「有名猫」で日常の体験をシェアするとバズる?
SNSを開けば「見ない日はない」というほど多くの動画が投稿されていますが、猫ミームはなぜここまで、爆発的に“バズった”のでしょうか。その理由を知れば、あなたもきっと猫ミームをもっと見たく…いや、作りたくなってしまうハズ。
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「猫ミーム」とは主に実写の猫の切り抜き動画に背景画像を合成し、キャプションなどをつけてストーリー仕立てにしたショート動画です。ちなみにミーム(meme)は、模倣によって伝えらえる情報の単位で、ギリシア語の「模倣する(mimeme)」と「記憶する(memory)」からできた造語のこと。
インターネットにおけるミームとは、ネットの中で広がっていき、話題になる画像や動画を指します。
猫ミームは、様々な表情、ポーズをした猫の素材と、それに合った音楽を組み合わせて構成されます。流行当初は「留学に行った時の話」、「コンビニバイトの闇」、「彼の浮気を見破った瞬間」など、人の日常を再現する動画がほとんどでした。
猫の画像を組み合わせてテロップをつけるだけなので編集ハードルが低く、また匿名性が高いため、通常の動画配信者だけでなく、多くの一般人も動画を作り、この流行に乗っかりました。
日常の出来事でも「友人には言えない」レベルのセンシティブな内容をはらむ動画も多く、素人の体験談でも見応えがあります。
なぜかクスリと笑える「猫ミーム」
人間が話しているだけでは不快感を覚える可能性もある内容でも、それを演じているのが猫で、定番で使われる音楽もポップ調が多いので、なぜかクスリと笑えてしまうのです。
元ネタとなる猫たちは海外の人が投稿したものが多いですが、爆発的なブームとなりすぐにグッズ化され、最近ではゲームセンターのクレーンゲームでも、猫ミームを模したぬいぐるみなどを見かけます。
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