柴咲コウ“スピ化”加速? インタビューで語った有機農業と「EM菌」「周波数」発言で心配される今後
《長崎県の佐世保で微生物の力を借りて農業をしている〝菌ちゃん先生〟と出会えたことで、好奇心が加速しました》
7月13日配信の双葉社のインタビューサイト「THE CHANGE」で、女優・柴咲コウ(43)が明かした野菜の有機農業についての発言が注目を集めている。
経営者の顔も持つ柴咲は、2016年11月に個人事務所兼ファッションブランドやオーガニック製品の企画・販売を手がける会社「レトロワグラース」を設立。その後、環境省の環境特別広報大使を務めるなど、幅広く活躍する一方で、数年前からファンからは《柴咲コウがスピリチュアルになってるのに気づいて悲しい》《柴咲コウさん会社設立したあたりからオーガニックだの種苗法だの方向性に不安しかない…》《知らぬ間にスピリチュアルの方へ行ってしまってるのかなぁ…》といった心配の声があがっていた。
「ここ数年のインタビューなどからオーガニック信仰や自然派、哲学的な発言がみられることから、芸能人にハマりがちなスピリチュアル傾倒が始まったのではないか、という疑問がSNS上で話題になっていました。さらに先のインタビュー記事で、野菜の有機栽培について語っていて、そこで名前が挙がった"菌ちゃん先生"の存在がスピリチュアル傾倒疑惑を加速させています」(女性誌ライター)
■放射能汚染で注目を集めた「EM菌」が再び
「菌ちゃん先生」とは、1999年に長崎県佐世保市に設立された「大地といのちの会」の理事長。生ごみや自然を生かした野菜づくりで知られ、乳酸菌や酵母などの細菌を使った「EM菌」による農業を推進している。
「EM菌といえば、3.11の原発事故後に放射能汚染が問題になった際に、無害化できるとして一部の支持者に信じられてきました。触るものや食品にまで吹きかける人が続出。大学教授などが科学的根拠に疑問を呈し"エセ科学"として世間を騒がせました。そのため、陰謀論やスピリチュアルとして受け止める人も少なくありません。ただ、EM菌は農業をしている俳優の山田孝之さんなども支持していることで知られます」(前出のライター)
また柴咲は、音楽の周波数にも関心を寄せているという。先のインタビューで、《最近、いろんな周波数を持っている音楽を聴いているんですけど、聴く音楽によってヒーリング効果があったり、勇気をもらえたりするんですよね。周波数の違いが、人にどんな影響を与えるのかを自分で実験したらおもしろそうだな、と》とも発言していた。一方で、今月15日には「女性自身」が「レトロワグラース」からスタッフが大量退社していることを報じており、仕事上で窮地に立たされている様子がうかがえる。
女優としては公開中の映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』や、11月公開の主演映画『兄を持ち運べるサイズに』の公開を控えるなど順調といえるが、今後が気がかりだ。
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「スピリチュアル化」が心配される一方で、柴咲コウの会社はV字回復を遂げていた。関連記事【こちらも読む】柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!…では、その“奇跡の”回復について伝えている。
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