更新日:2022-05-28 06:00
投稿日:2022-05-28 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
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高校生の恋愛? 激しすぎる束縛にうんざり
41歳の麻子さん(仮名)は、10歳年上の夫と結婚。麻子さんには婚歴がありますが、過去の結婚で子どもができなかったので、今回も夫婦ふたりでの生活をスタートさせました。
一方、夫のヒロシさんは40代後半まで結婚しなかったいわゆる独身貴族。ちょうど2年ほど前、ヒロシさんが49歳のときに麻子さんとゴールインしました。
「夫とは同棲せずに結婚したのですが、結婚後半年くらいはそんなことなかったのに、だんだんと束縛が激しくなってきて……。
私はもう41歳なのに、まるで高校生の恋愛? って言いたくなるくらい、朝から晩まで私の行動を知りたがるし、交友関係も管理しようとしてきて、ちょっと怖いくらいです。しかも夫は51歳ですよ!? なんで私を束縛したがるのか、意味がわかりません」
自由がない!予定を細かく訊いてくる夫
麻子さんが友人に相談すると「愛されている証拠じゃない?」「年齢差があるから心配なんじゃない?」とあまり真剣に捉えてもらえないそうですが、麻子さん本人は「束縛のせいで、毎日が憂鬱になっているし、夫婦仲もビミョーです……」と語ります。
結婚当初は、自由に友人と出かけられたのに今では「どこで、誰と何時から会って何時に帰宅する予定」かまで夫に伝えないといけないとのこと。
また、麻子さんが家にいる予定の日でも、家で何をするか、買い物などの外出予定があるのかなどを夫から細かく訊かれる生活が続いています。
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