更年期? イライラが止まらない…女性ホルモンとバラのお話

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-05-26 06:00
投稿日:2021-05-26 06:00

香りでリラックス効果絶大! 鎮静効果抜群の「花の女王」

 バラはそもそも紀元前のペルシャ(今のイラン)では薬や香油を得るために栽培されておりました。特に古代エジプトの女王クレオパトラのバラ好きは有名でございます。

 バラの花を浮かべたバラ風呂に入り、寝室にはバラの花が敷き詰められ、花や香油をふんだんに使って英雄と呼ばれる男たちを虜にしてきた……という伝説がございます。

 以前にも紹介させていただきました「ローズの日」の解説の中でも、バラの効能については多少触れさせていただきました。

 女性にとって「血の道」といわれる婦人病は誠に頭の痛い病でございます。とりわけ齢を重ねた女性にとって、「更年期障害」という一口では片づけられない、患う期間も含め個人差のある症状は、家族やパートナーの理解を得られないことでさらにヒートアップ。いよいよ万策尽きて寝るしかねぇ!と思っている方のなんと多いことか。

 ワタクシの知り合いには、お医者様で薬を処方されても芳しくなく、あまりの更年期障害のつらさでお仕事を辞めてしまったり、商売をたたんでしまって、「更年期だから仕方ない」では済まされない方も多く、同じ女性のワタクシもこの問題は他人事なのではないのでございます。

バラの香りでホルモンバランスを整える

 バラは古より「」として用いられておりました。

 精神の鎮静や肌の保湿・抗菌といった効能だけでなく、特に女性ホルモンと関係の深い「血の道」に効果が期待できる薬として、血の巡りの改善にローズウォーターやオイルが珍重されておりました。

 バラの香りを楽しむということは、良好なホルモンバランスの大敵であるストレスをやわらげ、自律神経を整え、ホルモン分泌をコントロールする下垂体にも作用するとされ、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促進、生理周期を整え更年期障害の改善をするいわれております。

 お風呂上りに体に塗るマッサージオイルにローズエキスを混ぜたり、ローズウォーターを体に散布すると香りが立ちのぼって「あ~、満たされる~」という幸福感が湧き出てまいります。

 あるいは、ドライにしたバラの花弁から立ち上る香り高いローズティーやローズポリフェノールたっぷりのジャムを食べることも大変に効く予感がいたします。

「香り」を体に取り込み、脳にズバンと記憶と衝撃を与えることも、大切な方法なのかもしれませんね。

生花の「バラ」を飾ることで期待できるのは…

 バラはギリシャ神話において、愛と美の女神アフロディーテが生み出したお花とされております。

 花そのものに強力なエネルギーがみなぎっており、そのエネルギーは広範囲に届くといわれております。確かにお花屋さんにはたくさんの種類のお花はございますが、一番目に留まるのが不思議とバラの花。どんな色や大きさであっても、やっぱり一番目立ってしまうのでございます。

 そんなバラの花、視覚や臭覚など五感に直球で訴えかけるフラワーセラピーとカラーセラピーで。そのお色や飾る場所を変えてみてはいかがでしょうか?

 特にバラの香りは直接脳に到達して、幸せと優しさ、愛情ホルモンのβエンドルフィンとオキシトシンの分泌を促し、幸福感と安心感を与えるといわれております。それにカラーがプラスされれば、さらなる効果が期待できますわよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ラブ 新着一覧


「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
これ、うちの夫? マチアプで妻が発見。ミニスカ姿にまんまと釣られ…仕掛けた“おとり捜査”の行方は
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-25 11:45 ラブ
どこでもいいよ…って丸投げは困る! 経験者が語る“カップル旅行”で喧嘩になる7個の理由
 いよいよ夏本番。旅行を計画しているカップルも多いのでは。今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たこ...
恋バナ調査隊 2025-07-25 08:00 ラブ
芸能界志望のイケメンに近づくチャンスは? 年上女性がハマる「恋愛」と「応援」の落とし穴
 最近、芸能人を目指す男性が、これまで以上に増えています。美容意識が高く、ファッションや髪型にも気を使うイケメンたちです...
内藤みか 2025-07-24 11:45 ラブ
「ディズニー女は無理」ってなんで!? マーケター男の独特すぎる“マチアプ”攻略法に仰天。顔出しNGは美形説も
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
論破男にイラ~!妻たちが明かした「夫の嫌いなところ」それでも離婚しない理由ってなあに?
 情熱的な恋愛を経て結婚したはずの夫。結婚生活が長くなり「気づけば嫌いになっていた」なんて人も多いのではないでしょうか。...
恋バナ調査隊 2025-07-23 08:00 ラブ
65%が妻からの提案。夫婦のリアルな寝室事情…夫と寝るのが吐き気がするほど苦痛です
 子どもが成長してきて、上の子はすでに自室で寝るようになり、そろそろ下の子も「ベッドが欲しい」と言い出すようになりました...
豆木メイ 2025-07-22 11:45 ラブ
ついていけないよ~!年下彼氏がいる女性の嘆き5つ。体力お化け男子との“お泊り”でめまいが…
 年下彼氏と交際中のアラサー・アラフォーは、体力の差に驚くこともある様子。中には「好きだけどついていけない…」と悩みにな...
恋バナ調査隊 2025-07-22 08:00 ラブ
もう限界!私の「離婚スイッチ」が入った5つの瞬間。致命的なのは浮気や借金だけじゃない
 現在、3組に1組が離婚するといわれている日本。離婚を切り出すのは妻からのほうが圧倒的に多いのだとか。そこで今回は、妻た...
恋バナ調査隊 2025-07-21 08:00 ラブ
「臭いチェックありがと」夫婦のイチャイチャLINEを見せてください♡  熟年も新婚もノロケるものなのね…!
 あなたの家庭では、LINEでどんな会話が繰り広げられていますか? 夫婦のLINEは2人だけにしかわからない世界観が確立...
恋バナ調査隊 2025-07-20 08:00 ラブ
妻が自覚しない“致命的な浪費癖”。「金をドブに捨てるのと同じ」と憤る45歳男性の願い
「冷酷と激情のあいだvol.255〜女性編〜」では、外回りの仕事をする夫・ユキノリさん(仮名)の暑さ対策への出費に悩む、...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
「暑さ対策は無駄遣い!」外回りの夫に激怒する40歳女性、子どもの塾代のため節約したいのに
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-19 11:45 ラブ
イケメン遭遇率No.1は「永田町のカフェ」って本当? 彼らに響く“意外な言葉”を評論家が伝授
 東京・永田町。大企業のビジネスマンから議員関係、有名大学の学生まで大勢の人が行き交う。「私にとってはローマ(笑)。全て...
「素人は認めない」妻に宣戦布告! 報復した女の思わぬ誤算。悠々自適生活の“代償”は大きかった
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-18 11:45 ラブ
旅好きの女性が“日本人男性”に望むこと。海外の男性との恋で衝撃を受けた決定的な違い
 海外を1人で旅行する女性が増えています。留学やワーキングホリデーなど、長期滞在する機会もあり、そうすると外国人男性と恋...
内藤みか 2025-07-17 11:45 ラブ
中村倫也似の彼、初の“おうちデート”で事件が勃発! 帰宅した女の前で彼が放った一言に愕然
 いまやマッチングアプリやSNSでの出会いは当たり前。でも、相手の背景が見えにくいぶん、隠された真実に後から気づくケース...
おがわん 2025-07-16 11:45 ラブ