匂いの相性は重要…別れたいと思った原因はニオイだった
人の記憶は、視覚よりも嗅覚の方が持続する時間が長いといわれています。街中ですれ違った知らない人の香りで、ふと昔の恋人を思い出したりすることも少なくないようです。できれば、いい匂いで懐かしく思ってくれればいいのですが、その逆のパターンだと最悪です。
バツイチの男性Aさん(会社員、36歳)は、離婚して一年後に合コンで知り合った同じくバツイチの女性(医療系、32歳)と意気投合しました。とても可愛くて優しい彼女だったのですが、交際3カ月ほどで別れてしまったそうです。
Aさんは彼女のつけている香水が好みではないのかなと、最初は思っていたそうですが、初めてのベッドインで何やら違和感を覚えたそうです。「なんというか……とにかく自分が不快に感じるニオイがするんです」。
何度かそんな機会をもっても、やっぱり自分には合わないニオイで、デートが辛くなってきたそうです。「彼女には申し訳ないのですが、めちゃくちゃきちんとお風呂に入って、洗ってくれないとデキなくなったんです」と言うAさん。
冒頭で書いた嗅覚の記憶は持続するせいか、ちゃんとシャワーを浴びてくれても、終わるとすぐに手を洗わないと気が済まなくなりました。
次第に彼女もそんなAさんの行為に不機嫌になっていったそうです。「どうしてすぐ手を洗うの?と聞かれましたが、絶対に言えません。多分とても潔癖症だと思われていたはずです」
正直なところ、ニオイの相性以外は好みのタイプの女性だったそうです。その後、Aさんは恋人を選ぶ条件のひとつに、匂いを意識するようになったそうです。
汚部屋に住むクサイ美女
匂いの相性は、別れに直結してしまうほどとても重要です。
似たような話に、ゴミ屋敷とまではいかないものの汚部屋に住んでいる女性と交際していた男性が、彼女を抱きしめるたびに鼻につく髪や衣服に染みついた悪臭の話をしていました。
それが嫌だと彼女にダイレクトに言えず、部屋の掃除をしたほうがいいと伝えたのですが、「散らかっていても死なない」という理由で改善してくれず、疎遠になったということです。
「臭いから無理!」と口が裂けてもニオイのことは言えないものなのです。
おわりに
好きな香りのボディクリームを塗って夜ベッドに入ると、何とも言えない癒しと幸せを感じます。
これからは目に見えない“香り”を楽しむのも素敵ですね!
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