神の雫×ファミリーマートの泡!
ワインラバーになったキッカケのひとつとして、多くの方からタイトルがあがる漫画といえば、「神の雫」。
ワインを題材とした作品で専門用語が並んでも初心者でも理解しやすい内容だと、連載がスタートした2004年から現在まで幅広い世代から愛されています。
昨年は山下智久さん主演の実写ドラマ(日仏米共同)が世界中で放映されたのも記憶に新しいところですが、ファミリーマートのPBワインとコラボした新商品が発売されたとあっては、試さないわけにはいきません…!
3月19日から全国のファミリーマートで限定販売中の『フィオリトゥーラ ランブルスコ』(税込987円)。
神の雫の原作者である亜樹直さんは味わいについて、以下のようなコメントを寄せています。
幼なじみと食べるフルーツバスケット
『春がきて、幼なじみの一家とピクニックに出掛けた。同い年の少女は、バスケット一杯の苺を嬉しそうに抱えて、隣にいる僕に、一粒食べさせてくれた。甘く、フレッシュで、弾けるような果実味が泡に包まれて鼻腔の奥まで満たしてくれる。このワインは、幼なじみと食べるフルーツバスケットである。』
もぅ~なんて美しすぎる表現なんでしょう♡ 想像しただけで春の風とともにランブルスコの甘~い香りが漂ってくるよう…♡
いざ私たちも「神の雫」の世界観を覗いてみましょう♪
ランブルスコは気泡が抜けてもおいしい!
ランブルスコとは以前も登場しましたが、イタリアのエミリア・ロマーニャ州で栽培されている黒ブドウをつかった微発泡性の赤ワインです。
あ、ちなみに高級車のフェラーリやマセラティはこの州に本社拠点を置いてるんですよ!
実際に味わう前にひと言だけ。
他の泡にはない、ランブルスコならではの良さといえば、気泡が抜けたあとも最後の一滴までおいしく飲めること。
ひとりで飲むって方もどうぞ安心して、ワンボトル(750ml)を抜栓してくださいませ!
誰にでも寄り添う甘やかな味わい♡
グラスに注ぐと、イタリアの太陽の光をたっぷり浴びた完熟ブドウを思わせる濃いめのダークチェリーレッド。
やさしく穏やかな気泡が立ちあがりながら、ラズベリーなどの赤系果実やイチゴキャンディーのようなチャーミングな香りが広がります♡
ひと口含むと、なんとも甘やかで華やかなアタック。まるでフルーツ爆弾並みのフレッシュでジューシーな果実味が舌と喉を通り、ブドウジュースを飲んだ後のような余韻が鼻から抜けます。
さぁここで、亜樹直さんのコメントを思い出してみてください。うん…たしかに、幼なじみとピクニックで食べるフルーツバスケットのよう?
遠い遠い昔のキラキラした甘酸っぱい記憶が蘇ってくるようです♡ 笑
誰にでもスッと入って馴染んで寄り添ってくれる甘やかな味わいだからこその表現だなぁ…。
アルコール度数もワインの中では低めの8.5%なので、普段あまり飲まない方も非常に受け入れやすい味わいです。
「地方性を合わせる」の法則
甘口ワインなのでスイーツとの相性も抜群ですが、ペアリングのポイントである「地方性を合わせる」点で考えると、エミリア・ロマーニャ州の特産品である生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコ酢を使ったサラダなんかにもよく合うかと♪
ウキウキわくわくしていた幼少期のピクニックの思い出とともにゴクリ…。
これを一口飲んだだけで何もせずとも「なんかイイ春だなぁ~♡」とシアワセ気分になった市野瀬なのでした♪
※本文内のワイン価格等は著者購入時のデータとなります。
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