“推し活=オタク”なんて古い! 推しの種類&得られるメリット

コクハク編集部
更新日:2021-06-15 06:00
投稿日:2021-06-15 06:00
 実は今、年代問わず“推し活”をする人が増えてきています。推し活というと「暗い」「オタク」といったネガティブなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、そんなことはないんですよ。そこで今回は、推し活の種類やメリットをご紹介します。「これだけは譲れない!」というものがあるあなた、必見です!

そもそも「推し活」ってなに?

「推し活」とは、“キャラクターやアイドルなどを贔屓にして、応援したり、愛でる活動”のことを言います。もともと「推し」は、アイドルやアニメを薦める言葉でしたが、今では「人が対象」というだけではなく、「人以外が対象」の場合にも使われるようになっています。

「推し活」はさまざま! 知っておきたい3つの種類

 推し活の対象になるものはさまざまですが、いくつかの種類に分かれます。さっそく、チェックしていきましょう。

1. 人以外

 人はそれぞれ好みがあり、興味を持つものが異なります。たとえば、「建物や電車、仏像などが好きでたまらない!」という人もいるのではないでしょうか?

 実は、こういった「人以外」のものに対して、推し活をする人もいます。複雑な建造物、各地方の動物園や水族館などが好きで足を運ぶことも、立派な推し活です。以前は、“鉄道オタク”なんて言われていた人たちも、今では「鉄道の推し活をしている」と言えるでしょう。

2次元

 “推し活”のイメージ通りの対象となるのは、「2次元」の世界ではないでしょうか。アニメやゲーム、漫画などのキャラクターが好きな人も推し活となります。

 また、ボーカロイドやマスコットキャラクターも対象です。好きなキャラクターグッズなどを集めている人は、知らず知らずのうちに推し活をしているのかもしれませんね。

3次元

 アイドルやアーティスト、声優だけでなく、YouTuberやスポーツ選手など、実在する「3次元」の人物ももちろん、推し活の対象となります。意外なところでは、歴史上の人物なども挙げられます。

 ちなみに、対象がグループの場合や、グループ全体を応援する場合には“箱推し”、特定のメンバーを応援する場合には“単推し”と言われます。

意外な魅力がいっぱい!「推し活」の5つのメリット

 推し活というと、「自分には無縁」だと思っている人が多いでしょう。しかし、好きなアーティストや作家がいれば、すでに推し活は始まっているのかも? そこからさらに一歩踏み出してみれば、もっと魅力的なメリットを得られるかもしれませんよ。

1. 趣味が増える

「何か趣味を見つけたい」と、思っている人は多いでしょう。趣味を探そうとすると、習い事をはじめたり、「何かを学ばなければ……」と、難しく考えてしまう人もいます。

 でも、推し活は立派な趣味のひとつ。好きなものに没頭する時間ができれば、持て余す時間もなくなりますし、充実した毎日を過ごせるでしょう。

2. 楽しみが増えて視野が広がる

 たとえば、グッズを買ったり、イベントに参加したり、“推し”と出会うためにライブに出かける……など、推し活にはさまざまな活動方法があります。

 こうして楽しむ時間が増えれば、生活にハリが出るでしょう。そして、推し活の対象があることで知識も深まるため、新たな世界が広がり、視野が広がってくるはずです。

3. 仲間が増える

 推し活は一人でも楽しむことができますが、同じ推し活をしている人と交流するのも魅力の一つです。

 なにより、応援しているものが同じという共通点は、一気に距離を縮めるきっかけになるでしょう。推しの話題で盛り上がったり、情報交換できるのも魅力的です。学校や職場にはない、新しい出会いが見つかるかもしれません。

4. 仕事の原動力になる

 社会人になると、仕事に追われて一日があっという間に過ぎていく人も多いでしょう。「生活のため」と割り切って、仕事をしている人もいるのではないでしょうか。

 そんな人も、推し活が仕事の原動力になるかもしれません。好きなことがある、楽しいことがあるというのは、意外とパワーになるもの。「次の休みは、イベントが待っている」と思えば、仕事のやる気もアップするはずです。

5. 癒しができることで、ストレス発散ができる

 現代社会では多かれ少なかれ、誰もがストレスを抱えています。このストレスは、いかに解消するかが大きな鍵。ストレスをため込んでしまうと、体調を壊してしまうこともあります。

 実は、推し活はストレス発散にも大きなメリットがあります。休日に趣味もなく、ただ家でダラダラと過ごしているだけではストレスはなかなか発散されませんが、推し活で楽しい時間を過ごすことができれば、知らず知らずのうちにストレス発散することにもつながります。

あなたも「推し活」で新たな楽しみを見つけてみない?

 今まで推し活にネガティブなイメージを持っていた人も、メリットを知ることで、興味を持った人も多いのではないでしょうか? 推し活は、好きなことに時間や労力を注ぐ楽しい時間。きっと、あなたの心を元気にしてくれるはずです。

 この機会に、あなたも好きなことに力を注いで、推し活で新たな楽しみを見つけてみませんか?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


「人の仕事までやる人」の心理と対処法。しごできアピール?嫌がらせ?
 仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
「更年期じゃね?」「おばさん、更年期(笑)」適当な情報を鵜呑みした女子大生たちが悪いのか?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「性的合意」を描く舞台に主演俳優が思うこと。傷に蓋をしても「消える」わけじゃない【内田慈インタビュー】
 2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
子どもを産まない、欲しいと思えないのは人間失格? 51歳独女ライターの恐怖と願いと幸せ
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
夢の中へ行ってみようか
 その景色は、上を見上げた時にあるものだと思い込んでいた。  常識に縛られるな。
冬の港でイケニャンを発見! クールなたたずまいと“たまたま”にシビレる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【女偏漢字探し】「姑」の中に紛れ込んだ漢字は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第88回「金運アップ」
【連載第88回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「手あたり次第やらないとww」腹ん中でアラフォーの婚活バカにしてる? 爆死ワードがまぶされたLINE3選
 たとえ冗談を言える仲であっても「言ってはいけない言葉」は存在するもの。そんな爆死ワードを使えば、大切な友達や恋人を失う...
“即完売”のセザンヌ福袋5点セットで残念だったアレ。2948円→脅威の770円だったけれど【福袋メイク編】
 メイクが完成しちゃうアイテム5品が入ったセザンヌの2025年福袋「ラッキーパック」。A~Cの3種類で今回Aを購入しまし...
穏やかな主婦が知った「浮気より刺激的」なもの。人生初のパチンコで味わった「異世界のような」快感
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っている。しかし、刺激の...
夢の湘南「一軒家暮らし」で私が失ったのは何? 不便さの忠告に聞く耳持たず…腐っていく自分にゾッとする
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っているが、どこか物足り...
インスタでは好評なのになぜ? 「丁寧な暮らし」をする35歳女のホームパーティーに誰も来ないワケ
 吹き抜けの天窓から降り注ぐ昼下がりの穏やかな日差し。  熊田沙耶はまぶたを開け、シャバーサナから覚醒した。 ...
席は空いてるのに何故? ママが客を帰した「意外な理由」 もし断られてもめげないで!
 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞご贔屓に。さて、新年最初のどろんぱは「お断り」の話から。  年始...
尊いが大渋滞だよ♡ 魅惑の“たまたま”9連発!2025年もよろしくにゃん
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 昨年12月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“...
「40代は初老」ってガチだったわ…現実を直視する加齢を実感した悲しい瞬間6選
 40代になると、だんだん体の「老い」を実感するようになるもの。さらに追い打ちをかけるようですが、実は40歳を過ぎると「...