いざ卵子凍結するため病院へ…施術が始まるまでの長い道のり

西史織 卵子凍結コンシェルジュ
更新日:2019-09-18 06:28
投稿日:2019-09-08 06:00
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代の私たち自身にもできることがあるというお話から前へ進み、なぜ私が、28歳という若さでも卵子凍結をしようと思い立ったかについて、お伝えしたいと思います。

まずは自分に合ったクリニックを選択

思い描く未来(写真:iStock)
思い描く未来 (写真:iStock)

【03_卵子凍結】

 今回は実際に私が卵子凍結をしたお話をしようと思います。

 前回、卵子凍結セミナーに参加したこともあり、決意は固まっていました。

 どこでお願いするか、病院については迷いに迷いましたが、最終的に自宅からの通いやすさと金額面、HPの雰囲気などから総合的に判断しセミナーを主催していたクリニックに通うことにしました。

 そこのクリニックは完全予約制のため、まずはネットで希望日時を選択して予約します。

卵子凍結前に知識を得ることが大切

疑問に思ったことは何でも聞こう(写真:iStock)
疑問に思ったことは何でも聞こう (写真:iStock)

 そして、いざ当日。クリニックの診察室を訪れると担当医は40代くらいの女性の先生でした。卵子凍結について一連の流れを端的に説明してくれます。セミナーで、ドクターや胚培養士の方からお話を聞いていたこともあり、おおよそ理解することが出来ました。

 事前にセミナーを受けることは知識を得るため、そして、自分自身の安心にもつながるので、関心のある方にはおすすめしたいです。

 先生は28歳という私の年齢を見て、「若いわねー! だいたい30代後半で来る人が多いのだけれど、凍結するなら早いことに越したことはないのよ。だから、20代で凍結しておくのは良いことね」と言っていました。

 基本的に初潮がきていれば凍結できますが、親の同意なしでできるのは20歳以上です。セミナーでも年齢ごとの妊娠率低下(卵子老化)のグラフを見ていたので、「確かになぁ」と改めて納得しました。

健康状態をチェック

卵巣年齢は大丈夫かな?(写真:iStock)
卵巣年齢は大丈夫かな? (写真:iStock)

 説明をひと通り受けた後は、検尿・血液検査を行いました。

 検尿は現在の妊娠の有無。血液検査では感染症とAMH(卵巣年齢)を調べます。感染症の結果はすぐ出たのですが、AMHは結果が出るまで2週間ほどかかると言われました。

 AMHは自分の卵子の在庫数(あといくつ残っているのか)を表す指標なので、結果が出る前でも卵子凍結は行えます。まれに20代でも40代くらいの数値が出ることがあり、そういった方は閉経が近づいているので早く妊娠や凍結をした方が良いという目安になります(早期閉経はおよそ100人に1人の割合で起こります)。

治療スタートは排卵期に合わせて

あの内診台……(写真:iStock)
あの内診台…… (写真:iStock)

 いざ覚悟を決めても実際に治療がスタートするのは排卵期に合わせてなので、なかなか長い道のりです……。

 内診では子宮と卵巣の状態を経膣エコーで確認。私はピルの服用経験があるので婦人科にはよく通っていました。そこで子宮頸がん検診も行っていたこともあり、内診についてさほど抵抗はありませんでした。

 けれど、婦人科に行くこと自体に抵抗がある人も結構多いですよね! めちゃくちゃ恥ずかしいし、痛いし……あまり良いイメージはないかもしれません。婦人科を初めて受診する人は、あの内診台にびっくりするでしょう。

 でも残念ながら避けては通れない道。ここはこらえるしかありません。

生理開始後から錠剤を服用

自分の心と話し合って(写真:iStock)
自分の心と話し合って (写真:iStock)

 診察後は別室に通され、生理開始後から飲む錠剤の説明と、同意書の記入についての説明を受けました。卵子凍結は、ホルモン剤の投与や手術の際の麻酔によるリスクなどが伴います。

 また採卵したものの、成熟卵が無く1つも凍結ができない場合も考えられます(未成熟の場合は基本的には破棄します)。さまざまなリスクや可能性について同意し、サインをしなければなりません。分かっていたこととはいえ、いざサインするとなると緊張するもの……。

 提出は次回の診察時で良いとのことで、説明だけを聞いて持って帰りました。

やっとスタートライン!

