この人と一緒なら不幸になっても構わないと思える相手を選ぶ
結婚して幸せになる!という思いが強いほど、不幸せな現象が起きたときに「こんなはずじゃなかった」と、不安や怒りで心も折れやすいものです。
自分が気に入った愛する伴侶を見つけて結婚するのはもちろんですが、結婚後はリストラ・災害・不妊・病気など、言い出したらキリがないほど人生は山あり谷ありです。
そんな時に「幸せになれると思ったのに……」と、今のような不幸が起きているのは相手のせいだと思ってしまうこともあるかもしれません。
ダメになったら自分が面倒を見ると言い切った友人
30年前以上の話になりますが、仲の良い友人が不倫をしました。当然若かった私は大反対でした。
妻子のある彼は親の代からのお金持ちで、好きなときにゴルフや旅行や買い物三昧の生活が出来る裕福な相手でしたが、なにせ既婚者です。到底、幸せになれるなんて思えませんでしたが、二人の気持ちは真剣でした。
駆け落ち同然で一緒になると決めた、と友人が言った時のことです。
「今はお金持ちだけど、もしお金がなくなって相手が働けなくなったらどうするの?」
私は引き留めたい気持ちで聞いてみました。
友人は当たり前のように、「そうなったら私が水商売でもなんでもして働いて彼の面倒をみる」と言ってのけました。
不倫は今も昔もいいことではありません。しかし、その二人は30年後の今、どこへ行くにも一緒の仲良し夫婦です。相手が癌を患ったときも、30年前の言葉どおり甲斐甲斐しく面倒をみていました。
彼女は安直に“幸せになれる”と思って、一緒にいる決意をしたわけではないと思います。たとえ不幸になったとしても彼と一緒にいたいと思った覚悟が、今の幸せにつながったのでしょう。
まとめ
すべての悩みは自分が作り出した現象です。苦労を苦労と思う人と思わない人。その違いは心の持ち方です。
結婚も人生のお勉強のひとつだと筆者は捉えております。
一緒に人生を乗り越えるぞー!と覚悟してかかるくらいが良いかもしれませんね(笑)。
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