「ドラゴン桜」にまさかの“声だけ”出演!
4月期ドラマでトップを走り続けた日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)が、先月27日放送の最終回で平均世帯視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と今年の全ドラマ1位を記録し有終の美を飾った。
瞬間最高視聴率22.7%は放送時間内に3回記録。そのうちのひとつは前作「ドラゴン桜」(05年放送)の生徒役だった山下智久(36)が“声だけ”ではあるが、凱旋出演を果たしたシーンだった。これにはネット上の山下ファンも「さすが山Pもってる男!」「声だけで瞬間最高視聴率かっさらうとか凄すぎる!」と歓喜した。
山下の出演は“不可能”の見立ても
山下は前作「ドラゴン桜」で東大クラス生徒役6人のうちのメインを務めていた。今作、生徒役から成長し東大卒の弁護士役で続投した長澤まさみ(34)や、初回でゲスト出演した紗栄子(34)のように、“生徒組”の山下や新垣結衣(33)らの登場が期待され続けたが、最終回当日に2人のサプライズ出演確定がネット記事でスッパ抜かれるまで、山下の出演は不可能なのではないかとの見方が多かった。
前作放送時にはジャニーズ事務所のNEWS所属だったが、現在は脱退・退所しており、また今作にはジャニーズ期待の星、King & Princeの高橋海人(22、※高ははしごだか)が主要生徒役で奮闘していたことから、共演NGで出演出来ないのではないかと推測されていたのだ。
山下は20年10月に同事務所を退所後、ハリウッド映画「The Man From Toronto」の撮影に参加したり、495万人のフォロワーを抱える自身の公式Instagramの投稿がたびたび大反響を呼んできたが、日本のドラマへの出演は途絶えていた。
「ドラゴン桜」声だけ出演が意味するもの
今作「ドラゴン桜」の最終回では、長澤、紗栄子、小池徹平(35)、中尾明慶(33)、そして大トリに新垣も出演し、前作生徒役では山下だけが“声だけ”で姿を現さない形となった。それでもファンからは、「退所からこんなすぐに声だけでもドラマに出られて良かった」「ガッキーとのツーショット見たかった。まずは声で地上波復帰したから、次はコード・ブルーだ!」と期待が寄せられている。
山下と新垣は前作「ドラゴン桜」の他に、山下主演の人気医療ドラマシリーズ「コード・ブルー」(フジテレビ系)でも長年に渡り共演してきた。同作劇場版は興行収入93億円を超えており、こちらでも山下がとんでもない数字に貢献していることが分かる。
だが、山下がジャニーズを退所し日本のテレビ界から干された状態なら続編は不可能と諦めるファンも多かった。今回の「ドラゴン桜」への“声だけ”出演は、大きな一歩として意味があると受け止められているようだ。
後輩・キンプリ高橋への配慮?
一部報道では山下の“声だけ”出演はジャニーズ事務所の圧力があったためではなく、後輩の高橋を想って山下側から提案されたものとも言われている。真意のほどは不明だが、ともかく瞬間最高視聴率というこの上ない結果を出したことに変わりはない。
紗栄子が自身の公式Instagramに前作と今作生徒らの集合写真を投稿した際、その場にはいない山下の公式Instagramアカウントもタグ付けしたり、山下からも長澤の公式Instagramに投稿された紗栄子ら“同級生”との記念写真に「いいね!」を押すなど、所属事務所や出演の仕方に関係なく同じ時代を築いてきた仲間との絆は固いようだ。
「コード・ブルー」共演者らと絡む姿に…
山下は、前述のハリウッド作品出演やインフルエンサーとしての活動の他に、高級ブランド「ブルガリ」や「ディオール ビューティー」のアンバサダーに就任するなど世界的水準で見ても華々しい活躍をしている。
また先月30日には山下公式Instagramストーリーズに「コード・ブルー」で共演して以来、親交のある浅利陽介(33)と筋力トレーニングを行う動画が投稿された。「ドラゴン桜」での間接的な新垣との共演、そして浅利とのプライベートでの交流から、ファンの期待は山下の日本のドラマ復帰、そして「コード・ブルー」続編へとますます加速する一方だ。
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