1年後には結婚できると思ったのに
しかも、樹里さんがトモヤさんに対してもっとも許せないと感じているのは、交際のスタンスすらも、いつの間にか変えられてしまったことだそう。
「付き合うとき、“結婚前提”で交際を始めたはずなんです。私は結婚願望が強く、トモヤと出会ったのも、いわゆる婚活パーティーでした。
トモヤが頻繁に連絡をしてくるようになって、気持ちを打ち明けてくれたときに、私ははっきりと『30歳までに結婚したいから、結婚前提で付き合うなら付き合いたい』と言ったんですよね。それに対してトモヤは『もちろん!』と返事をしました。
だから私は、交際1年程度で結婚に進むんだろうと思っていたのに、気づけばもう3年目なんですよ」
ふたりのあいだで特別な話し合いはなく、気づけば“スタンスが変えられていた”と、樹里さんは不満です。トモヤさんに対して直接「私たち、どうするの?」と尋ねたことも1度や2度ではないそうですが、そのたびに「まだ結婚は早くない?」と否定をされ、時間ばかりが過ぎてしまったとのこと。
性格? もう待ってるわけにはいかないのに
「彼は日常的にも、言っていることとやっていることが違うってことが多すぎるし、性格なんですかね? だけど、結婚に関しては、私ももう年齢的にいい加減に次に進みたいっていうのがあるので、いつまでもトモヤを待っているわけにもいかないかなって感じです。
別れようと考えたこともあるんです。だけど、そうなると私の3年間ってなんだったのよって思うし、トモヤが責任をとってくれるのが一番なんですよね。
男なら、言ったことをちゃんと守ってよ! って思ってしまう私は古い価値観の持ち主なんでしょうか……? 彼がなんで、言ったことをきちんとやらないのか、その理由が知りたいです。私にはまったく理解不能なので……」
いわゆる朝令暮改的な彼氏の言動に悩み続けてきたという樹里さん。トモヤさんへの気持ちがあるから我慢を重ねたけれど、それももう限界に近いと苦しんでいます。
では、恋人であるトモヤさんは、自分の言動についてどう捉えているのでしょうか? 次回に続きます。
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