旧ジャニ俳優と一線を画す岡田准一が唯一無二の存在に 期待される“宮崎あおい略奪婚イメージ”の払拭
元V6で俳優の岡田准一(44)が10月19日、新プロジェクト「MILEZ」をスタートさせることを発表し、注目を集めている。
同プロジェクトはプロデューサーを務める岡田が「未来に残したい価値あるモノ・コトを、次世代へと手渡していきたい」という願いで発足し、「日本の伝統、文化、技術、そして後世へ受け継がれるべきモノ、コトを紡ぎ、未来へとつなぐ壮大なプロジェクト」。
かねて「日本文化に貢献できるような活動をしていきたい」と野望を語っていた岡田だけに、《素晴らしい活動》《正直V6での活動はあまり知りませんが、俳優として成長され、このようなプロジェクトを立ち上げたとは立派》と絶賛するコメントが続出している。
さらに岡田が主演、プロデューサー、アクションプランナーを務めるNetflixシリーズ「イクサガミ」が11月13日から世界独占配信される予定となっている。今作は、「Netflixが日本でサービスを開始してからここ10年のひとつの答えになる」と打ち出されている期待作でもある。
日本のNetflixオリジナルとして時代劇ジャンルは今回が初の試みとなるため、配信前から海外でも人気を呼ぶとの期待値が高まっている。ただ、岡田といえば、2017年12月に結婚した宮崎あおい(39)との関係が、宮崎の前夫である高岡蒼佑(43)との婚姻時からあったと一部では報じられたことで、"略奪婚"のイメージもつきまとってきた。
■カリシラット、剣術、ブラジリアン柔術など様々な武術を体得
「岡田さんは、演技力だけでなく、司会を務めるNHKの番組『明鏡止水~武のKAMIWAZA~』で垣間見せる武術や日本文化に対する造詣の深さに評価が集まっていました。実生活でも、宮崎さんとの間に4人の子どもをもうけ、結婚後はスキャンダルも一切ないので、略奪婚報道があったことさえ知らないという人もいます。仕事面では、23年11月末をもって、SMILE-UP.を退所しています。それにより新プロジェクトを立ち上げたり、携わる作品への自由も上がっているのでしょう」(芸能ライター)
今の岡田は、持ち前のストイックさと探究心、そして運動神経の良さを生かし、特にアクション俳優として唯一無二の立ち位置を築いているといえる。昨年は米ラスベガスで開催された柔術の世界大会に出場し、フィリピンの国技である武術のカリシラットや、剣術、ブラジリアン柔術などさまざまな武術を体得している。
「『イクサガミ』に対する思いとして、岡田さんは『黒沢明監督のスタッフと仕事した、僕は最後の世代』と誇りを示しています。日本ならではの様式美をいかに今の時代に受け入れられるように映像で表現できるか、というアップデートを若い世代のスタッフたちと模索したともいいます。やはりその根底には、日本の時代劇や文化に対する熱意が大きく、文化の奥深さを理解しながら、俳優としての表現に落とし込み、高いアクション技術を持つ俳優は日本でも稀有な存在です。単なる辞めジャニ俳優とは一線を画す存在であるといえるのではないでしょうか」(映画製作関係者)
日本文化の継承を担う俳優としても、その期待を一手に集める岡田。奪略婚イメージの完全払拭は近そうだ。
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今期は岡田の妻の宮崎あおいも13年ぶりに民放連ドラに出演するなど、岡田准一の夫婦で活躍が目立つが、共演は実現していない。,b>関連記事【もっと読む】宮﨑あおい&岡田准一がマクドナルドCMに“同時期出演”も…「夫婦共演」をしないナゼ…では、その理由に迫っている。
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