旧ジャニーズファンが新浪剛史サントリー元会長を大批判…松村北斗「CM切り」の恨みが爆発
"物言う経営者"としても知られるサントリーホールディングス(HD)の会長を辞任した新浪剛史氏(66)。購入したサプリについて警察の捜査を受けたことが問題になっているが、ひときわ怒りをあらわにしているのは、旧ジャニーズ(現STARTO社)のファンだ。
8月22日、福岡県警は新浪氏の購入したサプリを巡って麻薬取締法違反(輸入)の疑いで都内の自宅を家宅捜索している。きっかけは、福岡県警が9日に福岡県在住の男を逮捕し、違法大麻成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含む商品を押収。男の郵送先の一つが新浪氏の自宅だったためだ。
「新浪氏はサントリーHDの聞き取りに対して薬物疑惑を否定。しかし、同社は『サプリに関する認識を欠いた行為』として、辞任を促しました。役職の辞表は『一身上の都合』として9月1日付で受理されていますが、同社の急な判断に新浪氏は2日配信の『文春オンライン』でも納得がいかない姿勢を見せている。また『クーデターにはめられた』との発言があったことも報じられています。しかし、物言う経営者としてあらゆる業界に意見していましたから、敵も多く厳しい声が聞かれます」(経済誌の企業担当記者)
なかでも、SNSで新浪氏批判を繰り広げているのが旧ジャニーズファンだ。23年にジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(享年87)による性加害問題について、旧ジャニーズ事務所を「真摯に反省しているのか大いに疑問だ」と断罪。当時、「オールフリー」の広告で起用されていた「SixTONES」の松村北斗(30)のCMなどが打ち切られた。
旧ジャニオタが拡散《サントリーのCMに出てるタレントも色眼鏡で見ちゃう》
「新浪氏の場合、経済同友会の代表幹事として、会見の場で『ジャニーズ事務所のタレントを起用することは、チャイルド・アビューズ(子供への性加害)を認めることであり、国際的には非常に非難の的になる』と発信しています。他のスポンサー企業にも影響力がありますから、ファンからすれば推しのタレントたちが、仕事を失う"後押し"をしたと受け取っている。ジャニー氏のケースは本人がすでに亡くなっていて、警察の捜査が及んでいなかった点で、家宅捜索された新浪氏が疑惑を否定し、現在も経済同友会の代表幹事の立場については活動自粛にとどめる姿勢。それに対して、自身に甘すぎると批判が殺到しているのです」(前出の記者)
《サントリーが解散すべきとは思わないけど、新浪剛史がジャニーズ事務所に要求していたのはそう言う事だからなあ。自分の発言の始末は付けてもらいたい》《ジャニーズ問題の時に、何の罪もないタレントを使うなと大号令かけ、経済同友会のお仲間達と排斥しまくった》《ジャニーズを旧ジャニーズにしたこと絶対許さないからね》
ここぞとばかりに、旧ジャニーズファンの積年の恨みが爆発しているが、懸念されるのは、現在CM起用中のタレントたちだ。サントリーHD自体もトバッチリを受けたかたちだが、一部ファンが《サントリーのCMに出てるタレントも色眼鏡で見ちゃう》など、イメージを低下させる投稿を拡散している。
「ただでさえ、4月に不倫騒動で騒がれた俳優の田中圭さんと女優の永野芽郁さんを起用し、CMや動画の削除を余儀なくされるなど対応に追われました。また、7月には中居正広氏と女性アナウンサーを巡る性的トラブルを発端とするフジテレビ問題で、他の企業に先陣を切ってCMを再開し、批判を受けたばかり。今回の新浪氏を巡る騒動で、SNS上では『不買運動』が再燃。CM起用されているタレントもトバッチリをうけるリスクは否めません」(芸能リポーター)
現在、女優の蒼井優(40)や俳優の山崎賢人(30)、女優の上白石萌音(27)、杉咲花(27)、タレントのやす子(27)らが同社のCMに起用されている。タレントにとっても同社にとっても迷惑な話だろう。
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ジャニーズ切りを率先した新浪剛史氏へのジャニオタ恨みは、やはり根強いようだ。関連記事【こちらも読む】ついに始まるTV局の“ジャニーズ切り”…サントリー新浪社長「スポンサー降板」示唆の衝撃…では、その根深さについて伝えている。
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