パパ活発覚から半年…やめたフリする夫に42歳妻は“制裁”計画

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-05-21 06:00
投稿日:2022-05-21 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

言い訳ばかりでやめない夫

 仁美さん(仮名)は、42歳で夫のヒロノブさんと子ども1人との3人暮らし。つい最近、夫がパパ活にいそしんでいる証拠を掴み、夫を問い詰めたものの、「もうしない」と言いつつも、まだパパ活を続けていることを知り、制裁をくだす準備を進めているとのこと。

「我が家は決して裕福ではありません。ただでさえパパ活をしている男性には嫌悪感を覚えるのに、家に満足なお金も入れられない夫がそういうことを続けているとわかり、怒りを通り越して呆れている状況です。

 子どもの教育費だってこれからのほうがかかるのに、いったい何をしているんだという感じですね。もちろん夫には何度か話をしましたが、『すぐやめる』『もうやっていない』『女の子とはたまに連絡を取り合っているだけ』などと言うだけで、改善されないんです」

発覚から半年近くが経過して…

 夫がパパ活をしていることを知ってから、すでに半年近くが経過していることもあり、仁美さんは「そろそろ制裁をくだす時期がきたんじゃないかと思っている」と口にします。

「何度私が言っても夫が態度を改めないのであれば、こちらも行動に出るしかないなって思っています。自分の身勝手な行動のせいで、妻や子どもが嫌な思いをしているのに、それに気づかないで自分だけ楽しもうとする夫なんて、私はいりません。

 でも、その前になぜ家族が嫌がっているのをわかっていて、パパ活を続けるのかが知りたいですね。それに、バレてからも続けるということは、夫なりによほどパパ活にハマる理由があるのかもしれませんし、できればそれも知りたいです」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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