一目惚れでも待って! 自信がない人に共通する買い物の傾向

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-04-01 06:00
投稿日:2022-04-01 06:00
 皆さんは、買い物は好きですか? 私はかなり好きな方で物欲も強かったのですが、最近は落ち着いています。しかし、昔は本当にひどく、パッと目について「かわいい」と思ったものは、すぐに買ってしまっていました。
 おかげで、クローゼットはいつもパンパン。その状態を抜け出せたのは、お姉さんたちのアドバイスをもらったからなんです。営業終わりのどろんぱでは、モジョ子とマキが帰り支度をしています。

 

 

 

欲しいと思ったら、まずは一晩ガマン!

 安くてかわいいものって、たくさんありますよね。特にファッションは、毎シーズン新作が出るので、ついつい欲しくなってしまいます。私は学生時代にその傾向が強く、とにかく服や小物が欲しくてたまりませんでした。

 ところが、たくさん持っているはずなのに、いざ出かけるとなると、「着ていく服がない」「持っていくバッグがない」という状態に……。そのため、また新しく買ってしまう無限ループにハマっていました。今考えると、買い物依存気味だったのかもしれません。加えて、自信のなさをごまかすために買っていたような気もします。

 そんなある日、お姉さんたちと遊びに出かけると、その手にはハイブランドの素敵なバッグが! 私は「ハイブランドを買えるほど稼いでいてすごい」と思ったのですが、よくよく聞くとそのお姉さんが持っているバッグは3つだけと言います。

 仕事用とプライベート用、合わせてたったの3つ。お姉さんからは、「自分が本当に気に入ったものだけ買うようにしなさい」とアドバイスしてもらいました。その教えに従うようになってから、私の買い物の量はびっくりするほど少なくなり、物欲もぐんと減ったのです。

 自分の持ち物を把握できるようになり、コーディネートや使う場面を考えて買えるようになりました。自分の欲をうまくコントロールできるようになると、自信がついてくるのかもしれません。かわいい春物が溢れるシーズン、上手な買い物ができると良いですね。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。脊髄反射で買い物をしてしまう面がある。自信のなさを物理的に埋めるために、買い物してるかもと気づいたところ。桜のグッズに弱い。

マキ:モジョ子の先輩。どろんぱのナンバーワンホステス。長く使えて丈夫なものを買うようにしているので、家に物が少ない。花粉症の疑いあり。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


 片付けられない人の「あとで使う」を信じるな! 笑っちゃうトンデモ言い分6連発
 あなたは部屋を片づけるのが得意ですか? それとも「片づけて!」と怒られてから渋々片付けようとするものの、なかなか片づけ...
小さいけれどめっちゃタフ! ヒマワリ界の超新星「サンフィニティ」ほっぽらかしでも100輪咲くよ
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...
組織には必要不可欠?「デキおじ」に「女々しい高倉健」などクセありおじさんが大活躍!
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
老眼は関係ないよ? アイドルグループが皆同じ顔に見える現象で決意したこと
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「愛想笑い、やめたい」気づいたらヘラヘラ…いつもニコニコ女子も人知れず悩んでいます
「無意識に愛想笑いをしてしまう…」「1日中愛想笑いをして疲れた…」このように、愛想笑いがやめられずに悩んでいる女性は多い...
アラフィフ独女が見たフジテレビ問題。氷河期世代の私が感じた世代間の「当たり前」のズレ
 アラフィフ独女ライターのmirae.(みれ)です。昭和48年生まれの私は、氷河期世代として社会に出たときからセクハラや...
仕事でも損してない? 自己肯定力が低い人の特徴&高める方法4つ。まずはネガティブな口癖から卒業しよう
 自分をいつも卑下し、好きになれない人は「自己肯定力」が低い傾向があります。そこで今回は、自己肯定力が低い人に見られる特...
常に後方待機! 完璧フォルムの“たまたま”を愛でるマニアの悲しき運命
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大都会のミスマッチ
 まだまだ続く、花冷え。  下を向き、背中が縮こまりかけたその時、ああ、いかんいかん。  気を取り直し、上を...
【女偏漢字探し】「戌」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第94回「迷子さんはパリパリモグモグ」
【連載第94回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
怖っ!若手社員が偉い人から圧を感じたLINE3選。無意識にやらかしていませんか?
 アラサーアラフォーになると部下や後輩の割合が増えてくるもの。そんな自分より立場的に下の人たちへ無意識に“圧”をかけてい...
白髪じゃないよグレイヘア 染める・染めないより大切なこと
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
有能でも「ママ」の肩書きに埋もれる現実。“報われない世代”が後輩ママにウザがられても助言するわけ
 タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は育休中であるが、復帰後もバリバリ働く予定だ。年収2000万超え...
バリキャリ→量産型主婦への変貌に愕然「仕事も結婚も…なんて無理だよ」心配ぶった“呪い”はもうウンザリ
 タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は0歳児の長女の育休中で、第二子を妊娠中である。先々を見据えてラ...
「専業主婦は文句ばかり」戦略的バリキャリママの主張。家庭と仕事、手に入らないのは“努力不足”でしょ?
 山森麗菜はタワーマンションが林立する街に暮らしている。  と、いっても豊洲や有明などの湾岸エリアでもなく、武蔵小...