“女子アナ”上等!結婚願望が叶わないトホホ女性の共通点とは

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2021-03-09 06:15
投稿日:2021-03-09 06:00
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする、「40代50代の大人婚」連載の番外編。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、日本仲人協会にて「2015~2019年 5年連続 成婚数全国1位」に表彰されたやり手の仲人、五十嵐まこ先生に「40歳オーバーで結婚願望が叶わない女性の共通点」について、全3回にわたって聞く2回目です。五十嵐先生は、“気軽に相談できる隣のお見合いお姉さん”ではありますが、入会者には「連続でダメ出しもします」とのこと。やや辛口のアドバイスもありますが、ご承知おきを。

男性が好む「永久不滅のスタイル」とは?

――前回、五十嵐先生は40歳オーバーで結婚願望が叶わない女性の共通点として、「柔軟性がない」の一言に尽きるとおっしゃっていました。前回の項目以外に共通点はあるのでしょうか。

五十嵐まこ先生(以下、五十嵐先生) 私は会員の皆様にヘアメイクやファッションアドバイスをしているのですが、女性には年齢を問わず、男性に好かれやすい永久不滅のスタイルを提案しています。その女性の年代や雰囲気に合っていることが条件ですが、ピンク色やオフホワイトといった、お顔の色が映える明るい色のお洋服です。お洋服のデザインは、基本的に女性らしいラインを演出できる、ノースリーブのワンピース。言うなれば、女子アナ風ファッションに近いかもしれません。

40代以上でもイタくない? 男性の反応は?

――40代の女性だと、そのファッションに抵抗を覚える人も多いのでは……。

五十嵐先生 たしかに、「40代の私がそんな洋服を着たら、無理な若作りをしていると思われるのでは?」とか、「いつもと違うファッションをしている私は自分ではないからイヤです」とおっしゃる女性は大勢いらっしゃいます。男性は「視覚」で相手に惹かれることを理解できていないから、拒否するのです(ちなみに女性は「聴覚」で惹かれるとのこと)。

 40代の女性が婚活用ファッションに身を包んでも、男性はネガティブな反応を示しません。むしろ、「若々しくていいですね。会ってみたいです」とおっしゃいます。私服はボーダーのカットソーと黒いパンツという40代のYさんは、婚活用のヘアメイクとファッションにチェンジして、たった2カ月で成婚退会しました。ずっとそのままの格好をしていなければいけないわけではありません。婚活中だけなのに受け入れられないということは、みずからご成婚へのシャッターを閉ざしていることと同義です。

――見た目のフルチェンジが、選んでもらえる入り口になるということですね。

五十嵐先生 昔は身上書とともに、写真館で撮影した大きなお写真を交換するのが正式なお見合い方法でしたが、今はお相手のお写真をスマホでチェックするのが一般的です。スマホという小窓の中で、たくさんいる女性との勝負に勝たなければいけないのです。

 つまりご成婚の第一関門は、自分の写真をクリックしてもらうこと。弊社では40代の女性も大勢ご成婚していますが、年齢的に間口が狭いのもたしか。「同年代の男性がいい」という女性が多いのですが、同年代の男性は30代女性とも真剣交際に発展できています。年下の女性との勝負に勝ち抜かなければ、会ってすらもらえないということです。

 写真をクリックしてもらい、会っていただくためには、間口を広くする必要があります。間口を広げる簡単な方法が、婚活用のヘアメイクとファッションなのです。

 間口をみずから狭くしてしまうかのように拒む女性に、私は根気強く伝えています。

「あなたが60代など年上の人と出会いたいのであれば、そのままの見た目でいいでしょう。あなたが同年代か年下と出会いたいと言うから、選んでもらえる見た目につくり変えないとダメなのよ」と。加えて婚活用のお写真は自撮りではなく、プロのカメラマンに撮ってもらうことも鉄則です。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ラブ 新着一覧


人生初キスは先輩と♡…なのに鼻毛チョロ!? アラフォーの恋愛黒歴史譚4選
 40代を超えた女性の中には、できれば忘れたい恥ずかしい「恋愛黒歴史」が一つくらいあるもの。大人になった今だからこそ、笑...
恋バナ調査隊 2023-08-21 06:00 ラブ
「そうめんでいい」って何?料理が原因で火蓋が切って落とされた夫婦喧嘩
 夫婦喧嘩といえば、「浮気」や「性格の不一致」が思い浮かびますよね。でも、侮れないのは「料理にまつわる夫婦喧嘩」。今回は...
恋バナ調査隊 2023-08-20 06:00 ラブ
羨ましくさえ感じる今日この頃…結婚しない人を「賢い」と思う5つの瞬間
 最近は、結婚しない女性が増えてきています。「寂しくないのかな?」と思う一方、羨ましく感じる既婚者も少なくないのではない...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
「前妻に謝りたい…」人並みの奥さんになれない女との再婚を悔いる50男
「冷酷と激情のあいだvol.156〜女性編〜」では、不倫の末に結婚をした和美さん(43歳・仮名)が、夫であるフミオさん(...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「お前は不倫する女だろ?」略奪婚後に本性露わに…モラハラ夫に苦しむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-08-19 06:00 ラブ
「誕生日おめでと」をせがむ男…“察してちゃん”LINEが送られてきたら?
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
恋バナ調査隊 2023-08-19 06:00 ラブ
明石家さんま&大竹しのぶはレア?離婚後も仲良しな元夫婦の特徴と副産物
 離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
ブラとパンツがバラバラのバレバレ! めちゃ恥ずかしかった下着の失敗談
 好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
“カードはあるが現金はない”の気苦労 結婚に不向きな金持ち彼氏あるある
 お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
恋バナ調査隊 2023-08-18 06:00 ラブ
パパ活の逆!? ママ活狙いの彼女たちがマッチングアプリで増えているワケ
 じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
内藤みか 2023-08-17 06:00 ラブ
結婚していないとかわいそう? いいえ、独身生活が最高すぎる5つの理由
 一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
親切の押し売りって…世話焼き夫“うざい”あるあると迷惑な時の対処法
 多くの女性が、家事や育児に協力してくれない夫を嘆き、「家事や育児に協力的な夫になってほしい!」と願う人は多いでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-08-17 06:00 ラブ
ベタ惚れ彼氏をゲットしてプロポーズされちゃう3ステップ
 恋愛中の方は今のパートナー、出会いを探している方は次の男性との恋は実りあるものにしたいですよね 。  できれば自...
若林杏樹 2023-08-16 06:00 ラブ
大切な子供の未来のために…離婚予備軍が大事にしたい準備期間と3つの対策
 夫婦関係を続けてはいるけれど、気持ちはもうない……。そんな離婚予備軍の女性でも、子供がいると別れるべきではないのでは?...
恋バナ調査隊 2023-08-16 06:00 ラブ
「夫、いる?」子どもが巣立った後の夫婦関係を考えるとゾッとする
 子どもが低年齢の時は、子どものお世話に手一杯で早く成長してくれないかな……と考えた経験があるのは私だけではないはずです...
豆木メイ 2023-08-15 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-08-15 06:00 ラブ