更新日:2021-08-31 06:00
投稿日:2021-08-31 06:00
職場で起こる「ハラスメント」の中でも、特に対処が難しいのが「スメハラ」です。この“臭い問題”は、本人が気づいていない場合が多いので厄介なんですよね……。しかも、「たかが臭いくらいで」と言われそうで、被害を受けても相談しづらいのが難点。
そこで今回は、職場でのスメハラについておすすめの対処法を5つ、ご紹介しましょう!
そこで今回は、職場でのスメハラについておすすめの対処法を5つ、ご紹介しましょう!
職場でありがちな「スメハラ」ってどんなもの?
「スメハラ」とは、臭い(スメル)によるハラスメントのこと。たとえば、不快な臭いである「ワキガ、口臭、加齢臭、汗の臭い」や「香水、化粧品の匂い、柔軟剤の匂い」など“コスメティックバイオレンス”とも呼ばれるものも含まれます。
たかが臭いと思われがちですが、「仕事に集中できない」「作業効率が悪くなる」「頭痛や体調不良になる」など、被害者本人にとってはとても深刻な問題です。
職場のスメハラを対策するのが難しい3つの理由
これだけ問題になっているスメハラですが、多くの職場が対策に手間取っています。その理由をチェックしてみましょう。
1. 加害者にとってハラスメントになる可能性があるから
そもそも、体臭や口臭などの臭いはデリケートな問題なので、相手の心を傷つける可能性があります。そのため、伝えた人が、逆にスメハラの加害者に対するハラスメントになってしまう危険性があり、慎重にならざるを得ないのです。
2. 多くの加害者に悪気がないから
スメハラが厄介な理由は、加害者に「悪気がない場合が多い」という点も挙げられるでしょう。人は自分の臭いに慣れているため、本人が臭い問題に気づくのは難しいですよね。
形のない「臭い」というデリケートな問題を周囲から問いかける必要があるため、解決になかなか至らないのが実情です。
3. 臭いの感じ方には個人差があるから
臭いの感じ方には個人差があります。職場の多くの人が感じるほどの強い臭いであれば、上司に相談する勇気も湧くと思うのですが、「これって自分だけが感じているのかも」と思いとどまってしまう人も多いため、なかなか問題として浮かび上がってこない場合が多いようです。
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Koji Takano
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