更新日:2022-04-14 18:20
投稿日:2022-04-07 06:00
手紙による事細かな報告、そして来店頻度が上がり…
お爺ちゃまはその後、頻繁にお手紙をくださるようになりました。内容はほぼ日記に近く、事細かな報告です。
<涼香さん おはようございます。ただ今AM4時40分。私の一日はまずこの世なのか、あの世なのか確かめてから始まります。>
<涼香さん おはようございます。ただ今AM5時。米国のゴルフを見ながら紅茶を飲んでいます。昨日は運動不足解消の為、〇〇山へ行きました。ホーホケキョと春の声が聞こえてきました。>
この方のお子様は海外におり、奥様は他界され、おひとり暮らしです。寂しいのでしょうか、頻繁にいらっしゃるようになりました。
クリスマスカードに書かれていた衝撃の内容
お年を召すと自分のやってきた事を誰かに話したい、残したいという気持ちになるのでしょうか。きらきらとした瞳で自分の幼少期から今までのことをお話くださるようになり、その際、お写真のコピーを持参されるようになりました。
自分の人生とは無縁の華やかな人生。私は単純に興味を持ち、そしてまた、ほんのり母性もくすぐられて、愉しくやりとりさせていただきました。だって、80代のお爺ちゃまが孫みたいな私に自分史を語るのですから。自慢話だと辟易しますが、問わず語りですから、「男の人って可愛いなあ」と思う部分もあったのです。
「こんなに自分の過去をさらけ出したのは涼香さんが初めてです」
真顔でおっしゃってくれたお爺ちゃま。そんなある日、私宛にクリスマスカードが届いたのですが、開封した瞬間、私はのけぞってしまいました。それは紛れもなくラブレターだったからです。
次回に続きます。
【ちょっと困ってしまう素敵なお爺ちゃまの特徴】
1. 筆と落款で手紙を書く
2. 最初は謙遜するが、実は自信家
3. 若い頃の写真をたくさん所持している
ラブ 新着一覧
どうして夫という生き物は、無神経な一言を発してしまうのでしょう。最も身近な存在で理解してほしいのに、何気ない一言が容赦...
「冷酷と激情のあいだvol.213〜女性編〜」では、夫を連れて実母のもとで暮らしたい妻・有紀子さん(48歳・仮名)の心情...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
1人で子どもを育てるシンパパに、恋愛感情を抱いている女性もいるでしょう。ただ、気持ち的にも時間的にも恋愛する余裕がなさ...
9月15日、米ロサンゼルスで行われた「第76回エミー賞」で、俳優の真田広之(63)が主演・プロデューサーを務めたドラマ...
信一さん(仮名・56歳眼科医/妻子アリ)は、地元のスナックで知り合った美香さん(仮名・46歳無職/夫と死別・子供なし)...
夫婦喧嘩をしている時は相手の言動に心底腹が立つものですが、何を言ってもいいわけではありません。夫婦喧嘩にも絶対に使って...
結婚をしてもさまざまな理由で「子なし夫婦」として生きていく人はたくさんいます。でもなかには「老後はどうしたらいいのだろ...
アラフィフで婚活を始める女性が増えています。同い年か年下の男性を希望する人が多いのですが、結婚相談所からはシニア層ばか...
40代でバリバリ仕事をこなし、自由な生活を満喫している独女たち。でも、ふとした瞬間に「あぁ…彼氏が欲しい」と実感するこ...
同棲期間が長かった人や、結婚式を挙げていない人などは「結婚したけど全然実感ないな」と感じる人が多いといいます。
...
気になる男性に送るLINE。顔が見えない分、積極的にアプローチできるからと相手の気持ちも考えずにLINEを送っていませ...
時代の移り変わりとともに、恋愛観にも変化が出てくるもの。今回は令和世代の恋愛について、昭和・平成時代との価値観の違いを...
一度関係が破綻した元夫と、再びうまくいくことはあるのでしょうか? 「元夫とやり直したい」と考えている女性は、経験談を参...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
気づけば、...
「旦那に不倫された、仕返ししてやりたい!」とシタ夫にイライラしている女性必見! 今回は、サレ妻が夫にできる復讐方法をピッ...