別れ話を切り出された…対応を誤ると“悪夢”は突然やってくる

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-06-26 06:14
投稿日:2021-06-26 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。彼との関係がしっくりといかない……倦怠期? 嫌われた? と薄々気づいていながら認めたくない気持ちでいる人、いませんか。仲良しだと思っていたのに、突然「別れよう」と言われてしまい、目の前が真っ白になったと泣きながら相談される方もいます。人はどんな形であれいつかお別れが来るものですが、心変わりで関係にピリオドを打たれるのも辛いものです。今回は、そんな悲劇が起こった時にはどう対応するのがいいのか。自分の心を守るためにも知っておいてもいいかもしれません。

男性が別れを決意する3つのケース

不満が蓄積して徐々に気持ちが冷めるケース

 お別れに至る理由で一番多いのがこのパターンです。結婚している場合は会話も弾みませんし、子供を交えないと一緒に出かけることもないので、男女としては“終わった関係”にお互いが気づいています。

 たとえ夫婦仲が冷え切っていたとしても、男性の特徴として離婚となると面倒くさいので、別れを決意するのはよほどの場合です。そんな男性たちでさえ“別れ”を口に出す、よほどのケースとは……。

 代表的なものに以下の3つが挙げられます。

・片付けができないゴミ屋敷嫁
・浮気をしていることが発覚した嫁
・自分(夫)の親の悪口を言う嫁

瞬間的に冷めて生理的に無理になるケース

 既婚男性は女性と違い、結婚後に今さら生理的に冷めることはそれほど多くはありませんが、“瞬間的に冷める”ケースは交際中に多く見られる傾向です。彼女のムダ毛がジョリっと唇にあたった途端、全身がぞわっとして瞬間的に相手を嫌いになってしまった……という男性もいました。

 お口が強烈に臭うのに、絡ませ系のキスをねだる彼女にゲンナリしてデートが嫌になった。ほかの男性の話を自慢げに話す無神経な女性に嫌気が差した……などなど、原因はさまざまですが、身体的な嫌悪で冷めた場合は相手に理由を伝えないのがほとんど。話を聞いても納得のいくような展開にならないのが特徴です。

 こういう時の男性は、別れ話の手前でこんなことを言い出します。

・「ごめん、仕事に集中したい」
・「会う時間がなくて申し訳ない」

心変わりして好きな女性ができたケース

 これは既婚・未婚男性ともにあるあるです。女性はほかに好きな人ができた場合、夫や彼氏に冷たくなりますが、男性は真逆です。申し訳なさからか、最初は少し優しくなるのでわかりづらいかもしれませんが、心変わり=浮気です。

 男性が相手の女性に本気になると、浮気がバレた時点で開き直ります。隠す必要がなくなると、朝帰りやお泊りも平気になって怖いものなし。ほかに好きな女性ができた男性が、別れたい時に見せがちな言動がこちら。

・「ひとりになりたい」
・昔の話を持ち出して因縁をつけだす

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


離婚に同意したよね? グダグダ夫にしびれを切らす41歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
俺の人生を何だと思ってる?離婚届を焦らし抵抗を画策する夫
「冷酷と激情のあいだvol.114〜女性編〜」では、離婚に合意しながらも2カ月以上にわたって離婚届を書いてくれない夫・ヤ...
並木まき 2022-10-29 06:00 ラブ
彼と服の趣味が合わない!愛情が冷めないうちに手を打ちたい
 彼氏が大好きなのに、どうしても服の趣味が合わないと悩んでいる人は多いようです。気持ちが大事だとわかっているものの、やっ...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
年下男子の“必死3択”に思わずOK!面白いデートのお誘いLINE
 異性として意識していない男性からデートに誘われたら「期待されても困るし……」と思い、断るかもしれませんね。でも、思わず...
恋バナ調査隊 2022-10-29 06:00 ラブ
「円満に彼氏と別れる方法」同棲中やモラハラにも通用する?
 付き合っている彼氏と別れたいと思っていても、別れを切り出すのってつらくて重たいですよね。情があったり、傷つけるのが怖い...
恋バナ調査隊 2022-10-28 06:00 ラブ
15歳下の彼氏で立証済!年下恋愛の達人が実践する愛されテク
 年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
内藤みか 2022-10-27 06:00 ラブ
「浮気した」と自分から言う男性心理 自白の裏にある狙いは
 彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
恋バナ調査隊 2022-10-27 06:00 ラブ
そろそろ潮時?彼と一緒でも全っ然楽しくないからすべきこと
 彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
若林杏樹 2022-10-26 06:00 ラブ
彼の“不良アピールLINE”がウザい「皆ペコペコ頭下げてくる」
 気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。  悪...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
職場の後輩君が気になる…恋愛成就は憧れの先輩ポジション♡
 職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
恋バナ調査隊 2022-10-26 06:00 ラブ
おディーン様か?女性がドン引きした「男のキザな言動」3選
 ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
恋バナ調査隊 2022-10-24 06:00 ラブ
追うより追いかけさせる!“心がけ一つ”でモテ女になれる方法
 あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
恋バナ調査隊 2022-10-22 06:00 ラブ
体の相性◎で4年もズルズル 酒の勢いで元彼と寝る女性の憂鬱
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
「世にいうセフレ?」酒に酔っては元カノとHする男性の後悔
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ
信頼の証とはいえチョイ面倒…愚痴が多い彼氏の心理と対処法
 彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
恋バナ調査隊 2022-10-21 06:00 ラブ