生きづらい環境にさよならを!?生きるハードルを下げるコツ

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-05-24 06:00
投稿日:2021-05-24 06:00
 仕事で怒られてばかりで、出勤したくない……また付き合った彼にフラれてしまった……。私の人生、なんでこんなに生きづらいんだろう? というか、日本で順風満帆に生きるハードルって高すぎませんか!? 誰か、生きづらくなくなるコツを教えてよ~!!
 このマンガの主人公・リコちゃんも、離婚してやりたいこともなくて、生きづらさしか感じていないみたい。そんなある日突然、友人に恋愛ライターの仕事を頼まれちゃって……!?

「適材適所」になれる場所を探そう

 誰にでも得意なことと不得意なことがあります。じっとしているのが苦手な人がデスクワークをしたり、人と話すのが苦手な人が営業職をやるのはなかなか大変なことですよね。

 生きるハードルを下げるコツは、得意なことを活かすことができ、不得意なことは他の誰かに補ってもらえる環境に身を置くことだと思います。

 これは仕事はもちろん、恋愛や結婚も同じです。

 例えばお金の管理が苦手なら、管理を任せられる相手と結婚すればいいのです。その代わり買い物と料理洗濯は自分が主体となる……といったように、自分の得意分野で役立てるようにしましょう。

 とはいえ、やりたくないことは全くやらなくていいというわけでもありません。やりたくないことから逃げてばかりいると、なにも頑張れない人になってしまうからです。

 大切なのは、やりたいこともやりたくないこともやってみて、自分にとっての適材適所を探すことです。特に仕事に関しては、得意分野に方向性を定めて努力していくことで経験や専門性が身につくので、生活に困る可能性を減らしていくことができます。

 できることとできないことに差がある人ほど、これが掴めるとぐっと生きやすくなると思います。生きづらさを感じている方は、ぜひご自身の得意分野を活かせる環境を探してみてください。

登場人物紹介

リコ
幸せの絶頂から一転、離婚から立ち直りたいアラサー。新しい彼の柏原さんとうまくいかなかったり、やりたいことがわからなかったり、なかなか人生迷走中。文章を書くなんて絶対無理と思ったけど……まさか失敗経験がこんな風に役立つ日が来るなんて!!

風太
友人シンちゃんのフリーランス仲間で、グラフィックデザイナー。初対面のリコに「バカなの?」と毒舌をお見舞いした(42話参照)。一緒に仕事してるライターが飛んで3徹中。頼む、恋愛脳女(※リコのこと)、納期が守れるかどうかはお前にかかっているんだ!!

ノラ
リコの高校時代からの友人。職場の求人にリコを推薦し、同じ社内の別部署で働いている。リコの恋愛遍歴は大体把握しているので、すらすらエピソードが書けちゃうのも頷ける……。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ライフスタイル 新着一覧


親バカ上等!いうて夫よりマシかも?子どもの可愛すぎるお手伝い失敗談
 子どもはいつだって、ママを助けたい、褒められたい、役に立ちたいと思っていますよね。だから、小さい子どもはママを喜ばせよ...
おんにゃの子の匂いに夢中!“たまたま”君の恋が実るといいな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
日本海から吹きつける風の中、黙々と歩く少年たちが愛おしい
 早朝にも夕方にも見える空の色、学生服の少年少女、ミラーに映る電車。  どこか非現実的な景色は、まるで中村宏の絵画...
ほっこり癒し漫画/第65回「パカラパカ、春のひとみにタツノオトシゴ」
【連載第65回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
惚れてまうやろー!彼氏より気が利くChatGPTに「好き」について聞いた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
恐怖の親知らず抜歯!30女が超ビビりながら人生初抜歯した話
 皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。  歯は大切にしてい...
世帯年収1500万円でも越えられない壁。耐え難い屈辱を喰らった女の選択
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家で2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、ママ友と共に充実し...
え…? 優雅な御茶ノ水ママ友会をブチ壊した、地方出身者の悪気ない一言
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家に住む薬剤師の綾乃。2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、...
千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
――『東京の中心に暮らす、ということ』…なんてね。  鈴木綾乃の頭の中にマンション販売のコピーのような、そんな言葉...
「自責と他責」バランス上手な大人が口癖にしている神ワード
 ここ数年、自責思考・他責思考みたいな話題をよく見かけませんか? 私はもう見るたびに「うるせぇ~!」となっている反面、し...
たまにはこんな日もあるよね? 終電を見送ってしまった夜
 久しぶりの仲間との時間が楽しくて、「あと1杯だけ」「あと10分だけ」を続けていたら終電を見送ってしまった。  だ...
出張ホスト、ママ活、女風…女性の金目当てに上京する男性が増えている!
 近頃は地方移住が話題となっていますが、その逆に「地方では稼げないから上京する」男性も出てきています。  出張ホストや...
ご飯をありがとにゃ! お母さんが大好きな“たまたま”君たち
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
荒れる2024年幕開け 花屋が祈りを込めた「復興と希望」の花束
 2024年が明けました。今年は元旦から思いもよらないことが起こって、まさに辰年。大きな変化の年が始まったようでございま...
暇すぎ死にそう…大きな声じゃ言えないけど仕事中にばれない暇つぶし5選
 同じ仕事でも、忙しいと時間は早く過ぎ、暇すぎると永遠に時計が止まったように見えるもの…。とはいえ、仕事の拘束時間なので...
2024年こそシンデレラボディ!フェロモンジャッジで分かるケア&香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...