「激坂最速王決定戦2021」参戦レポ 2021.11.16(火)

コクハク編集部
更新日:2021-11-16 06:01
投稿日:2021-11-16 06:00

え、まだ登るの?

 息も絶え絶えになりつつも、ようやく残り2キロというころで現れたのがこの坂です。坂っていうか壁です。なんだこの鬼畜マラソン。

 こんな坂を前にしたら、ランナーズハイなんて起こりっこないです。幸福感ゼロ。

 なぜ決して安くないお金を払ってまで、こんなつらいことをしているのか? なぜこんなところにいるのか? なんのために? ひたすら疑問と後悔が押し寄せてきます。「止まない雨はない」って言うけども、終わらない坂はあるんだよ!

ゴール直前のサプライズに感激

 そんなわけで、ゴールのアーチが見えたときは心底安心しました。やっと終わりだ!! もう一歩も走りたくない。何なら歩きたくない。っていうかむしろ、ゴールがこっちに来ればいいのに……などと、グダグダと思っていたら沿道に人影が。

 よくよく見ると、なんと「3代目山の神」神野大地選手じゃないですか!

「ナイスラン! あと少しです。頑張って!」の声と、さわやかな笑顔に疲れも吹っ飛びました。年甲斐もなく黄色い声を上げてしまいましたよ。だって超カッコよかったんだもんよ。しょうがないやん。イケメンは正義。

 大会終了後に調べたところ、神野大地選手は大会記録更新でぶっちぎりの優勝を決めてました。そんな大仕事した後に、こんなおばちゃんランナーにも笑顔で接してくれるなんて、神だ。本当の神だ。

おわりに

 結局2時間5分でゴールしました。2時間切りの目標は、達成ならず。うーん、残念。もっと筋トレをしておけばよかった。13.5キロだからってちょっと舐めてたわと反省。来年はもうちょっと対策を練ってから挑戦しよう。ん? 来年?

 不思議なことに、あれだけキツイしんどいとぼやいてたくせに、いざ終わるとリベンジしたくなってるんですよねー。これがもしかしたら筆者なりの「ランナーズハイ」なのかもしれません。

 来年こそ、2時間切り目指すぞ。待ってろよ、箱根ターンパイク!

(編集K)

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