美容のプロが注目する「知る人ぞ知るスキンケアコスメ」3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-12-04 06:00
投稿日:2020-12-04 06:00
 話題になっていたり、ネットで人気を集めていたりする基礎化粧品が自分の肌に合うとは限りませんよね。口コミで高評価なスキンケアコスメを試してみるものの「なんだか私には、イマイチ……」と感じるなら、知る人ぞ知るコスメに答えがあることも。
 時短美容家の私、並木まきが、まだそこまで話題にはなっていなくても、知る人ぞ知る名品コスメとして、プロが注目している3ブランドをご紹介します。

1. DEAR SISTER(ディアシスター)

 韓国発の敏感肌専門スキンケアブランドとして、2020年2月に日本に初上陸した「DEAR SISTER(ディアシスター)」。こちらのブランドから、私が使って「おお」と感動したのは、複合体セラミドを50%配合している「ブレミッシュ オール クリア アンプル」です。

 日焼けによるシミやソバカスを防ぐアルゴホワイトを配合しているので、肌トーンを明るくしたい人にもおすすめ。

 私は保湿力は高いのにベタつきを感じることなく、塗ってしばらくすると、すべすべした肌ざわりに感じています。肌トラブルを感じているけれど、ひりつきや乾燥にも悩んでいるときにも使いやすい美容液だと思います。

2. EUYIRA(ユイラ)

「EUYIRA(ユイラ)」も韓国発のコスメ。2020年3月に伊勢丹新宿店でポップアップストアを展開し、日本に上陸したブランドです。美容大国として知られる韓国で人気を集めていて、敏感肌で悩んでいる女性たちからも支持を集めています。

 私のイチオシは「スキン グロウ モイスチャライジング クリーム」。

 3つのヒアルロン酸と10種類以上の天然由来原料で、しっかりとうるおいをチャージ。乾燥が気になる肌に適しているのはもちろんながら、水分クリームだからすべての肌タイプに使いやすく、水分バリアを形成し、うるおいを長持ちさせるクリームです。

 こちらのブランドは、お肌の油分と水分のバランスを整える点に着目してつくられているので、季節の変わり目の不安定な肌のお手入れにもおすすめです。

3. CARENESS(ケアネス)

「結果を求めるお客様に感動をお届けする」をポリシーに掲げている企業が手がける「CARENESS(ケアネス)」は、美意識の高い女性たちが注目する美容成分をふんだんに使ったスキンケアコスメを展開。

 実際に私が使ってみて、うなったのは「ケアネス ザ ローション」と「ケアネス ザ クリーム」。

「ケアネス ザ ローション」は、年齢を重ねた女性が悩みがちな“毛穴”にアプローチする化粧水で、毛穴の開きの主な原因となる血中の酸素低下が酸化ストレスとなることに着目してつくられています。使うたびにキメが整ってきたように感じる使用感で、肌への負担も感じませんでした。

 また「ケアネス ザ クリーム」は、ハリ・ツヤ・弾力にアプローチするパーフェクトクリームで、肌に塗布したあと1分半ほどで肌内部に酸素を発生させハリを出す成分を10%配合しているのが最大の特長です。クリームにありがちなベタつきを感じることもなく、重すぎないテクスチャーが快適。上質な成分を配合した個性的なスキンケアコスメを探している人には、ぜひ試していただきたいシリーズです。

 まだ大々的には知られていない化粧品にも、優秀なものはたくさんあります。「口コミ人気のどれを使っても、思ったような満足感がない!」と感じているなら、知る人ぞ知る名品コスメの出番かも。ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...