自宅で節約&お小遣い稼ぎ!「セルフバック」の魅力と注意点

上村菜穂 女性集客講師
更新日:2021-02-23 06:00
投稿日:2021-02-23 06:00
 前回に続き、自宅にいながらお小遣い稼ぎができる方法についてお伝えします。初めて聞いた方は少し難しく感じるかもしれませんが、一度知るとそのお得さに感動するサービスが「セルフバック」です。
 簡単に言うと、サイトから商品を購入したり無料サービスに申し込みをすることで、“アフィリエイト報酬”を得る方法ですが、通常のネットショッピングとの違いはなんでしょうか? 今回は、「セルフバック」について紹介していきましょう。

自分でHPやブログを運営しなくても大丈夫

 アフィリエイトとは、自身が運営するHPやブログに商品やサービスの広告リンクを貼り、そこから購入してもらうと、アフィリエイトサービスプロバイダー(以下、ASP)から報酬=宣伝料が得られる仕組みのことです。

 今回紹介する「セルフバック」は、アフィリエイトと言っても、必ずしも自らHPやブログを用意する必要はありません。ASPのサイトに掲載されている商品やサービスを購入することで、広告主からASPに支払われている広告料の一部が報酬として得られるのです。呼び方はASPによって違いますが、このような仕組みを「セルフバック」と言います。

 基本的には、ASPのサイトで「セルフバック」などと明記してある商品やサービスのみが対象となり、対象商品はさまざまな食品や飲み物、スイーツ、美容液やサプリメント、資格取得、etc……と女性に嬉しいものもズラリ。サイトを見ているだけで気分が上がります。

 例を挙げると、自宅に美味しい食材が届く1,980円のサービスはセルフバックで1,000円がもらえたり、とある有名なお菓子屋さんの商品の場合、購入金額の12%がセルフバックでもらえるようになっていました。

 つまり、自宅にいながらスマートフォン一つで定価の約10〜50%オフで購入できるわけです。節約できた分、ほかのことにお金を回せるので、画期的にお得なサービスと言えますよね!

セルフバックの気になる注意事項を事前にチェック

 こんなにお得な「セルフバック」ですが、注意点もあります。確認してみましょう。

・セルフバックは一度しかできない商品が多い
・Amazonや楽天などサービスによっては不可
・“ポイ活”同様、クレジットカードはまとめて作らない

セルフバックは一度しかできない商品が多い

 もし、みなさんが商品やサービスを提供する側だったら、同じ人に何度も報酬を払いませんよね。「購入金額の3%バック」など、商品によっては戻ってくるものもありますが、基本的にはひとつの商品に対して一回のみです。

Amazonや楽天などサービスによっては不可

 セルフバックは、運営会社であるASPが公認しているものだけにしましょう。特に、商品が多いAmazonや楽天は、URLを作った後に自分で申し込みをしたくなってしまうかもしれません。しかし、Amazonと楽天はセルフバックや身内からの購入を禁止にしています。

 また、セルフバックを取り扱っている大手ASPの「A8.net」「afb」「バリューコマース」などにもセルフバックがありますが、一部の商品であって、全商品ではありません。

“ポイ活”同様、クレジットカードはまとめて作らない

 セルフバックの対象商品として人気なのが「クレジットカードの申し込み」です。しかし、前回の記事でもお伝えしたように、短期間にクレジットカードを作りすぎるとカード会社から不審に思われ、審査に落ちたり、新規申し込みができなくなってしまう恐れがあります。いわゆる“ブラックリスト入り”です。

 実際、自分がクレジットカード会社側だったら、短い期間でたくさんのカードを申し込む人は、よほどお金に困っているのかと疑りたくなりますよね。

 また、カード会社によっては、5,000円以上使用しないとセルフバックがないなど、カードを作るだけでは報酬が得られないものもあります。必ずお申し込み時にご確認ください。

セール並み特価で節約しよう!

 セルフバックの対象商品には生活用品も多く、利用してみるととても便利でお得なサービスです。お金が戻ってくるのは翌月入金などタイムラグはありますが、身近なものをセール並みの特別価格で購入することによって節約ができます。

 ただし長期的な収入にはならないので、毎月3万円以上のお小遣いが欲しい場合は、ほかの方法を検討してみるのもいいでしょう。

上村菜穂
記事一覧
女性集客講師
広告費をコストカットし、理想のお客様が集まるSNSづくりをコンセプトに活動中。スキルや経験を活かして、人の力になりたいと思う女性が自分らしいライフスタイルを送れることを掲げている。14歳で女性向けメールマガジン20,000人。楽天、ロート製薬、東京大学などで2,000名以上に向けて講演。継続レッスンの受講生も、広告費をかけずに何百万円の売上アップや企業案件受注をしている。
HPInstagramメールマガジン

ライフスタイル 新着一覧


命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策
 雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
トレンド入り「猫ミーム」インフルエンサーの投稿じゃないのになぜバズる
 2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
え、ハブられてる? ママ友に嫌われる言動ランキング&上手に付き合う術
 子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
最新「グダグダなLINEやり取りの終わらせ方」知らないのは無防備すぎる
 仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
スマホを持たないサブカル老人の願い「本屋に行く楽しみを奪わないで~」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
クレクレママの実態 買い換えるなら「車くれない?」っておねだりする!?
 人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
44歳独身、今からでも遅くない?ズル休み→大学進学を決めた“無敵の女”
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
私の時給はパフェより低い…置き去り氷河期世代の苦悩「感覚死んでる」
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...
八王子の居酒屋社員で月給18万円、腰かけ学生バイトの尻拭いをする日常
 八王子は21の四年制大学・短期大学・高専があるという。  全国でも学園都市として広く名が知られ、学生の数はおおよ...
大人の「友達がいない問題」はスナックで解決!?常連同士が仲良くなるわけ
 みなさんは大人になってからできた友達、どのくらいいますか? 「言われてみればもゼロ」なんてこともあるのでは?  ...