更新日:2022-06-04 06:00
投稿日:2022-06-04 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
バツ1同士の再婚…喧嘩もないのになぜ?
結婚2年目を迎えた優子さん(仮名)は、44歳になったばかり。20代の頃に別の男性と結婚をしていた時期があり、現在の夫とはともにバツイチ同士で再婚をしました。夫のリュウタさん(仮名)は、優子さんより4歳年下。優子さんは前婚で子どもをつくらずリュウタさんは前妻のもとに2人の娘がいます。
「特に夫婦の間に問題があったわけではないと思っているのですが……、先日いきなり夫から『離婚をしたい』と言われて困惑しています。
理由を尋ねても『ごめん。無理だ』としか言ってくれないし、夫から離婚の話を切り出されるまでに、喧嘩らしい喧嘩もしたことはありません」
浮気の事実もなしで謎は深まるばかり
穏やかな結婚生活を送っていると思っていた優子さんにとって、リュウタさんからの離婚の提案は、あまりにも唐突なものだったとのこと。
そして、夫は離婚の意思を告げた翌日、家を一方的に出て行ってしまい、現在は優子さんが暮らす自宅にはほとんど帰ってこないそうです。
「こういうことが起きると、妻が最初に疑うのが、“夫の浮気”じゃないですか。私もそう思ったので、まずは事実を突き止めることが大事だなって思って、探偵に依頼して夫の身辺を調べたんですよ。
だけど浮気らしいことは何もしていなくて、会社と仮住まいのマンスリーマンションを往復するだけの生活を送っているみたいでした。それでますます、なぜ夫がいきなり離婚を望んでいるのかわからなくて、私はとにかく混乱していますし、なぜ夫婦での話し合いとか別居とかそういう段階をすっ飛ばして、いきなり“離婚”という最後通牒のような話になっているのか……、意味がわからないのです」
ラブ 新着一覧
毎月やってくる生理。重さの違いはあれど、憂鬱になったり、体がしんどくなったりして、彼氏とつい喧嘩に発展してしまう人も多...
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
不倫やセフレなど、報われない恋にハマる女性は多いですよね。幸せになれないかもしれないとわかっているのに、微かな希望を信...
「40代で一目惚れしたら、その彼と恋愛や結婚はできるのかな……」。
40代で一目惚れした女性が、その後、順調に恋愛→...
落ち込みやすい彼氏を見ていると、少し頼りなく感じてしまう反面、どうにかしてあげたい気持ちになりますよね。今回は、落ち込...
DVによる事件は、コロナ禍の閉塞感もあって、警察に寄せられた昨年1年間の相談件数は過去最多となっています(警察庁発表)...
新婚の頃は夜の生活を自由に楽しめていても、出産をした途端にセックスレスに陥る話はよく聞きますね。実際に子供が成長してい...
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」
「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」
...
「また、不倫をしてしまった……」。初めての不倫とは違い、2回目の不倫がバレたとなると、ただの謝り方では許されません。「次...
身体を重ね、愛を確かめ合った後に交わすピロートーク。彼からの甘い一言を期待していたのに、がっかりするような発言をされた...
普段からセックスレスの不満をSNSで発信している筆者ですが、自分にも原因があると認識しています。何でもそうですが、相手...
「授かり婚」や「おめでた婚」といわれるようになったのは少し前の話。それまでは「できちゃった婚」と呼ばれるケースが多く、マ...
昔から言われるのが、「女兄弟(女性のきょうだい)がいる男性はモテる説」です。実際に、特別優れた容姿でなくても、多くの女...
40代で婚活中の女性は、できるだけ効率的に出会いから結婚までを進めたいですよね。実は、男性にも(!)「結婚したくなるタ...
パートナーと喜びや悲しみを分かち合い、日々がキラキラと楽しくなる恋愛ですが、依存してしまうと話は別。「彼がいなければ生...