“彼が会いに来る女性”と“彼が会いに来ない女性”の違いとは?

内藤みか 作家
更新日:2021-07-01 06:00
投稿日:2021-07-01 06:00
「彼がなかなか会ってくれない……」。これがコロナ禍での女性の大きな悩みとなっています。コロナ禍前は週1で会っていたのに、コロナ禍以降は月1以下にペースが落ち込むカップルも珍しくはありません。及び腰の彼に「今すぐ会いたい」と思ってもらうためには、どんなことをすればいいのでしょうか。

彼はどうして会ってくれないの?

 コロナ以降、彼が全然会ってくれない。そう嘆く女性が大勢います。けれど、その一方で、彼が前にも増して会いに来る、という女性も一部には存在しています。両者の違いはどこにあるのでしょうか。

 実は「彼が会いに来てくれない」と言っている女性たちは、ほとんどが、彼に「今度いつ会える?」という催促をしています。そして彼がなかなか日程を決めないと「もう何日も会ってないのに!」と怒り出すのです。たとえ緊急事態宣言下であっても怒るのです。

会う回数=愛情ではない

 緊急事態宣言も出ているので、少しデートも控えたほうがいいだろう。むやみに出歩いて感染したら仕事にも支障が出てしまうし……。多くの真面目な男性は、このように考えています。そして恋人のことが大切だからこそ、感染が落ち着くまでは濃厚接触はリスクもあるし、と思っているのです。

 けれど女性たちは、男性が会わなくなると「愛情が薄れてしまったのでは?」と不安にとらわれてしまいがち。「私と会っていない時に、他の女性と会っているのでは?」という妄想に駆られて、彼に何度も「会いたい」を連呼してしまいます。その結果、彼から「交際を考え直したい」とフられてしまった女性も大勢います。

ひとりを楽しめる女性になろう

 では、このような状況下でも彼が「会いたい」「会わなくては」と感じ、実際に会いに行く女性がいます。いったいどのような人なのでしょうか。それは、実は、彼と会えなくても全然さみしそうに見えない女性たち、ひとりの日々を楽しそうに暮らしている女性たち、なのです。

 ひとりで過ごす部屋の中でも、趣味に没頭したり、何かの勉強を始めてみたり。生活を充実させて生き生きとしている女性を見ると、男性は「あれ?僕のことを忘れちゃったの?」「ひょっとして他に親しいができたのかな?」と心配になり、会いたくなってしまうのです。

料理画像は黄門様のご印籠

 そして、男性がとても会いたくなるのは、料理上手な女性です。SNSや彼へのメッセージに手作りの美味しそうな食事の画像をアップするだけで「美味しそう! 食べたい!」と感じてしまうのです。特にひとり暮らしの男性ほど、料理が得意な女性への憧れは強いようです。

 ひとり暮らしを始めたら、彼がしばしばやって来るようになったという報告もあります。ゆっくりお家デートができれば密ではないので安全だし、手作り料理もついてくるので、彼も大満足なのです。何度もお泊まりするうちに、自然と同棲や結婚の話も出てきているのだとか。

「今はしかたないよね」と割り切る

 なにより大切なのは、社会が大きく変化しても、どっしりと構える勇気です。「どうしようどうしよう」と彼に助けを求めるだけでは、彼も負担に感じてしまうのです。「こういう時期だからしかたないよね」と言える女性、「私は大丈夫だから、あなたもがんばってね」と言える女性に、男性は芯の強さを感じ、こういう女性と一緒に生きていきたいと考えるのです。

 世界が大きく変動しているなか、しっかりと自分の足で立てている女性に、男性は魅力を感じます。自分らしさを失わずに過ごしている女性の姿はとても美しいものです。面白いものでこういう女性ほど彼が会いに行くと伝えても「ウイルスが心配だから無理しないでいいよ」と断ったりしているのです。会いたいとアピールするよりは「会わなくても大丈夫だよ」と伝えられる女性を目指したほうが、男性には愛されるのかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


