急増する“貝男子”の生態 激戦を制しアプリでやり取りすると…

内藤みか 作家
更新日:2022-04-21 06:00
投稿日:2022-04-21 06:00
 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。
 プロフィールには「自分から話しかけられないので、話しかけられると喜びます」などと書かれているのです。こうした消極的男子に話しかけてみたら、どんな反応が返ってくるのでしょう。

なぜ話しかけられないの?

 マッチングアプリに登録しているのに「自分からは話しかけられません」とプロフィールに書いている貝男子が増えているのには、いくつか理由が考えられます。まず挙げられるのはコロナ禍により人との接触が激減したこと。貝男子のプロフィールにも「リモートワークで自宅にばかりいます」と書いている人がちらほら。

 もうひとつは、元々おとなしめの気質で、顔立ちも綺麗めであるため、今までも女性のほうから話しかけてくれた経験が多いというパターンも考えられます。お姉さんやお母さんに可愛がられて育った男性も、黙っていても女性が色々やってくれたので、自分からは動こうとしなくなる傾向があります。

貝男子に話しかけてみたら…

 そんななか、松坂桃李さんのような少し影のあるイケメン貝男子を発見しました。プロフィールにはやはり「自分から積極的になれないので、メッセージください」と書かれています。

 そしてなぜか貝男子のプロフィール写真はたいていが正面を向いていません。横を向いてうつむいているポーズが多いのも特徴です。

 おそろしいことに、松坂桃李さん似の貝男子のプロフィールには、続きがありました。

「たくさんの人にいいねをもらっているので、一番積極的なメッセージを送ってくれた人とやり取りさせていただきます」というのです。

 やはりイケメンは相当競争率が高いのでしょう。そしてなぜか数日後、筆者は「あなたが一番積極的だったのでお返事しました」というメッセージを受け取ったのでした。

貝男子のメリットとは

 筆者は物書きなので熱烈なメッセージを送ることは朝飯前です。何を書いたかというと「あなたにひとめぼれしました。よかったらお茶でもいかがですか?」だけ。

 長文はむしろまだるっこしい印象を与えてしまうので、短いほうが積極的な印象を与えるので、短く要点だけアピールしたのです。

 貝男子くんとやり取りするメリットは慎重だというところ。すぐ会ったりはせず、メッセージを何度も送り合い、ゆっくりお互いのことを知っていこうとするので、最初にこちらから話しかけるめんどくさささえクリアすれば、女性にとってもありがたい存在だと思われます。

 また、丁寧なので、こちらの質問にはきちんと答えてくれて親切です。それになによりあまり喋らなくておとなしいのでとても雰囲気がいいのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ
「結婚するわけがない。観察対象としては面白い」美意識ゼロな恋人に冷めた目を向ける50歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
「男性にモテるために、わざとプチプラ服を選んでいます」床上手を自負する47歳女性の再婚計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
井桁弘恵は男友達と2人で旅行もオッケー。「男女の友情」がガチで成立する条件とは?
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...
パラサイト不倫2人目の“標的”はあの女のFB友達…40代婚活セミナー講師がもくろむ復讐プラン #2
 悦子さん(48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不倫をし...
蒼井凜花 2025-03-03 19:08 ラブ
不倫相手と別れた後の女性心理。既婚女性と未婚女性、立場によっても違う
 不倫していた男性と別れた後、女性はどのような心理になるのでしょうか? 自身が既婚者なのか未婚者なのか、立場によって抱く...
恋バナ調査隊 2025-02-21 06:00 ラブ
Overアラサーが20歳代の年下男性に愛される理由…彼らにとって「収入」は二の次だった
 アラサー以上の女性が年下男性を好む傾向は前からありましたが、最近顕著なのは、20代男性がアラサー以上の年上女性を好むよ...
内藤みか 2025-02-20 06:00 ラブ
「風俗を使ったら、心ごと妻から離れてしまうかもしれない」。セックスレスに耐える30代男たちの悲痛な叫び
 今やネット・メディアを通してそのワードを目にしない日はないというほどに深刻な、日本のセックスレス問題。しかし当事者だと...
久留米あぽろ 2025-02-18 06:00 ラブ
身の毛もよだつ不倫の恐怖体験3話。あり得ないような“まさか”がある…!
 世の中には不倫に興味がある人もいるでしょう。でも、どんな事態になるのか、どんなリスクがあるのか深く考えずに突っ走るのは...
恋バナ調査隊 2025-02-17 06:00 ラブ
LINE見返しちゃうよ…「未練が残る曖昧な別れ」3選。駆け引きしたら負けた? それともすっきり?
 好きな人との別れはどんな形であれつらいですよね。中でも曖昧な別れは未練が残るもの。この世の終わり…などと感じる時間も長...
恋バナ調査隊 2025-02-16 06:00 ラブ
「実家から高い肉が送られてきた」のお誘いは警戒度MAXで! 異性と“2人きり”を回避する賢いお断りLINE3選
 フジテレビや中居正広さんの一件は、いろいろと考えさせられる機会となりました。そのひとつとして「お誘い」があった時です。...
恋バナ調査隊 2025-02-15 06:00 ラブ