V6解散前のラストツアーでもざわつかせた「高額転売合戦」
ジャニーズ事務所は以前より、嵐をはじめとしたチケット入手困難なグループのライブチケット高額転売を注意喚起してきたが、それはとどまるどころか加速する一方のようだ。
来月からスタートするV6解散前のラストツアー「LIVE TOUR V6 groove」のチケット当落が今月中旬に応募者に通知され、Twitter上では突如“V6全滅”がトレンド入りする事態となった。多くのTwitterユーザーが、V6メンバー全員に何か良からぬことが起きたのではと心配したが、それはV6最後の雄姿を見ようと複数公演申し込んだものの、すべて落選してしまったファンたちがツイートしたものだった。
そして、その直後から定価9000円台のチケット1枚に55万円の値がつくなど「高額転売合戦」が始まった。これには落選したファンから「最後だから絶対観たかったのに。せめて入る人は純粋なV6のファンであって欲しいのに。転売ヤーの思うつぼすぎて辛い」と怒りと悲しみの声がネット上に多数溢れた。
転売ヤーから購入しても入場できない可能性
「転売ヤー」とは、はじめからライブに参加するつもりはなく転売目的でチケットを買い占める業者や個人を指す。しかし一部のファンはメンバーを一目見たさにルール違反だと分かっていても高額取引で購入しているようだ。ただし、そうしたチケットで入場できる保証は無い。
実際、先月より全国ツアー「King & Prince CONCERT TOUR 2021~Re: Sense~」を開催しているKing & Princeでも、チケットの高額転売が横行。今月中旬の同ツアー横浜アリーナ公演では、高額転売でチケットを不正入手したファンが恐れる入場時の「本人確認(身分証提示)」が実施され、ネット上には「は、キンプリ横アリ本人確認で入れなかった…」「大阪公演では無かったのにランダムで本確はいじめすぎる」と入場を目前に弾かれ崩れ落ちるファンの声が多くあがった。
エンタメ 新着一覧