女性はここに注意「SNSセクハラ」対策…曖昧な対応は逆効果

深志美由紀 官能作家
更新日:2019-09-27 06:53
投稿日:2019-03-23 06:00
 ツイッターやフェイスブックなど、SNSをやっている女性に付き物なのが男性からのセクハラメッセージ。一体どうしたら来なくなるのか、追い払えるものなのか?今回は私が実際に実践している予防法と対策をお教えします。

曖昧な反応は相手を誤解させる

 多くの男性というのは基本的に、良く言えばポジティブ、前向きな思考をしています。

 とくにセクハラ的なメッセージを送って来るような人たちの頭の中は若干、思い込みが激しくて自分勝手。

 なので、少しでも「嫌じゃない」と思われるような曖昧な対応をしてしまうと「彼女も喜んでいる!」と受け取られてしまうことが多いのです。

 また、誤解させている期間が長ければ長いほど、真実に気付いた時にその恥ずかしさもあってか、逆切れされて嫌がらせをされたり、面倒なことになる傾向があります。

 ですので、少々言い難くても、セクハラメールには一番最初の対応で毅然とお断りの態度を取りましょう。

嫌われてもいいという気持ちが大事

「女は優しく、笑顔でいるべき」というような教育や過去からの社会的な風習のせいもあり、女性というのは、なるべく相手に悪い気持ちを抱かせないようにしなければいけないものだ、という風に思いがちです。

 しかしここで大事なのは「相手に悪く思われても構わない」とはっきり決心すること。

 とくにこの場合はネット上での付き合いです。嫌な相手はどんどんブロックしてもいいのです。それで相手に嫌われても、なんの被害もありません。

 むしろ、セクハラ的な男性に迎合するような対応をしていると、他にもそのような人がどんどん集まってきて、まともなフォロワーさんが減ってしまうということも起こり得ます。

「おかしな人には嫌われても良い」と思う勇気を持ちましょう。

怒り過ぎもNG

 毅然とした「NO」の対応をするのは大事ですが、腹が立つからと言って、プライベートなやりとりや相手のアカウントなどを自分のタイムラインに晒し上げるようなことをするのはほどほどにしなくてはなりません。

 なぜなら、彼らはマイナスの出来事でも「女性に構って貰えた」というだけで興奮が昂ぶってしまうものなのです。

 断られてプライドが傷付いたこととも相まって、余計に粘着されてしまったり、似たような思想を持つ別の男性を引き寄せてセカンドレイプ的な酷い言葉を投げかけられたりもします。

 最初にキッパリと拒絶の意思を表明したら、あとは無視かブロックで。とにかくなるべく関わらないようにするのが最善の方法なのです。

深志美由紀
記事一覧
官能作家
集英社ノベル大賞佳作受賞にてデビュー。2010年「花鳥籠」
で第一回団鬼六賞優秀作受賞、同作13年映画化。新聞や電子書籍など、男性のみならず女性にも受け入れられる官能小説を多方面で執筆。著書に「ゆっくり破って」(イーストプレス)「美食の報酬」(講談社文庫)など。自他ともに認めるダメ男好きで、自らの体験を活かしたエッセイ漫画なども配信中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「夫か母か選ぶ日が来るかも…」双方の不仲を知る妻の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.17〜夫編〜」では、妻の母親からの毒親的な過干渉に頭を抱える男性・Aさんの本心をご紹介しまし...
並木まき 2020-11-02 06:25 ラブ
「何を考えているか分からない彼」を落とす3つのテクニック
 男性と恋愛していると、こんなふうに思ってしまうことはありませんか? 「何を考えてるのかわからない」「男心は謎すぎる…...
ミクニシオリ 2020-10-31 06:00 ラブ
100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深...
山崎世美子 2020-10-31 06:00 ラブ
LINE未読スルー後の対処法!“最後のLINE”で判断を
 好きな人からのLINEの未読スルーって、ずっと気になりますよね。そもそも今の時代にスマホを全く見ない日が数日も続くなん...
恋バナ調査隊 2020-10-31 08:18 ラブ
LINEでのデートの誘い方! 成功率を上げる6つのポイント♡
 初めて男性をLINEでデートに誘う時って、「断られたらどうしよう」と、すごく緊張しますよね。そんな時には、成功率をアッ...
恋バナ調査隊 2020-10-30 06:00 ラブ
「なんか違う」が増えていく…行きすぎた恋の減点法にご注意
 女性の恋は「減点方式」だといわれています。一般的にアプローチを受ける側である女性は、複数の選択肢から選ぼうとすると減点...
七味さや 2020-10-30 06:00 ラブ
コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いて...
内藤みか 2020-10-29 06:00 ラブ
“恋の寿命は3年”を覆す!「好き」がずっと続く7つの方法♡
「恋の寿命は3年」って、よく言われますよね。実際、今感じている新鮮な気持ちを3年経った頃にも感じていられると断言できる人...
恋バナ調査隊 2020-10-28 06:00 ラブ
交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-10-28 18:28 ラブ
【LINEのNGパターン実例集】既読スルーが続く理由3つ
 意中の彼とLINEを交換したところまでは良かったのに、LINEをするたびに距離ができて自然消滅してしまった……なんてこ...
恋バナ調査隊 2020-10-27 06:00 ラブ
身長の低い女性はモテる?モテない? 男性の本音をリサーチ
 身長の低い女性は、基本的にはモテると言われます。小さくて可愛らしい動きにキュンキュンする男性も多く、実際にそれを自覚し...
恋バナ調査隊 2020-10-26 06:00 ラブ
カレの「助けたくなっちゃう本能」をくすぐりまくる行動とは
 将来的に結婚を考えている男性は、少し余裕のある女性を好む傾向があります。それまでの恋愛は同年代のワガママに付き合ってい...
若林杏樹 2020-10-26 06:00 ラブ
逆効果! LINEの危険度別「やめた方がいい恋の駆け引き」
 恋愛中、片思いの彼に振り向いて欲しいからとLINEで駆け引きをする人って多いですよね。あえて未読スルーで焦らせてみたり...
恋バナ調査隊 2020-10-25 06:02 ラブ
不倫相手と一緒になりたい…夫に離婚を切り出した女性の誤算
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-24 07:48 ラブ
恋する母たち~子供に悪影響を及ぼさないシンママの恋のルール
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。現在のシングルマザーの平均年齢は33歳、再婚率は26%と言われています。離婚...
山崎世美子 2020-10-24 06:00 ラブ
ダブル不倫の果てに…浮気相手の暴走に苦慮する男性の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.18〜女性編〜」では、ダブル不倫の相手と再婚をしたくて夫に離婚を切り出した女性・Wさんの心情...
並木まき 2020-10-24 07:49 ラブ