結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-04-03 06:00
投稿日:2019-04-03 06:00
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハマる前に、見直すべきポイントは何なのか、今一度考えてみましょう。

結婚相談所でうまくいかないなら、見直すべきポイント

 結婚相談所の1番のメリットは、初対面の男性に聞きづらい「年収、年齢、仕事、家庭環境、離婚歴」などのスペックを、会う前に知ることができること。

 条件を提示すれば、マッチングシステムによってふるいにかけられた男性と的確に会うことができるため、今すぐ結婚したい女性にとってはとても効率が良い気がします。

 でも、「互いに条件が合う」とAIに太鼓判を押されているにも関わらず、なぜうまくいかないのか、見直すべきポイントがあると思うのです。

誰もがいつかは老ける

 いざ、お見合いの申し込みがあり見てみると、いわゆる「おじさん」だということにがっかりする女性は多いようです。

 でも、申し込みをしてくれた男性は、女性が指定した条件に適合しているということを忘れてはいけません。会う気にもならない理由は1つ。ただ「見た目」だけ。他の条件はバッチリでも、見た目だけでムリだと判断しているのです。

 いつかは誰もが老けるのです。「見た目より中身」、よく言われる言葉ですが、ムリだと判断する前に、もう一度良いところやスペックの良さを確認してみましょう。

結婚相談所の3高男性には注意

 結婚相談所において注意が必要なのは、高学歴・高収入・高身長の「3高男性」に加えて、年齢が30〜40歳と、比較的「若い男性」。

 なぜなら、一般社会でモテない要素がないからです。なぜ、ハードルが高い結婚相談所にまで来ているのか、なぜ今まで独身なのか、謎ですよね。

 結婚相談所に登録している友人に聞いたところ、このような高スペックな男性には100人以上の女性が群がることが多いそう。中には、人気の状態を保ちながら1年以上結婚相談所に居座り続ける男性もいるのだとか。結婚相談所という狭い世界での「モテ」を楽しんでいるのかもしれませんね。

 いずれにせよ、数多くの女性から選ばれるというハードルの高さを考えると、そういった男性に時間をかける価値があるのか、見直した方が良いポイントかもしれません。

結婚相談所での出会いにドキドキ感を求めてはダメ

 男性と会ってみたものの「可もなく不可もなく」という感想で、真剣交際に辿り着かない方も多いでしょう。でも、「可もなく不可もなく」ということは、良くも悪くも「普通」だということ。普通の何がいけないのか?そこをもう一度考えるべきです。

 そんなあなたは、もしかしたら、「ドキドキ感」をお見合いに求めているのでは?

 そもそも、結婚相談所のメリットは、一般的な恋愛の「恋に落ち、どちらかが告白し、紆余曲折あり、その後結婚する」、この過程を一気に飛び越えて結婚が成立できることにあるのです。

 お見合いをした時にチェックすべきは「ドキドキ感を持てるか」ではなく、「データでは見ることができないその他の条件はどうか」。例えば、親の老後についてどう考えているのか、持ち家がある方なら自分の職場と近いか、一人暮らし経験はあるか、など。

 その結果、一緒に暮らせるか、良い夫&パパになりそうかどうか、などを判断することが大切ではないでしょうか。

もっと良い男性はいるかもしれないし、いないかもしれない

 満を持して、結婚相談所の扉を叩いた友人がいます。話を聞けば聞くほど、結婚したい男女の気持ちと企業の利益がマッチしているシステムだなぁ、と思う今日この頃。

 でも、そんな彼女は未だ結婚相談所を卒業できていません。まさに結婚相談所のブラックホールにハマりつつあります。

 結婚相談所と一般的な恋愛との唯一の共通点は、「もっと良い男性はいるかもしれないし、いないかもしれない」ということ。

 粗探しをするのではなく、「自分が望むスペックを満たしているのだから、好きになれるように良いところを見よう」という考えを持つことが大切ではないかな?と、思います。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

関連キーワード

ラブ 新着一覧


妥協するんじゃなかった…! 後悔だらけの「結婚」失敗談。バツイチ女性の経験からの3つの助言
 結婚している女性を「羨ましい」「勝ち組」と思う人もいるでしょう。しかし、結婚相手に妥協し、後悔しながら生活している女性...
恋バナ調査隊 2025-10-20 08:00 ラブ
交際0日婚しちゃえ!→やっぱり無理でした。女たちが泣いた4つの失敗談。外見で選んだ私がバカだった
 交際ナシで結婚する0日婚って本当にうまくいくの…!? と疑問を感じる皆さん、お察しのように後悔するケースもあるようです...
恋バナ調査隊 2025-10-19 08:00 ラブ
「妊活代なんて出したくない」30代夫が“親に請求すべき”と主張するトンデモ理屈
「冷酷と激情のあいだvol.268〜女性編〜」では、5歳年下の夫が両家の親に“タカリ”をしているようで「幼稚」と感じてい...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「偉そうな態度も不快です」老いた親に酒を“タカる”夫にゲンナリ。35歳姉さん女房の深い後悔
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-18 11:45 ラブ
「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-17 11:45 ラブ
文系男子に一目惚れ♡→現実はだたのオタク!? 婚活女子が忘れらない“ドン引き”体験談3つ
 いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
恋バナ調査隊 2025-10-16 08:00 ラブ
「本当に好きなのか分からない」“別れ”を決める前のサイン、6つの判断基準を聞いてみた!
 長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
恋バナ調査隊 2025-10-15 08:00 ラブ
恋が終わる危険も!? 「とりあえずドライブデート」の落とし穴。沈黙、渋滞、迷子…帰りたくなった瞬間5つ
 会話を楽しみ、小旅行気分も味わえる「ドライブデート」。でも実は、ちょっとしたミスで失敗に繋がりやすいデートでもあるんで...
恋バナ調査隊 2025-10-14 08:00 ラブ
【漫画】「避妊しなくていいよ」女の悲しい言葉。一夜限りの男が返した“意外な一言”に救われた夜『できても、できなくても』#3
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「いいよ」連発は離婚のサイン? 夫婦関係が壊れる寸前の“危険ワード”6つ
 離婚を経験した男女に、離婚直前に飛び交っていたワードをうかがいました。ご夫婦の間で、これらのワードが口癖のようになって...
恋バナ調査隊 2025-10-13 08:00 ラブ
【漫画】「家には帰りたくない」クズ男との別れ…“魔王”と呼ばれるイケメンは何者?『できても、できなくても』#2
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「寄生虫としか思えない」47歳男性が“専業主婦 希望”を一蹴。更年期の妻を受け入れない複雑事情
「冷酷と激情のあいだvol.267〜女性編〜」では、仕事への活力が下がり、退職して専業主婦になりたい夏菜子さん(仮名)の...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
専業主婦になりたいのに…貯金ナシの44歳妻、夫が意地悪すぎると嘆き「結婚の“特権”ですよね?」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-10-11 11:45 ラブ
【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
【『できても、できなくても』あらすじ】  「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
順風満帆だった45歳 経営者の転落。美人CAから若い女に乗り換えるはずが…地獄の「三者面談」の顛末
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-10-10 11:45 ラブ
閉経前にもう一度…“癒し”を求める50代女性「ただ話を聞いてもらいたい」男性を求める切実な理由
 ドラマやネットなどで「女性用風俗」が取り上げられることが増え、一般の女性たちにもその名が浸透してきました。  ア...
内藤みか 2025-10-10 11:45 ラブ