小林麻耶と松居一代の共通点は?“赤裸々暴露”する女性の心理

コクハク編集部
更新日:2022-04-01 06:00
投稿日:2022-04-01 06:00

「甘すぎる私でも許すわけにはいかない」

 フリーアナウンサーの小林麻耶(42)と元夫で整体師の國光吟氏(38)が、3月28日にそれぞれのブログで再婚することを発表した。2021年4月の離婚から1年ぶりの元サヤに戻るという。

 この1カ月、世間の注目を浴びて“時の人”となった2人――。コトの始まりは、小林が3月に入り、自身のブログや國光氏のユーチューブで、亡くなった妹の麻央さん(享年34)の夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)との金銭問題などトラブルを告発したことにある。その後、元アパレル会社社長でユーチューブチャンネル『ガーシーch』の運営者、東谷義和氏とコラボ配信し、告発劇を繰り広げた。一連の行動で小林は父親に縁を切られ、母親との連絡も途絶えたことも告白。

 30日には海老蔵からブログに関するお詫びの連絡があったと明かしたものの、「結婚してから約4年間海老蔵のせいで生き地獄でした。いくら甘すぎる私でも許すわけにはいきません。条件を提示し、許すかどうかとなるでしょう」などと引き続き、ファイティングポーズとも取れる投稿をしている。

 そんな小林の予断を許さない暴露騒動について、先だって週刊誌の取材を受けた松居一代(64)が“参戦”したのは記憶に新しい。松居自身のブログで〈松居劇場はそれまでの芸能生活44年を投げ打っての戦でした〉〈小林様とはそのレベル感が違いすぎますね〉などと綴って注目を集めている。松居も2016年に俳優の船越英一郎(61)との別居が報じられ、 その後にYouTubeなどを使って、船越の不倫を暴露するなど“告発騒動”を起こしていた。

 過去には歌手の泰葉(61)も、元夫で落語家の春風亭小朝(67)との離婚した後にブログで暴力行為などを告発して話題に……。こうした暴露系の女性には共通点があるという。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。

世間に知らしめ、無念を晴らしたい

「芸能人の場合は特殊ですが、まずは公共の場で暴露するのは注目を集められるから。真実を追求したり正義感というより、注目を集めて許せない思いを世間に知らしめることで無念を晴らしたい心理が大きいでしょう。メディアに取り上げられることが分かっていますからね。

 その無念を晴らしたいというのは、情動的で根に持つタイプに多く見られます。一般人なら、夫の浮気を疑って会社に電話したり、夫婦の秘密を親戚の集まりで暴露したり。とくに専業主婦や仕事を休んでいて家庭だけに向き合っている時間が長いと情念的な意識が強まりやすい傾向にあるといえるでしょう。家庭とは親族に囲まれた利害関係よりも感情が動く世界で、他人の集まりで理性的な人間関係を築く会社世界とは違いますから。

 逆に瞬間湯沸かし器のように怒りっぽい人は、その場で本人にキレますから、第三者への暴露には興味を持ちません。なだめられると理性を取り戻し、引きずらない傾向にあります」

 小林は麻央さんの看病もあって長い間、仕事をセーブし、國光氏との結婚後に芸能界引退状態だった。内に秘めた思いがあったのだろうか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