JUMP山田涼介“なにわ男子軽視”で物議も…蘇るマッチ事件

こじらぶ ライター
更新日:2022-01-21 10:47
投稿日:2022-01-21 06:00

山田涼介がカウコンの“初夢ユニット”に言及

先輩を敬う大切さを問うた山田。だが甦る「マッチ事件」/(C)日刊ゲンダイ
先輩を敬う大切さを問うた山田。だが甦る「マッチ事件」 /(C)日刊ゲンダイ

 今月13日、ラジオ番組「Hey! Say! 7 UltraJUMP」(文化放送)で、MCを務めたHey! Say! JUMP山田涼介(28)の発言が物議を醸している。

 コトの発端は、昨年12月31日に東京ドームで開催されたコンサート「ジャニーズカウントダウン2021→2022」(通称「カウコン」)だ。出演したのはKinKi Kids、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子というベテランから若手まで揃った総勢13組。MCはこの日一番の先輩だったKinki Kidsの2人が務めた。

 ジャニーズ恒例のカウコンで、今回初めて導入された目玉企画が「国民投票!ジャニーズ初夢ユニット」と題した人気投票だった。同コンサートを生中継するフジテレビの公式サイトから、「王子様」「元気」「セクシー」だと思うメンバーを各1人ずつ事前に投票。上位にランクインしたメンバーで各部門、一夜限りの“初夢ユニット”を結成するというものだった(本コラムでも「NHK紅白惨敗…“ジャニだらけ”は低視聴率の要因になったのか」にて取り上げた)。

 投票時点では、その“初夢ユニット”がどのように登場するか明かされていなかったが、実際の放送では「セクシー5」、「元気5」、「王子様5」としてそれぞれ5位から1位まで順に発表し、各ユニットでその部門にちなんだ楽曲を披露するという流れだった。

「光一さんをセンターにしないっていうのは俺はなしだなって思ってましたね」

ジャニーズにしては珍しく後輩の下剋上を露わにしたランキングだった/(C)日刊ゲンダイ
ジャニーズにしては珍しく後輩の下剋上を露わにしたランキングだった /(C)日刊ゲンダイ

 セクシー1位は20年デビューのSnow Man・目黒蓮(24)、元気1位・王子様1位は昨年デビューのなにわ男子から大橋和也(24)、道枝駿佑(19)がそれぞれ選ばれた。

 もとより人気投票ともなると、デビューしたてで勢いのある若手が有利なことはある程度想定されていた。その結果、1位となった彼らは2~4位にランクインした名だたる先輩たちを差し置いて各ユニットのセンターとなり、パフォーマンスすることになった。

 セクシー5位だったKAT-TUNの亀梨和也(35)はパフォーマンス後、「ちょ、ちょっとあの、20代に交じって凄く、凄く…」と気まずそうにしていたが、MCのKinki Kidsから「良かったよ!」「さすが!」とフォローされる一幕もあった。

 山田がラジオで苦言を呈したのは自身もランクインした「王子様5」についてだった。同部門5位は25周年を迎えMCも務めるKinki Kidsの堂本光一(43)、4位にSixTONES・京本大我(27)、3位にKing & Prince・平野紫耀(24)、2位に山田が選ばれた。1位は前述の通り、デビューしたての19歳・道枝で、彼らを従えて堂々のセンターを務めた。

 それについて山田は「光一さんをセンターにしないっていうのは俺はなしだなって思ってましたね」「順位とかももちろん大事だけど。それよりも大事なことってあるんじゃないかなって僕は正直思いながら歌ってました」と率直な想いを述べた。

山田涼介が説くジャニーズの“ステージ論”

 最大限、道枝に気遣いながら「みっちー(道枝)のセンターが悪いとかそういうことではなくて」「例えば(平野)紫耀がセンターでも、(京本)大我がセンターでも、俺がセンターでもおかしかったんじゃないかなって言うか。やっぱり光一さんがセンターにいってそれを僕たち後輩が横で歌わせていただくっていうのが、まあ普通っちゃ普通ですよね」と続けた。

