どうせまた無理…諦めグセのある人が見落とす目標達成のコツ

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-04-15 06:00
投稿日:2022-04-15 06:00
 みなさんは今年、何か目標にしていることはありますか? そして2022年4月現在、その目標を達成するために努力を継続していますか? ちょっと耳が痛い話題だなと感じる方もいるかもしれませんね、私みたいに……。
 さて今回は、年度も変わったことですし「目標をちょっと見直してみませんか」という話です。どろんぱは、ちょっと早仕舞い。モジョ子とコミが帰り道でおしゃべりしています。

 

 

ハードルは低すぎるくらいに設定して継続を重視

 どうすれば自信がつくか? これは30年間生きてきた私にとって大きなテーマです。そして、未だに満足できるほどの自信を身につけられていません。でも、少しずつわかってきたこともあります。

 自信を得るために、必要不可欠な要素のひとつに成功体験があります。あるいは、達成体験と言ったほうがいいかもしれませんね。

 例えば「〇〇で1位になる」とか、「△△さんに告白してOKをもらう」とか、そういった成功体験ではありません。他人が絡むものではなくて、自分だけで完結する体験の積み重ねが大切です。ダイエットなんかはその最たるものだと思います。

 ダイエットの話だと想像しやすいのですが、高すぎる目標を立てると続きませんよね。継続できないと、目標は達成できない。つまり達成感を得られないので、自信を失う原因になってしまうのです。

 だから目標のハードルは、めちゃくちゃ低く設定する。自分が想定するものの10倍は低くていい気がします。

 そして元気な時に、まとめて努力をしないことも重要です。コツコツと低いハードルを毎日飛ぶほうが、結果的に長い時間継続できるようになる。これだけでも、「私は続けられるんだ」という達成感を得られます。

 ……と、ここまで書いて白状しますが、私は今年の目標をすでに諦めかけています(ダイエット)。もし同じような方がいたら、一緒に目標の設定をやり直してみませんか?

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。最終目標は自己肯定感を高くもって生きること。回り道をしている感はあるけれど、少しずつ自分を好きになってきているみたい。

コミ:モジョ子の先輩。自己肯定感高め。目標を高くもつより、毎日継続できることを探すようになったのはママの教えのおかげ。ちなみにダイエット断念中。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...
ギャラ飲み収入だけで年400万円の貯金達成!元キャバ嬢が浪費しないワケ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
【求む2期生!】頑張るシンママの収入UPをサポート☆応募して豪華プレゼントGET!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第2期生」...
雪解けの水とハミングと。
 雪解けの水がすごい勢いで山からくだってくる。  流れの音に耳をすませば春の訪れを知る。  澄んだ空気を感じ...
ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...