学歴なんて関係ない! 東大卒男性が1年追い求めた奥様の魅力

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2021-06-04 06:00
投稿日:2021-06-04 06:00
 言わずもがな日本一の秀才が集結している東京大学出身の男性は、どんな女性と結婚したいと考え、どんな女性を伴侶として迎えるのか? その真相に迫る当連載「東大生の結婚観」第三弾。
 今回インタビューにお答えいただいたのは、一浪して東大に入学し、在学中はラグビー一筋でスポーツに勤しんだという村松大輔さん(仮名・36歳)。お話をうかがいました。

運命の出会いは“結婚式の二次会”で

 村松さんは28歳の時、参列した東大の先輩の結婚式の二次会で、現在の奥さまであるA子さんと出会いました。

 その二次会では、グループごとにゲーム対決をするという余興があって、たまたまA子さんと同じグループに。村松さんは、その時からA子さんのことを何となく「いいな」とは思っていたものの、連絡先交換はせずに二次会は終了してしまいます。

 しかしその後、帰りのバスを待っている時に、A子さんが近くに並んでいたところ、そこにいた新郎とはまた別の東大時代のラグビーの先輩が「村松って彼女いないよな? 良かったら二人で連絡先交換したら?」と促してくれて、村松さんとA子さんは連絡先交換をしたそうです。さすがはラグビーをやっていただけあって、先輩のナイスパスですね!

 それから二人は、何回か食事デートへ。

 そのうちに村松さんからA子さんに愛の告白をしますが、なかなかOKしてくれず、1年がかりでやっと付き合えることになったそうです。一浪して東大に入った村松さん、ここでも粘り強さを発揮したのでしょうか。

 そして交際がスタートしてからは順調に愛を育み、付き合って半年後にプロポーズ、その1年後に入籍をしてめでたくゴールインしたとのことでした。

結婚願望が芽生えたきっかけ

 漠然と「自分の人生において、いつかは結婚して家庭を持ちたい」とは思っていたけれど、「◯歳までに結婚したい!」というような焦りはなかったと、松村さんは言います。

 ところが、結婚への意欲が高まったきっかけが3つあったといいます。気になるその内容を見ていきましょう。

結婚願望が芽生えた3つのきっかけ

東大時代の友人は、30歳までに結婚する人が多い

「20代後半くらいからは、東大の友人の結婚式に呼ばれることが多かったのですが、30歳を過ぎると結婚式の波が落ち着いてくるんですよね。だから自分も“いい人がいたら結婚した方がいいかな?”という気持ちになりました」と。東大生は身を固めるのも早い傾向があるようです。周りの女性が放っておかないということも(!?)あるのかもしれませんが。

 周りの友人が結婚していく様を見て、結婚願望が芽生えていったということも潜在的にあるようです。

就職後の赴任先で人恋しくなった

 村松さんは東大卒業後、就職した会社での赴任先が東北になり、今まで住んだことのない縁もゆかりもない場所での一人暮らしが始まりました。

 当然、最初は友人もおらず、仕事が休みの日にはドライブなどに出かけるのですが、一人だとやはり寂しい気持ちになって「誰か隣にいてくれたらいいな」という思いが芽生えたそうです。

 その間にA子さんとの交際が始まり、遠距離恋愛になりました。

 そして、東北での赴任期間が終わり、東京に戻ってくるタイミングで一緒に住めるようにと、結婚することにしたそうです。東北への赴任があったからこそ、結婚のタイミングが掴めたということも一理あるようです。

「逆に、地方に赴任することなくずっと都心で働いている同僚は、なかなか結婚しないですね」と村松さんがおっしゃる通り、都会暮らしだと刺激的で楽しいことが沢山あるので、なかなか結婚して落ち着こうとは考えないものかもしれませんね! 逆に結婚すると、できなくなる遊びもありそうですし……。

今の奥さんと出会ったこと

 村松さんは言います。「年齢的なことや自分が東北に赴任したことも、もちろん結婚願望を高めた要因ではありましたが、やはり“今の奥さんに出会ったこと”が結婚したい気持ちを一番強めた」

 それほどに、奥さんとの出会いは素敵なもので、交際中もパートナーとしてしっくり来ていたということですね! 

