「欅共和国2017」ライブ配信が意味すること
そして「欅共和国2017」ライブ終演後にはサプライズで今回の配信のために特別編集された映像が流れた。「太陽は見上げる人を選ばない」という楽曲に合わせ、現メンバーがそれぞれリモートで撮影した動画だけでなく、欅坂46初期から平手のラストライブとなった昨年9月の東京ドーム公演も含め、未公開だったライブや舞台裏の画像がいくつも挿入されていた。
これにTwitter上で現メンバーや視聴したファンも涙している様子をツイートしていたが、特に多くの平手亡霊ヲタクの「友梨奈ちゃんがいる画像出してくるとか聞いてない」、「こんなの泣くに決まってる」といった声が挙がっていた。
そして改めて、辛くなりそうで怖いからと見るのをためらっていた映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」をコロナが収束し公開となったら、ちゃんと目に焼き付けに行こうと心に決めていたようであった。
今回の「欅共和国2017」配信の視聴に“参加”し、ドキュメンタリー映画を見て、平手亡霊ヲタクも平手が最も大切にしてきた欅坂46をまた応援するようになるのではないか。
その意味で、今回のライブ配信は既存ファンのモチベーションを保ち、新規ファンも獲得しつつ、一度欅坂46を離れた平手亡霊ヲタクも引き戻す大きな意義があったように思える。
もちろん、コロナが収束した頃、本当に平手不在で動き出す時が勝負であることに変わりはないだろう。ライブ配信が終わった際、キャプテン菅井友香(24)は欅坂46公式Twitterで「1期・2期・新2期みんなでパワーアップして待ってるから、また会いましょうねー」とツイートした。
平手が継承した“欅魂”、“みんなで欅”を受け継ぎつつ、新しくてよりカッコいい、欅坂46の第2章の始まりがとても楽しみだ。
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