ビジネスメールを間違えた! 困った時の対応方法&参考例文

コクハク編集部
更新日:2021-09-30 06:00
投稿日:2021-09-30 06:00
 個人のメールに比べて、ビジネスメールを送信する時はいつもより慎重に内容を見直す人が多いでしょう。でも、やっぱりミスは起きてしまうもの。そこで今回は、ビジネスメールを間違えてしまった時の対処法をご紹介します。ポイントを守って、ピンチをチャンスに変えていきましょう!

“間違えたビジネスメール”をトラブルにしない4つのポイント

 どんなに注意をしていても、誤送信をしたり、誤字脱字をしたり……など、ビジネスメールを間違えてしまうことはあります。いざという時のために4つのポイントを意識しておくと、トラブルを極力避けることができますよ。

1. 間違えに気づいたら即対応・謝罪する

 ビジネスメールの場合、間違いに気づいたら即座に対応することが鉄則。間違えた内容に沿って相手が仕事を進めてしまうと、修正するにも時間と労力がかかってしまうでしょう。

 上司や関わるスタッフに報告・相談のうえ、急いで間違えた相手に電話をして、謝罪と内容の訂正を伝えましょう。そのうえで、確認として謝罪メールを送るのがベストです。

2. メールの件名・内容はわかりやすく

 謝罪メールを送る際には、確実に確認してもらえるよう「件名」を工夫してみてください。タイトルに【重要】【訂正】などの文言を入れ、「〜の誤記についてのお詫び」など、件名を見ただけで、何を修正する必要があるかわかるようにすると親切です。

 また、文中では、どういったミスだったのか、明確な内容がわかるように伝えましょう。通常のメールのように文頭に挨拶などを書くのではなく、お詫びの言葉を添えたうえで、必要最低限のシンプルな内容にするのがポイントです。

3. 間違えたことに対する今後の対応策を伝える

 謝罪と訂正を伝えたら、最後に今後の対応策まで伝えられると、なお良いでしょう。「今後はこのようなことがないように、社内でのダブルチェックを強化していく」など対応策を伝えることで、真摯に反省し、改善しようとしている姿勢を見せることができるはずです。きっと、誠意のある対応だと感じてもらうことができるでしょう。

4. 間違ったメールの影響範囲を確認

 間違ったビジネスメールを送ったあとには、謝った後の対応も大切です。そのメールによってどんな範囲に影響が出るのかを予測し、しっかり対処していくことで、新たなトラブルを避けることができます。

 今だけでなく、先のことまでできるだけ多くの可能性を想定しながら、対策を立てておきましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
奢り奢られ問題…リュウジ氏にもう港区くるなよ?の反論、私達が学ぶこと
 ネットを大いに騒がせた「奢り奢られ問題」。料理研究家のリュウジ氏のSNS投稿が火種となり、多くの意見が寄せられました。...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...
5年に1度の逸材にゃ!ノーブルすぎる“たまたま”に思わず合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…
 令和の今、社会人の中でも「出世したくない」と考える人が非常に増えているようです。少し前まではどうにかして出世してやろう...
ハロウィンの新顔!小粒な「ソラナムパンプキン」は枝にぶら~んぶら~ん
 まもなくハロウィン。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋さんに、今年も大きなパンプキンが店頭を占拠する季節がやってま...
26歳ギャラ飲み女子の貯金額は3000万円!昼はOL、非港区系の堅実生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
いくつになっても、誰かに褒められるのはやっぱりうれしい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
出産を機に中途半端なキャリアに…今にマッチした働き方は?
 先日X(旧Twitter)で、米ハーバード大学教授のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したニュースを...
シンデレラ城より“我が城”が好き!LINEが示すめんどくさがりやの実態
 めんどくさがりやの人は、できるだけ身動きしないで済むように、いろいろな方法を駆使し、少しでも楽な生活を追求していますよ...
水しぶきの向こうに見えた太陽 長く暑かった季節を偲んで
 次の季節に向かうとき、少し寂しくなるのはなぜだろう。  高3の夏の終わりに自分の手でプールのカギを閉めたときとは...
パーフェクト“たまたま”の精悍&クールな眼差しに痺れちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
発達障害グレーゾーンの長男が憎い…ある一言で私の何かがプツンと切れた
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...