「生まれ変わっても奥さんと結婚したいですか?」と聞いたところ、「もちろん!」という最高の回答をいただきました! なんていい話なんでしょう(笑)。

 このように、ごく自然な流れでお二人は結婚への歩みを進めていきました。

 結婚した当時、村松さんは30歳、奥さんは28歳。現在は2人の娘さんにも恵まれて、家族4人で幸せに暮らしているそうです。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

ラブ 新着一覧


男性が“付き合いたい”と思う4つの瞬間&選ばれる女性の特徴
 気になる男性ができたら、彼から「付き合いたい」と思われるような女性になりたいですよね。そこで今回は、男性が付き合いたい...
恋バナ調査隊 2022-03-02 06:00 ラブ
結婚準備中に彼と喧嘩!意外と多いカップルの原因5つ&対策
 結婚が決まり、楽しいはずの結婚準備。しかし、実はこの期間中に喧嘩をするカップルは決して珍しくありません。人生の大きなタ...
恋バナ調査隊 2022-03-01 06:00 ラブ
幸せになりたい! ダメンズを好きになる女性の特徴&対策法
 男性の好みは人によって異なるものですが、中には「幸せな恋愛をしたい」と思いながらも、なぜかいつもダメンズばかり選んでし...
恋バナ調査隊 2022-03-01 06:00 ラブ
“すぐ泣く彼女”ってどう?男性の本音&泣き虫を卒業する方法
 彼氏と喧嘩した時や生理前後など、情緒不安定になってしまい、ついつい泣いてしまう女性は多いでしょう。そんな「すぐ泣く彼女...
恋バナ調査隊 2022-02-28 06:00 ラブ
何か隠してるの? 元カノに連絡する彼氏の心理4選&対処法
 付き合っているのに、彼氏が元カノに連絡していると、なんだか心がざわざわしますよね……。「もう、ただの友達だから」と言わ...
恋バナ調査隊 2022-02-27 06:00 ラブ
私と彼、両思いなのに付き合わないの?男性心理&恋の進め方
 好きな人ができて両思いになれたら、お付き合いをスタートするのが一般的。でも、中には「両思いなのに付き合わない」という男...
恋バナ調査隊 2022-02-27 06:00 ラブ
「別れ=もう他人でしょ?」元恋人からの連絡に辟易する男性
「冷酷と激情のあいだvol.78〜女性編〜」では、結婚前提で交際していた恋人であるユタカさん(仮名・33歳男性)から、理...
並木まき 2022-02-26 06:00 ラブ
結婚前提の恋人に突然フラれた女性の嘆き「せめて理由を…」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-02-26 06:00 ラブ
結婚はもうしない…“おひとりさま”人生の良し悪しを熟考して
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。大まかな数字で言うと男性の約3割弱・女性の2割弱が一生独身で過ごすであろうと...
山崎世美子 2022-02-26 06:00 ラブ
わざわざ「俺の女」と呼ぶ男性心理4選 彼氏も男友達もなぜ?
 最近では、男女差別に対する意識も高まっているので、女性を「女」と呼ぶ男性は減ってきています。それなのに突然、彼氏や男友...
恋バナ調査隊 2022-02-25 06:00 ラブ
婚活お休み期の効果的な過ごし方 コロナ禍を逆手に取る女たち
 コロナ禍で出会いがない! と嘆く女性が続出する現象も2年が経とうとしています。この状況下で次なる出会いのためにせっせと...
内藤みか 2022-02-24 06:00 ラブ
彼氏といちゃいちゃするのが苦手…原因&克服する4つの方法
 付き合うと、男性は彼女といちゃいちゃしたいと思うもの。でも、中にはいちゃいちゃするのが苦手な女性もいますよね。「ベタベ...
恋バナ調査隊 2022-02-24 06:00 ラブ
セフレ止まりの原因、衝撃!本命彼女になれない女子の解決法
 「一緒に遊ぶいい感じの人がいるけど、告白されない」  「デートもするしホテルにも行くけど、進展がない」  いい...
若林杏樹 2022-02-23 06:00 ラブ
“重い”と“可愛い”の違いは? 男性から愛される女性の特徴4つ
「男性は重い女性が苦手」と、思っている女性は多いですよね。でも、なぜか一見重たそうな言動をしているのに、愛されている女性...
恋バナ調査隊 2022-02-23 06:00 ラブ
男性が本当に好きな料理ベスト4♡ 胃袋を掴むコツもご紹介!
 男性を射止めたいなら「胃袋を掴め」なんてよく言いますが、実際においしい料理を作ってくれる女性を奥さんにしたいと思う男性...
恋バナ調査隊 2022-02-23 06:00 ラブ
好きな男性の匂い​​が落ち着く理由4つ&NGな場合の対処法
 好きな男性の匂いを嗅いだだけで、「なんだか落ち着く♡」と感じた経験がある人は多いでしょう。実は、これには理由があるよう...
恋バナ調査隊 2022-02-22 06:00 ラブ