1期生のお姉さんメンバーのツイートに沸いたファンらが“平手保護者会”と命名
脱退以降「欅共和国2017」やその他の映像作品を持っているにもかかわらず見返すことができなかった“平手亡霊ヲタク”たちも、現メンバーや既存ファン、そして同じような亡霊ヲタクみんなで同じ時間に映像を見て感想をいい合い、思いを共有できるならと久しぶりに“欅坂46の平手”を含む映像を見つめ直すことができたようだ。
まだ16歳になりたてで圧巻のパフォーマンスを見せる平手。その姿に「やっぱダメだ泣いちゃう……」としながらも、最後までメンバーや他のファンと時間を共有した亡霊ヲタク。
「欅共和国2017」に限らず、平手が参加したライブのほとんどは、平手が圧倒的“主人公”として存在する。それでも1、2曲の披露で終わる音楽番組と違って平手以外のメンバーが映る時間は長い。
また平手抜きの少人数ユニット曲も多く、もしかしたらDVD/Blu-rayでは飛ばしてしまっていたかもしれないそれらのパフォーマンスを初めてちゃんと見た平手ファンもいたかもしれない。
欅坂46公式Twitter上では、平手ソロ曲「渋谷からPARCOが消えた日」の際、1期生のお姉さんメンバーたちが「赤ちゃん(みたいに幼い1期最年少平手)がバイク(後部座席に)乗ってるかあいい」、「赤スーツやばい!かっこいいなぁ ほっぺた可愛い。」、「バッグステージでみんなで歌ってたよね」、「歌声も好きです♡」と一斉に平手愛を爆発させたツイートを連発し、それが“平手保護者会”などとファンの間でも話題になった。
平手友梨奈はまだ欅坂46に寄り添っている
このやりとりに平手亡霊ヲタクもあらためて1期生の平手への想いを痛感しただろう。
そして18年加入の2期生も平手ソロについて「赤いスーツ似合いすぎて、、かっこいい!!」とつぶやいたり、平手脱退後加入の新2期生もライブのクライマックス「不協和音」で「最後の平手さんの髪の間から見える視線がカッコ良すぎて目を奪われます」と言及するなど、平手を慕っていることも伝わったはずだ。
こうした現役メンバーが平手を愛し支えてきたことを改めて感じることで、一度欅坂46から離れてしまった平手だけを応援する亡霊ヲタクもまた欅坂46を大切に思い直す契機になったのではないか。
何より平手本人がその身を削って欅坂46を一番に想い、守り、在籍最後まで“欅魂”を継承してきた。自分がいなくなったからといってファンがグループから離れていくことは望んでいないだろう。
これまで7人の1期生が“卒業”したが、彼女たちと違い平手だけが欅坂46から“卒業”せずグループを“離れ”、欅坂46と同じ事務所に残った。平手がグループ、メンバー、スタッフを愛し愛されているということだけでなく、存在としてまだ欅坂46と共にある、寄り添っていることの表れではないだろうか。
今回のライブ配信で欅坂46公式Twitterにグループ名、ライブ名より上に表記された「#みんなで欅」。これが意味するところは、現メンバー、運営スタッフ、視聴する人々みんなで欅坂46のライブ配信を楽しもうということはもちろんだが、卒業・脱退したメンバーも含め、みんなで欅坂46ということも意図されていただろう。
そして“みんなで欅”(※)は、18年に2期生が加入した際、平手がメンバー全員を集め「1期生とか2期生とか関係なくて、みんなで欅なんだよ」と語り、先輩に遠慮していた2期生の心を大きく動かした言葉と合致する(参照:欅坂46脱退・平手が唱え続けた“みんなで欅”…欅魂の継承<後>)。
(※)…ちなみに欅坂46より一足早く、先輩乃木坂46が過去の東京ドームライブをYouTubeで配信した際のハッシュタグは“おうちでドーム”。明らかに“みんなで欅”はさらに別の意味が込められているように思える。
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