いざクリニックへ!(写真:iStock)
いざクリニックへ! (写真:iStock)

 この日は初診と事前検査のみでしたが、実際に卵子凍結の手順に入るためには、次の生理を待たないとなりません。その説明はセミナーでもあったので、私は生理予定日の3日前くらいに事前検査に行きました。

 数日後、生理が予定通り始まりました。もらっていた内服薬を飲み始め、クリニックに連絡。いよいよスタートラインに立ちました。

 次回に続きます。

ライフスタイル 新着一覧


説得力や根拠じゃない!自分の意見を伝える時に大切なこと
「どう思う?」「なぜそう感じるの?」と言った意見を求められる場面は少なくありません。職場であればなおさらでしょう。そんな...
こんなの見たことない!今年にピッタリなウシ柄“にゃんたま”
 今年はうし年?な、にゃんたま様に出逢いました。  こんな白黒猫の柄、見たことない! 頭部は綺麗なハチワレ模様であ...
香りで癒されたい貴方にオススメ!洋ランの女王「カトレア」
 とある著名な女性霊能者にお会いしたときのお話でございます。  散歩しているだけで地縛霊に取り憑かれる、いわゆる憑...
1月18日~1月24日のエレメント占い 今週のあなたの運勢は?
 これまで約1万8000人を鑑定してきた占い師・林知佳が、火・地・風・水の4つのエレメントの可愛いキャラクターとともに、...
見極めて! 性格が悪い女性の特徴&上手に付き合うポイント
 学校や会社など、必ずひとりは「性格が悪いかも?」と思う女性っていますよね。「苦手だな……」と思っても無視するわけにいか...
まるで栗まんじゅう!冬空に映える“にゃんたま”君で妄想する
 ニャンタマニアのみなさま、きょうは、栗まんじゅうなにゃんたま君です。  栗まんじゅうといえば、ドラえもんの道具で...
無印良品の歯ブラシをレポート!シンプルで暮らしもスッキリ
 無印良品のアイテムは、シンプルでどんなテイストのお部屋にも馴染んでくれますよね。おうち時間が長い今、毎日の生活を少しだ...
LINEで誤爆…爆笑から修羅場まですぐ削除したい内容9選
 連絡ツールとして多くの人が使っているLINEですが、2017年12月13日に送信取り消し機能が追加されました。でも、送...
自信のない人が“自己肯定感”を高めるために今すぐできること
 自分に自信がない人やHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の傾向にある人は、自己肯定感が低い人が少なくないかもしれ...
汚れた手足と可愛いお顔“にゃんたま”のギャップにきゅんです
 冷たい北風を避けて、陽だまりでコロンコロン♪のにゃんたま君。  外猫ならではの汚れた手足に甘えん坊な顔立ち。この...
金運UPにも効果大! 女性の守護神に捧げる“マーガレット”
 ある年の年末、猫店長「さぶ」率いるわがお花屋さんに一人の男性客からお花のご注文の電話がございました。  この男性...
iPhone&Amazonユーザー必見! 2021年に見直したいIT節約術
 ITと聞くと、特に女性は「難しそう……」と思ってしまう人が多いかもしれません。SNSを活用したお仕事をしている私もわか...
陽を浴びて金色に輝く“にゃんたま”君…真っ直ぐな視線の先は
 きょうは、陽を浴びて輝く毛並み、目が離せないにゃんたま君に出逢いました。  立派なにゃんたまωを見せつける男気は...
1月11日~1月17日のエレメント占い 今週のあなたの運勢は?
 これまで約1万8000人を鑑定してきた占い師・林知佳が、火・地・風・水の4つのエレメントの可愛いキャラクターとともに、...
おうち時間を豊かに!初心者に勧める芳香浴とアロマオイル
 再びおうち時間が増えてきた今、自宅での時間を豊かにするなら、アロマオイルを活用するのもおすすめです。日本でもなじみが深...
失敗は多いほど得? 失敗談を語れる人ほど価値が高まる理由
 突然ですが「失敗」と聞くとどんなことを思い浮かべますか? ただの言葉として受け止める人もいれば、すごく怖い体験を思い出...