気になる進展の前に、第1話はコチラからお読みいただけます。
「毒親育ちの会」で出会った彼から再びデートの誘い
二人きりで呑みに行った帰り、Gさんは「また会える……?」と抱きしめてきた。C子さんも「私も会いたい」と抱きしめ返して――。
――「毒親育ちの会」で出会った彼・Gさんとのその後をお聞かせください。
「はい、GさんからはLINEが入るようになりました。大御所カメラマンの助手という仕事柄、深夜だったり、明け方だったりと不規則ですが『今日は○○のハウススタジオで撮影だよ』とか『今日は海に来ているよ。C子ちゃんとも一緒に来たいな』と素敵な海の画像を送ってくれたり……そのたび、心の中でときめいちゃいましたね。
その中でも一番うれしかったのは『早く会いたい』という言葉でした。
前回話した通り、私は恋愛してもフラれることが多いんです。自然消滅もありましたが……支配的な親の元で育った『毒親育ちだから』と、自分に言い訳していましたが、Gさんとの恋だけは失敗したくなかった。
元々、自己肯定感が低いので『自分から誘って、断られたらショック』というネガティブな思いが働き、私からはいっさい誘いをかけられません。だから、彼からのデートの誘いは本当にうれしかったですね」
「今度こそ」と万全な態勢で
ーー「断られたらショック」というお気持ちは、とてもよく理解できます。続けてください。
「次に彼と会うことになったのは、『毒親育ちの会』から10日後でした。その間、LINEでは連絡を取っていましたが、やはりもうすぐ会えると思うと心が浮き足だちますね!『何を着て行こうかしら?』『もし、ホテルに誘われたら……?』などと洋服からランジェリーまであれこれ悩みました。
ただ、そんな悩みさえも幸せで……。女性ってそういうところ、ありますよね(笑)?
大げさな言い方になるかもしれませんが『今までの恋愛がうまくいかなかったぶん、今度こそ成就させなきゃ』と、万全の態勢で挑みましたよ」
エロコク 新着一覧