「私11連勤」上司から届くパワハラLINE 休日もお構いなし?

コクハク編集部
更新日:2022-04-09 06:00
投稿日:2022-04-09 06:00
 最近はプライベートだけでなく、仕事でもLINEを活用する会社が増えてきましたよね! しかし、今、ひそかに問題になっているのが、LINE上でのパワハラ問題……。今回は上司から届いたひどすぎるパワハラLINEをご紹介します。

ひどい! 上司から届いたパワハラLINE5選

1. グループLINEの中で叱責

 こちらの上司は、普段から仕事で使っているLINEグループ上で激しく叱責してくるそうです。「あのひどい資料はなんなんだ!」と怒ったところで、アドバイスや改善策を提案してもらえなければ、萎縮してしまうだけですよね……。

 さらに、修正する意欲を見せているのに、「もう違う人に頼んで、素晴らしい出来で完成させた」「この違いはなんだ!」と、ほかの同僚と比較するなど、自信をなくすセリフのオンパレード。こんな上司とは仕事したくないものです。

2. LINEで休日出勤を頼まれる

 こちらのLINEも、役職の立場を使った明らかなパワハラでしょう。休日にLINEが入り、「土日出てくれる?」と依頼されたそうですが、問題なのはその次の文章。「もし断ると、私11連勤になっちゃう」という一言が付け加えているため、断りづらい空気になっています。

 さらに、予定が入っていることを理由に断ると「寝ないで乗り切るわ!」と、嫌味を一言。そもそも11連勤にしないと回らないなんて、人材不足そのもの。会社の問題なのに、ひどいですね……。

3. プライベートについて聞いてくる

 こちらのLINEは、パワハラとセクハラのダブルパンチな内容になっています。会議に参加できるか聞いてきた上司に対して「体調不良で会議は休もうと思っている」と伝えると、信じられないセリフが……。

「結婚したの何年前?」「まさか産休育休取ろうとしてないよね?」と一言。こんな言葉を言われたら、まるで出産や産休&育休を取ることが悪いことのように感じてしまいますよね。

 特に女性は出産適齢期があるので、タイミングも重要。まったく女性をわかっていない上司からのひどいLINEでした。

4. LINEの即レスを求めてくる

 こちらのLINEは、会社の先輩から休日中の部下に届いたものです。「お休みのところごめん!」からはじまったのは良かったのですが、LINEを入れた3分後には「返事はまだ? 早めに返事ちょうだい!」と催促。

 さらに、その3分後には「まだ? ていうか今何してるの? LINE見る暇もないの?」と、完全に休日の自由な時間を束縛しています。こんな内容が入ってきたら、既読をつけるのにも勇気が要りますよね……。

5. 過去の自分や同僚と比較してくる

 過去の自分の武勇伝や、優れた同僚と比較して相手にプレッシャーを与える上司もいますね。こちらの上司は資料をチェックした後、突然、年齢を聞いてきました。もちろん、仕事とはなんの関係もありません。

 それに対して答えると「私が今の役職についたのは、その年齢だった」「昔の優れた自分と何が違うんだろう?」「後輩は3年遅く入社したけど、もっとできるわよ」と、傷つく言葉を連投……。こんな上司の下では、優秀な部下は育たないでしょう。

パワハラ上司からのLINEはすぐに会社に相談を!

 人は、のびのびと安心して失敗できる環境でこそ、能力を伸ばすことができるもの。この記事でご紹介したLINEを送った上司たちは、人を育成する能力が皆無といって良いでしょう。

 どれもこれも大問題となってニュースに取り上げられるような内容ですが、LINEなら気軽に送れるし、バレないと思っているのかもしれません……。こんなLINEが届いたら、ぜひ我慢せずに、会社に相談してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


56歳で初めて包丁を握ったYO! 万年実家暮らし男性が力説する「テキトーな自炊」の愉しみ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
主婦vs丸の内バリキャリの「マウント合戦」は漫才よりも笑える。“負け顔”ができる女芸人の観察
 かつて西大井にあったお笑い養成所に通っていた3人の女。SNS・mixiのコミュニティに麻梨乃が書き込むと、2人の同期生...
早稲田卒、商社OLの称号は「貧乏な夢追い人」とは違うの。誰よりも高い“現在地”は私だよね?
 かつて西大井にあったお笑い養成所に通っていた3人の女。約20年後、懐かしさで当時使用していたSNS・mixiのコミュニ...
ゲッ…まだ「mixi」見てるの? 独身女2人の即レスに“意地悪な幸せ”を感じる上から目線の主婦
 mixiでの呼びかけに、応答があったのは2人だけだった。  当然だろう。そこはもう誰もいない公園なのだ。あの頃は...
否定ばかりする人のLINEがしんどい…。我慢せず、受け手側ができる3つの対応策とは?
 LINEのやりとりで、相手から否定ばかりの内容が届いたら対応に困りますよね。  腹が立ち、関係をやめたいと思って...
金運を上げる花5選!植物で開運を狙う基本のキ。黄色いお花だけではない【開運花師おすすめ】
 いくらやりくりを頑張っても、追いつかない物価高。こうなったらもう金運を呼び込むしかないかも?  お花や開運に関する...
辻希美は第5子妊娠の衝撃度。長女希空とは18歳差に…年の差きょうだいの良さと熟考すべきこと
 元モーニング娘。の辻希美(37)と夫の俳優・杉浦太陽(43)が3日、第5子妊娠を発表した。  2007年6月に結...
一気に距離が縮まる会話術! 社長も平社員も、みんな笑顔になる「あの話」は鉄板エピソード
 例えば今目の前に距離を縮めたい相手がいたら、みなさんは何をしますか? 私なら、その人の子供時代の話を聞きます。 ...
「子持ち様」認定されないように…非常識な親バカママ友あるあると3つの対処法
 子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い。  今回は、思わずイラッとしたママ友の親バカ行動をご紹介。周...
職場の「1on1ミーティング」を苦痛に感じる3つの原因。今すぐ取り入れたい対策方法は?
 近年、企業で取り入れられている「1on1ミーティング」をご存知ですか? 新しい手法を取り入れるのは良いことですが、蓋を...
堤防の上は“たまたま”のランウェイならぬ、ニャンウェイ♡ 見せ場のターンの瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
意外に難しい「ミモザの鉢植え」を成功させたい! ほっぽらかし園芸好きの花屋が教える5つの失敗と対策
 暦の上では3月、ポカポカを通り越して半袖脇汗が止まらない日中があれば、突然寒くなり雪が降る…これは本当に三寒四温なのか...
想定外しかない商店会ワーク。文句ばかり言うおっさんにブチ切れ寸前、寅さんの名台詞で堪えました
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ぎっくり腰再発かも…? 運動不足解消のため、水泳を始めた中年おばさんの“まさか”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“春ピンク”は女性ホルモンを刺激!【調香師が解説】指先から幸せになるピンクフラワー香り術
 色とりどりの花が咲く春は、気分も明るくなって幸せな気分になりますね。花の色に多いピンクですが、女性ホルモンを刺激する色...