夫の年収を超えた!夫婦険悪回避5カ条&見直したいお金の管理
 結婚や出産後も仕事を続けやすくなりつつある今、収入アップする女性が増えています。中には「気が付いたら夫の年収を超えてい...
恋バナ調査隊 2023-03-23 06:00 ラブ
子供の名前は「翼」…スポーツ好き夫がうざい!対処法は?
 いろいろな趣味がある中で、スポーツ好きな男性は結構多いですよね! 妻としては夫の好きなことを尊重してあげたいと思う反面...
恋バナ調査隊 2023-03-22 06:00 ラブ
夫婦だってあくまで他人 「過度な束縛」は人権侵害だと思う
 男友達と話していてたまに聞くのが、「妻からの束縛が激しくてさぁ……」といった愚痴です。  例えば、「家に帰ったら...
豆木メイ 2023-03-21 06:00 ラブ
「下の毛に白髪が4本!」浴室で絶叫する夫、老化を感じるトホホな話
 気がつけば結婚して十数年。40代になってから、日常生活で夫の「老い」を感じる瞬間が増えてきた人も多いでしょう。いつも家...
恋バナ調査隊 2023-03-21 06:00 ラブ
生理中に彼氏が神対応!好きな人とブルーな時でも仲良くする方法
 毎月やってくる生理。重さの違いはあれど、憂鬱になったり、体がしんどくなったりして、彼氏とつい喧嘩に発展してしまう人も多...
恋バナ調査隊 2023-03-20 06:00 ラブ
国籍限定!韓国人と出会えると噂のマッチングアプリを試してみた
 未だ衰えない韓流ブーム。「韓流アイドルのようなイケメンと出会いたい……」と、韓国人との出会いを夢見る人も多いのではない...
2023-03-20 06:00 ラブ
不倫、セフレ…なぜ報われない恋にハマる? 女性心理を解説
 不倫やセフレなど、報われない恋にハマる女性は多いですよね。幸せになれないかもしれないとわかっているのに、微かな希望を信...
恋バナ調査隊 2023-03-18 06:00 ラブ
お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-11 15:40 ラブ
「たかが衛生観念の不一致で?」離婚する気のない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
並木まき 2023-03-18 06:00 ラブ
クヨクヨ時々ぷんぷん「落ち込みやすい彼氏」はどう接する?
 落ち込みやすい彼氏を見ていると、少し頼りなく感じてしまう反面、どうにかしてあげたい気持ちになりますよね。今回は、落ち込...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
40代で一目惚れしたら?グイグイより“さりげなく”攻めるが吉
「40代で一目惚れしたら、その彼と恋愛や結婚はできるのかな……」。  40代で一目惚れした女性が、その後、順調に恋愛→...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
子育てとセックスは両立できる?レス防止策、無音プレーと発想の転換も
 新婚の頃は夜の生活を自由に楽しめていても、出産をした途端にセックスレスに陥る話はよく聞きますね。実際に子供が成長してい...
恋バナ調査隊 2023-03-16 09:48 ラブ
「DVの兆候」を見抜く 日常生活におけるチェックポイント3つ
 DVによる事件は、コロナ禍の閉塞感もあって、警察に寄せられた昨年1年間の相談件数は過去最多となっています(警察庁発表)...
内藤みか 2023-03-16 06:00 ラブ
リカなのに「リンちゃん」を連呼!女性が経験したがっかりピロートーク
 身体を重ね、愛を確かめ合った後に交わすピロートーク。彼からの甘い一言を期待していたのに、がっかりするような発言をされた...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
夫の怒りいくばく? 2回目の不倫がバレた時の効果的な謝り方
「また、不倫をしてしまった……」。初めての不倫とは違い、2回目の不倫がバレたとなると、ただの謝り方では許されません。「次...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
後悔しない結婚相手の選び方 知らないとやばい落とし穴とは
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」 「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」 ...
若林杏樹 2023-03-15 06:00 ラブ