夫は浮気相手と同棲中も…離婚話が進まず苦悩を抱える女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-11-27 06:00
投稿日:2021-11-27 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、夫の浮気が発覚し、別居までは進んだものの、離婚には応じてもらえず苦悩を抱えている女性のエピソードをお届けします。

結婚直後から浮気をしていた夫を許せず別居

 紗英さん(仮名・37歳女性)は、3歳年上の夫・ヒロカズさんと結婚6年目。結婚4年目を迎える寸前に夫の浮気が発覚し、現在は別居中です。別居期間はそろそろ1年半を迎えるそうで、紗英さんは早期の離婚を望んでいます。

「夫の浮気が発覚した当時、相手の女性との交際期間は3年を超えていました。つまり、私と結婚してすぐに浮気を始めていたというわけです。

 一時的な気の迷いなら許そうとも考えたのですが、長期にわたって私を裏切り続けていた夫をどうしても許せず、離婚を前提とした別居に踏み切りました。

 夫は、私が家を出てすぐに当時の賃貸マンションを引き払い、新たに家を借りて、そこで浮気相手と同棲を始めています」

 紗英さんと夫のあいだには娘がひとりいて、現在は紗英さんが育てています。夫からの養育費や生活費の支払いもなく「ただ籍が入っているという中途半端な状態」だと、紗英さんは苛立ちを隠しません。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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