こじらぶ
記事一覧
ライター
ジャニーズ、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


りつ子スパークのラインダンス必見!ワクワクズキズキと笑顔が溢れる回
 羽鳥善一(草彅剛)作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が近づいてくる。羽鳥はスズ子(趣里)たちに、パーティーで余興をして...
桧山珠美 2024-03-11 15:30 エンタメ
“ユーミンドラマ”で見せたクソ女の夏帆、そして金子大地と中島歩に注目!
この投稿をInstagramで見る 【公式】「ユーミンストーリーズ」オムニバス夜ド...
真木よう子“まっけんセクハラ発言”はわざと?昭和の価値観をエンタメ化説
 ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年/フジテレビ系)や『最高の離婚』(2013年/同)などでの演技が好...
堺屋大地 2024-03-09 06:00 エンタメ
第111回ブギウギの“三大なぁぜなぁぜ”…畑仕事する農家の手じゃない!
 梅吉(柳葉敏郎)が亡くなった。葬儀では松吉(木内義一)が号泣しながら、遺影の自慢をする。  そんな中、スズ子(趣...
桧山珠美 2024-03-08 15:50 エンタメ
死の間際までユーモア忘れず、父娘で歌った「父ちゃんブギ」
 久しぶりに香川に戻ったスズ子(趣里)は、梅吉(柳葉敏郎)が写真館を切り盛りし、繁盛していた話を聞く。梅吉が大切にしてい...
桧山珠美 2024-03-07 15:40 エンタメ
NHKさん、経費削減のあおりですか?スズ子の米公演シーンは写真だけ
 アメリカ行きを決めたスズ子(趣里)だったが、愛子(小野美音)は置いていかれることにすねてしまう。  旅立ちの直前...
桧山珠美 2024-03-05 15:35 エンタメ
“電撃婚”大谷翔平の心を射止めた妻はプロ中のプロ彼女。目標はダル夫婦?
 2月29日16時42分のことでした。NHKで衆院政治倫理審査会(政倫審)の中継を見ていたら、<大リーグ・大谷翔平選手 ...
【台湾ルポ】台湾人の祈り方「拜拜」が酔狂的でエキセントリックすぎる!
 日本からのアクセスも良く、週末や連休を利用して旅行が楽しめる海外として人気の「台湾」。台湾グルメを満喫したり、観光スポ...
2024-03-07 18:24 エンタメ
「買い物ブギ」圧巻のステージ!“キングカズ長男”覚醒、スズ子の虜に
 ワンマンショーに向けて稽古や衣装合わせが続く中、スズ子(趣里)は新しいマネージャーのタケシ(三浦獠太)の様子を見て不安...
桧山珠美 2024-03-01 14:30 エンタメ
タナケン「業界」発言に違和感 喜劇界でも演劇界でもないワードチョイス
 タナケン(生瀬勝久)が入院したと聞き、山下(近藤芳正)とスズ子(趣里)は、タナケンの見舞いに行くことにする。  ...
桧山珠美 2024-02-27 15:05 エンタメ
NHKさん、スーパー家政婦・大野さんのレシピ本出版のご予定は?
 大野(木野花)が家政婦としてスズ子(趣里)の家に来て半年、愛子(小野美音)はニンジンを食べられずにスズ子を困らせていた...
桧山珠美 2024-02-26 16:00 エンタメ
芦田愛菜が少し嫌いになりそう…「さよならマエストロ」本筋以外が楽しみ
 イケメンの息子はやっぱりイケメンです。TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」を見ながら、確信...
恐るべし、大野さん! おてんば愛子を“瞬殺教育”、白い割烹着は信頼の証
 茨田りつ子(菊地凛子)の紹介で、大野晶子(木野花)がスズ子(趣里)の家政婦として働くことになる。  この日のスズ...
桧山珠美 2024-02-24 13:55 エンタメ
錦戸亮“主演抹消過去”もバネに復活!山ピー、平野ら民放地上波で続々躍動
 2月23日、「不適切にもほどがある!」(TBS系、以下「ふてほど」)に錦戸亮(39)がゲストで登場し、大反響を巻き起こ...
こじらぶ 2024-02-24 16:04 エンタメ
痛快すぎるりつ子のひと言、“眼鏡会計ババア”でざわつかせた女優登場!
 スズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)に新曲にはブギの歌を書いてほしいとお願いする。  はじめは、ブギが続けば面白...
桧山珠美 2024-02-22 15:05 エンタメ
デカッ!急成長を遂げた2歳の愛子にびっくり、愛助さん似?
「東京ブギウギ」に続き、「ジャングル・ブギー」もヒットさせたスズ子(趣里)は、仕事に育児に大忙しの日々を送っている。 ...
桧山珠美 2024-02-19 17:00 エンタメ