本命の男が貴女から去る言動 能ある女性は爪を隠しています

涼香 銀座の女
更新日:2022-04-28 06:00
投稿日:2022-04-28 06:00

「“能ある女性”こそ爪を隠す」のです!

 バリバリの女性の中には、自己アピールに長けた方がたくさんいます。そういう女性は「この男性は仕事で役立つ」と思うと、ものすごく積極的に自分のことをお話しする傾向が見られます。

 最先端ビジネスのこと、流行の経営管理モデルのこと、教育、トレンド、株価の動向。打てば響くように返してくる女性を見ていると、本当にすごいなと思いますが、こればかりをされると、男性もだんだん面倒になり、辟易してくる。疲れちゃうのでしょうか。

 女性とは仕事を離れて、ゆっくりしたいのに、向こうはビジネスの話ばかりを尋ねてくる。それでなくてもくたびれるのに、そういう会話の中に、さりげない女性の自慢の匂いがすると、ますます、ゲンナリしてくるそうです。

 やっぱり「“能ある女性”こそ爪を隠す」のが大切なのだと思いましたね。

本当にイイ女とは

 もちろん、この「能ある鷹」のたとえは男性にも言えることですが、まだまだ保守的な日本では女性から物を教えられたり、指示されるのが嫌いな狭量の男性が多いんですね。だから、「能ある女性こそ」ーー。これが大事。

「男性ってのはいつも女性に“スゴいスゴい”と言われてないとダメなんだよ。あっちもね(笑)」

 本当にイイ女とは、頭が良くて仕事もできるのに、それをひけらかさず、夜は「スゴいスゴい」と悶える女性なのでしょうか。

できる男性は女性のギャップがお好き

 そういえば、私の知り合いの中には、仕事もバリバリで、プライドが高いのに、鏡の前でメチャクチャにされるのが好きという女性がいて少々驚かされました。こういう女性に“できる男性”はそそられるのかもしれません。

「ウソでも褒めてくれると困難な仕事を成し遂げる自信が湧いてくる。もちろん、男性の過信なんだけど、それでいい気になっていたら今度は手綱を引き締めてくれる女性がいいね」

 まあ、なんて身勝手! 「手綱を引き締めるとは難易度高いですね」と笑いながらお返事すると、「男性なんて単純なんだから」と照れていらっしゃいました。

 仕事ができる男性ほど、もしかしたら自信満々ではなくて、弱くて、繊細だということを忘れちゃいけませんね。

おわりに

 銀座であったホントのお話しをもとに、多くの女性が感じている「ロクデナシ男に捕まるほど人生は長くない」という切実な思いを綴らせていただきましたが、最終回となります。

 今回でお開きとなりますが、たくさんの方に読んでいただき、大変光栄でした。皆様、ありがとうございました。

【貴女のもとから男性が去ってしまう言動】

1. なんでも知っている顔をする
2. 自己アピールばかりする
3. 男性を立てることを継続的にしない

涼香
記事一覧
銀座の女
 紆余曲折を経て銀座の高級サロンを任されるようになった金持ち男性ウォッチャー。上品な顔立ち、ジジ殺しの笑顔と褒め言葉、それでいてちょっとあやしい雰囲気に魅せられた年配の会社経営者たちを上手にさばきながら、夜な夜なこっそり観察している。趣味はカフェ巡り。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“結婚は考えてない”と言う彼 怒りを呑み込んだ35歳女性の例
「結婚は考えてない」。恋人にそんなことを言われてショックを受ける女性が最近増えているようです。このようなことを言われたら...
内藤みか 2022-04-28 06:00 ラブ
あれ? 彼氏が負担に感じる…前向きな対処法4つを試してみて
 恋愛中には、時に彼氏の存在を負担に感じてしまうことがありますよね。そう感じている時は、自分をごまかしてもつらくなるだけ...
恋バナ調査隊 2022-04-27 17:19 ラブ
恋愛モード復活! 彼氏欲しい…恋人ってどう作るんだっけ?
「学生時代はすぐに恋愛ができたけど、今は好きな人すら見つからない」と悩んでいる方も多いはず。彼氏がいない期間が長ければ長...
若林杏樹 2022-04-27 16:49 ラブ
W不倫に溺れ、別居した元妻から婚姻費月10万円を請求された
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2...
30代40代大人の恋愛「きっかけのハードル」を下げてみない?
 大人になって恋愛の経験値が上がっていくと、付き合いはじめる前に「この人とは合わなそう」「この人はやめておいたほうがいい...
恋バナ調査隊 2022-04-25 06:00 ラブ
「長い不倫」の終わらせ方 “無知”ほど怖いものはありません
 恋愛は自由なもの。しかし、相手が既婚者となれば話は変わってきます。「出会ったのが遅すぎただけ」なんてセリフは、ドラマで...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:34 ラブ
元夫と肉体関係にある42歳女性「私は彼女でも妻でもない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-06-01 12:28 ラブ
罪悪感なく元妻を抱く男性「ソッチは嫌いじゃないですから」
「冷酷と激情のあいだvol.87〜女性編〜」では、元夫であるマサカズさん(仮名)と将来的な話が何もないままセフレ関係が続...
並木まき 2022-06-01 12:30 ラブ
夜の営みも“女優”であれ!離婚回避のために思考を切り替える
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。約8割のご夫婦が恋愛結婚ですが、離婚理由の男女とも第1位は「性格の不一致」。...
山崎世美子 2022-04-23 06:00 ラブ
男ウケのいい顔の特徴って?色気やフェロモンを感じる部位も
「男ウケのいい顔になりたい」と、思っている女性は多いはず。でも実際には、男性が感じる女性の「モテ顔」は女性が感じる感覚と...
恋バナ調査隊 2022-04-22 06:00 ラブ
「本命の女にはしないよ」一流男性が明かすシビアな検査項目
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-29 15:00 ラブ
急増する“貝男子”の生態 激戦を制しアプリでやり取りすると…
 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。  プロフィー...
内藤みか 2022-04-21 06:00 ラブ
性欲が強い男は“テカ顔”!?「夜の営み」改善は人相学にあり
 統計学のひとつに「人相学」というものがあります。顔立ちから“人となり”を判断するものですが、中には性欲の強い人に共通す...
恋バナ調査隊 2022-04-21 06:00 ラブ
ほっとけないよ! 男性が「何かやってあげたい」女子の特徴
 よく男性に食事を奢ってもらえたり、仕事を手伝ってもらったり、助けてもらえる女性っていますよね。自分自身も男性に、「やっ...
若林杏樹 2022-04-20 06:00 ラブ
30代40代独女の鬱憤 “結婚願望ゼロ彼氏”でも嫌いになれない
 これ以上婚期を逃したくない30代、40代の女性にとって、彼氏が「結婚する気がない」と知った時ほどつらいものはないでしょ...
恋バナ調査隊 2022-04-20 06:00 ラブ
不倫サレ離婚した男の告白「深い傷は7年経っても消えない」
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2...