と話します。彼との関係がある意味、安定しているからこそ倦怠期になってしまったんだと思うんですよ。だから、彼に正直にその思いを伝えます。新鮮さは欠けたものの、信頼しているからこそ本音をカミングアウトすれば、彼も改善策を出してくれるはずです。何でも話し合う姿勢は、これから長く交際を続けていくにあたり、きっと大事なことですよ」(Uさん・38歳女性/SE)
軽いタッチで話し合うことで、彼も問題提起をしてくれるかもしれません。2人の問題は2人で考えるのが一番です。素直な自分の感情を、彼に伝えてみましょう。
いつもと違うデートを提案する
「女友達と会う時、女性は実にアクティブだと思うんです。インスタ映えスポットに行ったり、会話にも退屈しない。でも彼と会う時はワンパターンのデートが多いじゃないですか。女友達を誘うほどではないけど、彼なら誘いやすいスポットとかありますよね。近ごろマンネリ化していると思ったので、珍しく遠出を計画して。深海水族館に彼といったんですが、その日は話も弾んで楽しいデートになりましたよ」(Mさん・29歳女性/ウエディングプランナー)
いつもと違ったデートの提案をしてみれば、普段と違う2人がそこにはいるもの。「倦怠期を乗り越えたいから」という下心ありでも、思い切って決行してみる勇気が大事になります。彼との関係でまだ楽しい思いができるとわかれば、倦怠期を悲観せずに済みそうです。
倦怠期をうまく乗り越えよう
そのマンネリを“倦怠期”とするかどうかは、カップル次第。うまく乗り越えるカップルもいれば過剰に問題視し、トラブルが深刻化してしまうカップルもいます。倦怠期をうまく乗り越えることができるカップルこそ、長く続くカップルといえそう。
倦怠期を乗り越えるアイデアにこそ、二人の交際をさらに楽しくするヒントが眠っているかもしれませんよ。
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