冬の観葉植物のお手入れ3カ条
冬は観葉植物にとっては休眠時期。 この時期、枯れないためのコツなんてもんがございます。
たいしてご負担にならない、枯れないための極意をお教えいたしますわよ。
1. 部屋を暖かく快適に
どんなに寒さに強い植物だとしても、基本的に観葉植物の多くは亜熱帯植物。寒い時期は休眠時期に入るため、葉が黄色く落下してカラ坊主になったり、しんなりしちゃうものもございます。ですが、春になり暖かくもなれば、勝手に新芽が出てまいります。
基本的にアナタが過ごしやすいと思う温度が植物にとっても適温でございます。
2. 水と肥料は極力やらない
最近の住宅環境は良くなっているので、暖房を切った後も部屋が暖かい、なんて羨ましいお宅もございます。そのようなお宅では、植物も多少の成長というものはあるかもしれませんが、それでもやはりお水は極力控えめ、肥料はナシでお願いいたします。
夜になると水を含んだ土は冷たくなり、悪影響ですし、肥料は吸収されずに根っこを焼いてしまうので逆効果。
寒い地域で夜に暖房を切って過ごされる場所では、鉢の中の土が冷たくならないように鉢カバーをつけたり、新聞やエアパッキンなどで鉢を包むだけでも防寒になり、効果的でございます。
3. 葉水をあげる
葉っぱに水をスプレーすることを、葉水(はみず)といいます。葉水は葉の保湿だけでなく、葉表面のお掃除や葉の周りの空気を動かし、病害虫の予防に一役かっております。
葉水は、できれば毎日がおススメ。植物の様子を見ることができますし、土にお水をたいしてあげなくても、葉っぱから水分を吸収いたします。
ただし、葉水を行う時間帯は暖かくなる朝、あるいは昼間に。寒くなる夜はNGでございます。
「忙しいから自分のタイミングでやりたい!」そんなアナタには、“加湿器を横に置く“という離れ技をオススメいたします。
加湿器は湿気だけではなく、ぼんやりとした暖かさも提供してくれます。
観葉植物ばかりか、胡蝶蘭やアンスリウムなどにも環境がよろしく、勝手に水分を吸収して開花期間を長くすることもできます。究極、加湿器の横、オススメでございますわよ。
どうです? そんなに難しいことではないと思いません? お試しあれ。
アナタのお家の観葉植物が、無事に寒い冬を超えられますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。
ライフスタイル 新着一覧